2017年12月26日

中島宏章「ボクが逆さに生きる理由」

「誤解だらけのこうもり」というのが副頽だが、誤解もなにも、こうもりのことを詳しく知る人はあまりいないと思う。
知らないままにイメージだけは持っていて、しかもそのイメージは決して良いとは言えない。
不吉、不気味、吸血鬼・・ホラー映画に出てくる廃墟のような洋館にじっと逆さになっているこうもり。
とにかく、かわいそうなくらい暗いイメージだ。
私だってこうもりのことは、「あれは飛ぶけど鳥ではなく哺乳類」ということをかろうじて知っているくらいだ。

こうもりのこと、何が知りたい?
そう、まずあの逆さにぶら下がる理由。
逆さにぶら下がるのは、コウモリだけでなく、蜘蛛もそうらしい。理由はどちらも簡単だ。エサを見つけた時に上に登るより下に降りる方がラクではやいからだそう。

顔はネズミに似ているがネズミの仲間ではなく、つきつめると「ウマ」だと書いてあるのには驚いた!
こうもりがウマ?似ても似つかないじゃない・・と興味ある人はこれを読んでください。
こうもりは約1300種もいて、虫や植物を食べたりするものが多いが、吸血こうもりも確かにいるのだそうだ。
こうもりと聞くと「超音波」を思い浮かべるが、こうもりは超音波で周囲の状況を判断していて、そのエリアは約20メートル。時に40メートル先まで感知できるものもいる。
「超音波」というとなにやら特殊の「超能力」みたいな特別なことのようだが、人間には聞きとることのできない高い音域のこと。
それを聴きとれるのはこうもりだけでなく犬とか、他にもたくさん存在する。

こうもりって意外に身近にいるんですね。
都会でもたくさんいるらしい。気をつけて夜空を見れば飛んでいるのがわかるそうだ。
私たち夫婦は15年前まで蓼科の家に週末通っていたのだが、ある日、家に着いてリビングのドアを開けると、何かがさーっと飛んでいた。
その飛びかたはあきらかに鳥とは違う。鳥はバタバタと羽を動かすが、こうもりは「音も無く」という感じでスーッと動く。
飛ぶものはなんでも怖い私はギャーギャー騒いだのだが、夫が窓から逃がしてやっていた。
どうやら暖炉の煙突から入ったようだった。

私、こうもりを食べたことがあるんです。
大昔、インドネシア料理店で出て来た。覚えていないんだけど「不味くて食べられなかった」記憶はない。鶏肉に似ていたのかなぁ。
つい最近、台湾に一緒に行った友人が、とてつもなく大きな乾燥キクラゲをくれた。
とにかく大きくて、水で戻すのも時間がかかるのだが、戻したあのキクラゲ、まるでこうもりのようだった!
大きさといい、色といい、形状といい・・

知るということは理解すること。
理解すれば愛も生れる。
この本ですっかり、こうもりが好きになりました。かわいいヤツですよ。
posted by 北杜の星 at 07:54| 山梨 ☀| Comment(0) | ナ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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