2016年08月24日

サラーム海上「メイハネで中東料理パーティ」

NHKFMに「音楽世界遊覧飛行」という番組がある。
数人のパーソナリティが交代でそれぞれ得意の分野を語り、音楽を紹介するものだ。
そのなかで私たち夫婦が一番楽しみにしているのが、このサラーム海上さん。
落ち着いた静かな彼の語りとエキゾティックな食べものと音楽に、「これはどんな食べものなのかしらね?」「一言も言葉がわからないけど、なんかこの歌いいよね」と言い合いながら聴いている。
そのサラーム海上さんの本をライブラリーで見つけた!

タイトルにある「メイハネ」とはトルコ語で居酒屋のことだそうだ。
サラーム海上さんが初めての海外旅行で訪れたのがモロッコ。次がトルコだった。
人って最初に行った外国に強い印象をもつものだけどサラームさんもきっとそうだったのだろう。
他にもいろんな国々を訪れているが中東にすっかり魅せられ、その味や音楽が彼の日常となった。
音楽評論家、DJ、中東料理研究家として活躍。
彼はレストランやイベントにおいて30人程度の出張料理もひきうけているそうだ。

この本に並ぶ料理のカラフルなこと!
トマト、茄子、インゲン豆、じゃがいも、玉ねぎ、アボカド、ぶどう・・
日本でもたやすく入手できる材料。オリーブオイルを多用するがそれだっていまの日本では普通となっている。
ただハーブやスパイスがちょっと違って、ミントやイタリアンパセリや青唐辛子などがキリリと味を引き締めている。
スパイシーなものもあるがほとんどイタリア料理というか地中海料理っぽい。
私がこの本の料理で気にいったところは、なんといっても料理にパワーが感じられることだ。
チマチマしていない。こねくりまわしてない。変に飾り立ててない。食材が食材としてお皿から香がたちこめているのがわかる。
料理とは野菜や肉の生命を頂くということ。だからパワーがもっとも大切だと私は考えるのだが、サラームさんの料理にはその生命があるんですね。
いいなぁ、こんな料理を食べるときっと元気になれる!

中東を知らない私。
トルコにしか行ったことがない。それも初めてのツアー旅行での10日間。トルコは広大な国だしトルコ語がわからないからツアーにしたのだけど、若かったら個人旅行してたと思う。
決められた食事は不味くはなかったものの、世界三大料理の一つとされるトルコ料理がこんなものではないはずと、食べながら思っていた。
この本を参考に一つずつ作ってみよう。日本流じゃない中東料理が食べられそうだ。
東京でトルコ料理のレストランにも何回か行ったがやはり「こんなもんじゃないんじゃないか」という抑えきれない気持ちがずっとあったのだ。
サラームさんお勧めのCDを手に入れるまで、料理を食べながらアルジェリアの歌手のシェブ・マミの歌を聴くことにしよう。
この本、ライブラリーに返却したら、購入します!

ムスリムではハラルした食材を使う。ハラルとはムスリムの教えに従って処理(修治と日本語ではいうのかな?)すること。
本の後ろにはハラルされた食品やハーブ類が購入できる店が紹介されている。(現在ではネットでも入手可能)。
イタリアンやネパールカレーの他にも、中東料理が我が家の定番お客様料理になる日も近いかも。
ホントにホントに、美味しそうなんですよ、中東料理!

ところで少し意外だったのが本に載っているサラーム海上さんの写真のお顔。
ラジオのソフトなお声から想像するのと違って、すごーくタフそう。
でもまぁ、そりゃそうですよね。中東やアジアなどをメインに旅する人だもの、ヤワなわけないですよね。
これからそのお顔を思い浮かべながら、番組を楽しみましょう。
posted by 北杜の星 at 07:29| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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