2016年09月20日

木村紅美「まっぷたつの先生」

あのぅ、すみません。
これ、半分ほども読めませんでした。
読めないものについてこうして取り上げていいのかどうかわかりませんが、とにかく何が読めて読めなかったのかは私なりにはっきりしておきたい。
これまで大好きな木村紅美だっただけに残念。

正社員と派遣社員の女性二人の小学生の頃と、彼女たちの担任だった女性教師二人が主人公となっている連作短編集。
まったく面白くなくはない。幼いときの言動への悔いもわかるし、教師といっても一人の人間、それなりのそっれぞれの感じ方がある。
でも、なんというんだろ?なんかリアリティがちっとも感じられない。
主人公たちがどうしてもそうしなければならない理由がわからない。

小学生の時のできごとをこんなに引き摺って生きるものなのかというのが、まず疑問。
その時の担任だった先生と今も親交のある人って、そんなにいるもの?
高校生ならわかる。でも小学生ってまだ小さな子ども。生徒である子どもと先生である大人の境界ってあって当たり前だと思う。

・・だんだん退屈になってきて、でも普段めったに本を途中で止めない私が止めたのは、放り投げるほどの駄作だからではないんです。
文字が小さいんですよね。この本の文字が。
なぜふつうの本の大きさにしなかったの?
私の目にはこの字の小ささは苦しすぎた。

だけど本音を言うと、もっともっと面白かったら、字の小さいのを我慢しても読んだと思う。。
木村さん、ごめんなさい。
前作の「夜の隅のアトリエ」から4年、待ちに待っていたのに、本当に悲しいです。
posted by 北杜の星 at 07:49| 山梨 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | カ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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