2016年11月22日

リタ・ポーレ「1週間でごっそり捨てる技術」

「捨てる」本をこれまで何冊読んだだろうか?
もしこれらの本を買っていたとしたらそれだけで本棚にかなりの冊数が並ぶに違いない。
でも私はライブラリーから借りているので大丈夫。モノは増えない。

これまでは日本人の主婦やミニマリストたちの「捨てる」本だったが、今回はドイツ人出インテリア・デザイナーが書いたもの。
日本と外国では「捨てる」技術の差があるのかどうか?
ドイツの家なら不要なモノはあまりないような気がするし、家の中はきちんと整理整頓され清潔だと思うのだけど、どうやらそうでもないらしい。
マテリアル・ワールドはそれこそワールドワイド。
どこの国も同じみた。

「捨てる」ためにはまず「捨てる決意」が必要だが、それだけでは捨てられないんですね。
やはりそこには捨てるための技術が必要のようだ。
・何かを家に持ち込んだら、何かを捨てる。
・毎日、何かを捨てる。
・何かを買おうとうするときには、これが本当に必要かどうか考える。
・自分とパートナーのテリトリーを明確に分けておく。(自分のモノは捨てても、ひとのモノは捨ててはいけないとあるが、うーん、でもね、ひとのモノってすごーく邪魔なんですよね。「これ本当に要るのかしらん?というものだらけで目につくんですよね。

著者はモノだけを捨てよというのではない。
「ひと」をも捨てようと提案するのだ。
たしかに、疎遠になった友人っている。そんな人にも年賀状は出したりとかするけど、そういう関係をばっさり切り捨てようと言うのだ。
これはある意味正しいと思う。
もうアドレス帳から名前や住所を消していい人って、案外たくさんいるよね。
きっと向こうだって同じようにおもっているはず。

こういう本を何冊も読んだおかげで、今年の私たち夫婦はドンドンとモノを減らすことができている。
洋書の建築やインテリア雑誌は買った時はすごく高くても、古本屋に持って行ってもたいした額にはならない。けれど一冊一冊とばらばらに友人に持って帰ってもらうのではいつまでたってもなくならない。
それで、ある建築関係の事務所に数十冊のそれらの本をすべてプレゼントしたのだ。
その事務所にとってはお洒落な「飾り」となったし、スタッフが時間のある時にパラパラと見れば、お勉強にもなる。

結婚したばかりの若い知人に、お鍋を貰ってほしいと言ったら、とても喜んでくれたので、柳宗理デザインのパスタ鍋と、amwayのステンレス5層の大鍋と小鍋を差し上げた。
台所の鍋ラックにスペースができて、他の鍋がずいぶん取り出しやすくなってうれしい。
圧力鍋も二つあって、どちらか片方処分したいのだが、一つは玄米専用、一つは豆や煮込み用と用途が分かれているので、処分はむつかしいかも。。

それから衣類も春からこの秋の衣替えで、衣装箱4つを処分した。もちろん衣装箱に入っていた4箱分の服も処分。
同じようなパンツを何本も持つ必要はないと割り切ったし、一年に一度くらいしか着ないものも捨てた。下着もそう何組もいらないので、最小限を残して捨てた。
夫もどんどん捨ててくれたので、ワードローブはかなり減って大満足。
あとは着物だが、これも数年の内には5枚と帯5本を残してて、友人にもらってもらうつもりでいる。

問題は食器だ。骨董の食器がかなりある。
捨てるには高価すぎる。かといって骨董屋に持ち込むのも面倒くさいしなぁ。欲しくて使ってくれる友人に差し上げたいと考えている。
絵画もあるなぁ。この行き先が一番悩ましい。

この本の訳者である畔上司氏もこれを読んでCDとか捨てたと、あとがきに書いてあった。
そうするとスペースがきれいになったばかりでなく、「私自身の心からも『お荷物』が減ったのだ」そうだ。
リタ・ポーレ三はインテリア・デザイナーとして外部空間(建物や部屋など)だけでなく、内部空間(精神世界)の両方を専門としている人だそうで、モノを減らすことが、「気」を良くし、その場のエネルギーを強めると書いている。
まだ完全にそれを実感できているわけではないけれど、気分は悪くないし、なんだかモノが少なくって部屋にスペースができるのは、爽やかな感じがする。

オランダのアーユルヴェーダ大学で研修をした知人が面白いことを言っていた。
アーユルヴェーダーにおいては体質をヴァータ、ピッタ、カファに三分別されるが、モノを貯め込む傾向の人は太りやすく、その体質を矯正するためには、モノを捨てさせることがあるそうだ。

うーん、まだまだ捨てるぞぉ!
posted by 北杜の星 at 08:08| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ラ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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