2016年09月08日

島田雅彦「筋金入りののヘタレになれ」

相性の悪い島田雅彦のこの本を読んだのは、タイトルに惹かれたから。
なにせヘタレでは年季の入った私、「筋金入りい」とはどんなヘタレかが気にかかる。

でもこの本、ヒドイ本だったなぁ。ますます私と島田雅彦の距離が大きくなった。
軽く読めるにもほどがある。
島田もヘタレなら編集者もヘタレなんでしょうね。
それもヘタレ具合が、どうにも私の気に入らないんだよなぁ。
本物のヘタレはそんなに高みからモノ申さないんじゃないか。エラソーにするな!と言いたい。

まぁ賛同できるのは彼の言うように、世の中が寛容でなくなったことだ。
政治家の失言も、東京都議会委での「産めないのか」のセクハラ・やじのような許せないものもあるけれど、昔なら苦笑でおわったものだってある。
罪を犯したならわかるけど、不倫しただけでどうしてあれほどのバッシングを受けなきゃいかないのか?
不倫を怒こるのが妻や夫やその子どもならわかる。でも赤の他人が鬼の首を取ったように非難するのはヘンだと思う。
つい最近では強姦罪で逮捕された男優はその罪をしっかり償うべきで、どれほどバッシングされてもいいが、母親の会見が必要だろうか?
ましてやマスコミがその母親に、息子の性癖を問うなどなんの意味があるというのか?
笑っちゃうよね。
だって、自分の性癖を母親に話す息子なんているわけないでしょ。そんなこと、いちばん隠したいものでしょ。

私はテレビをほとんど見ないので、最近の俳優や歌手やタレントの名前も顔も知らないのだが、つくづく気の毒だと思う。
人気があって成功していればいるほど、何か不始末を起こした時の反動が強くなって、みんなして叩く風潮になっている。
それってなんなんだろ?結局は嫉妬心からでたものなのか?
そういうことに付和雷同するのだけはご免蒙りたい。

島田さんも、女子大生と大学教授のあれやこれやを考える暇があったら、新しい小説の構想でも練ってください。
そして無駄遣いじゃなかったと思える本を読ませてください。(私はライブラリーで借りたからよかったようなもの、これをお金を出して買った人がいるとは、、)。

posted by 北杜の星 at 07:39| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。