2016年07月19日

和田隆昌「まさ我が家が!?」

災害はいつどこで起きるかわからない。
地震、豪雨、台風、竜巻(昔は竜巻の被害なんてあまりなかったのに)、雹、火災・・
我が身に降りかかったとき誰もが「まさか我が家が」と驚くのではないだろうか。
自然災害の多いこの国に住んでいてさえそうなのだ。
神戸淡路、東日本、そしてつい前の熊本地震が起きてもまだ、何の備えもしようとしない人がいるのは、自分には起こらないとタカをくくっているからではないだろうか。
でも災害は起こるんです。
だからせめて、起きた時の被害を最小限にするための努力をしておきたい。
NPO法人「防災防犯ネットパーク」理事で、災害危機管理アドバイサーの著者が、その心構えや方法を教えてくれるのがこの本。
21項目に分かれていて、天災だけではなく、山で危険動物に遭遇したらとかウィルス感染を防ぐ習慣や海や山のレジャーに潜む危険などについても書いている。

まず第1項目目から驚きがあった。
火災についてなのだが、みなさんはご存知でしたか?
火災原因の第一は、たばこの火の不始末でも天ぷら鍋でもストーブでもないのを。
ナント、「疑い」を含めると、じつに2割の火災が「放火」が原因だそうだ。
そんなに放火って多いのか?
知らなかった。。

放火なら気をつけようがないと思うのは早計で、防ぐ方法はある。
まず家の周囲にゴミなどの燃えやすいものを置かないこと。(ゴミ出しの日を守ろう)。
それと家の周りを明るくすることも大切なようで、放火犯は明るいところを避ける傾向にあるという。
ソーラー・ライトをアプローチや庭に置くのがいいですね。
(ソーラー・ライトはもし停電になったときに、室内に持ってこれるという利点もある)。

異常気象で豪雨や竜巻の被害が増えている。
もう異常ではなくて、これが恒常となってきている。
だからそれらにどう対処すべきか。
竜巻は別として、台風や豪雨は来るのが想定できるので、それに備える時間があるはず。
家廻りの掃除や整理を前もってしておくと、風で飛ばされる被害が防げる。
むやみに外に出ないことも大切だろう。排水口に落ちたり田んぼの見回りをしていて河に流されたりする事故があるが、南の離島など、台風の襲来が多い地方のほうが人的被害が少ないのは、彼らが慣れていて、何をすべきかしてはいけないかをよく知っているからだ。

地震は突然やって来て避けようがないが、せめて寝室に重い家具を置かないことや、家具が倒れないような配慮をすれば、家具での圧死は免れると思う。
防災グッズの準備を常にしておくのも大切。
もっともこんなことは誰もが知っていること。でもまだまだしていない人もいることだろう。
1981年以前に建てられた木造家屋には、自治体の補助をうけて耐震補強工事をすることを考えたほうがいいという。

災害が起きた時に、「近所に最低3人の助け合う、友人知人を作ろう」とこの本にあるが、本当にその通りだと思う。
posted by 北杜の星 at 07:21| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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