2017年06月10日

ハッチの週間身辺雑記

九州の梅雨入りが発表されましたが、ここ八ヶ岳南麓でも雨模様の日が多くなりました。
さいわいなことに、ここではムシムシすることがほとんどないので、不快指数は低いものの、やはり毎日雨雲を見て暮らすのは心理的に鬱陶しいです。

イスラムのラマダンの最中ですね。
なぜ私がそれを気にするかというと、私が一年ほど前に知り合った女性とその夫君がムスリムだからなのです。
現在は世界中でテロが起こり、普通のムスリムの人たちがどんなに心を痛めていることか。
どの宗教にも原理主義者はいます。でもそれはごくごく一部の人間。それをムスリム全体と考える、例えばあのアメリカの大統領のようなわけのわからないことを言う人間がいることで、世の中の一般の人たちがムスリムを誤解してしまっています。

という私も、ほとんどムスリムのことを知りません。
ラマダンのことだって「お日さまの出ている時は何も飲食してはいけない」ということだけを知っていた程度。
そのラマダンは毎年、10日ずつずれるんですって。
それは世界各地に存在するムスリムの人たちが公平にラマダンの期間を過ごすためだそうで、時期がずれなければ、毎年長い時間を食事できない国の人がいることになったり、いろいろ不公平が生じるからだと言います。
真夏の暑いなか、毎年水が飲めないのはツライですよね。
絶対すべての人に断食が義務付けられているのではなくて、病気や妊娠中のひと、幼い子どもたち、それに生理中の女性も食べてもいいそうです。

でもラマダンの本当の目的は断食にあるのではない、というのを初めて彼女から聞いて、これはすごい宗教だなと感服しました。
それは、食を絶つそもそもの目的は浄化することで、、要するにデトックスなんです。
だから体を浄化するために食を絶つ。それだけではなく心のデトックスも同時にする。むしろこっちが目的で、ラマダンの期間には、人の悪くしhを言ったり、悪い想念をもったりしてはいけないと固く戒められているそうです。
・・などなど、知れば知るほどムスリムの本当の教義に心打たれています。

週はじめの日曜日は、視覚障害者のための料理教室があって参加してきました。
料理の前に、食品の保存方法など、じっさいの視覚障害を持つ女性たちの経験トークがあり、みんなそれぞれ工夫をして家族のために料理をしていらっしゃることがわかりました。
そのなかのお一人のSさんは私の点字の文通仲間。お会いするのは初めてでしたが、想像通り聡明で独立心の強い女性でした。(なにしろ下のお子さんが幼稚園に通っていた頃は、目が見えないなかPTA会長をされていたほど)。
彼女のような人にとっては障害があるなしに関わらず、人生をポジティヴに生きられるのだと思いますが、障害をもつ人たちがみなそういうわけではない。
家から出ることなく、PCやスマホなどの機器の使用を知らずに引きこもって暮らす人だったいるのです。行政から受けられるサービスの知識すらない。
都会ではまだ情報交換が頻繁に行われますが、地方においては孤立している人がまだたくさんいます。
そんな人たちが少しでも社会とコミュニケートしながら積極的に活動してほしいものです。

私は時間がなかったので料理教習には参加できなかったのが残念でしたが、一つだけ料理をしていて不便なことがあったので、それを質問したら、料理研究家の先生がいいことを教えてくださいました。
炊飯器の水加減がどうも見えにくくて、どこまで水を入れていいのかわからなかったのです。
「米1合を米専用の180ccカップで測り、米を洗い笊で水切りしたら、水は200ccの計量カップ1杯。これが基本。つまり米の1.2倍の水を入れるということ。
二つの軽量カップを使って水加減するのです。
これなら見えなくても簡単。早速実行してみると、ホント、美味しく炊けました!
こんな簡単なことに気付かなかった私って、マヌケですけど。。

水曜日は東京へ。
3人の友人たちと会う予定だったのが、なかの一人の都合が悪くなってキャンセルとなっていたのですが、夫が東京に行く用ができたので私も便乗させてもらい一緒に出かけました。
4月にずっとお世話になっていた公認会計士さんが1年の闘病の果てにお亡くなりになり、極小事務所とはいえ、今後をどうするかということに。
ラッキーなことに新しく面倒を見てくれる税理士さんがすぐ近くに見つかって、顔合わせをするための東京行き。
決算月が近づいて、「もう、事務所は畳もう」ということになるのかと思ったら、ナント、「あと1、2年ほどお願いします」と言うことになって、私は少々驚いています。
まだ仕事、するんだぁ。。
まぁ、畳むのはいつでも簡単に畳めるので、その時はその時ですけど大丈夫か?
公認会計士さんより税理士さんの方が月々の顧問料が安いんですね。経費が少しでも少なくなるのは大歓迎。

久しぶりの夫と二人の東京なので、西新宿の超高層ホテルで、お鮨のランチをしました。
東京へ行きたがらない夫なので、今はほとんどそのレスランに行かなくなったのに、マネージャーさんがわざわざ挨拶にテーブルに来られて恐縮しましたが、ああいうサービス業の人ってすごいですね。ちゃんと顔と名前を覚えているのです。もっとも数年前までは毎日のように彼はそのホテルで食事をしていたのですが。
美味しい魚でした。
田舎のばあさん化している私には、ホテルの地下駐車場を出てすぐ見える西新宿の超高層ビル群を「ウワァー」と言いながら眺めました。オノボリさん丸出し。
往復4時間、滞在2時間の東京でしたが、列車で行って友人と会うくのとはまた別の新鮮さ。ときにはこういう場をと、二人で話しあった次第です。

楽しいひとときを過ごしてこちらに帰ると、やはりホットとします。緑がいっぱい、空が広くて爽やか。
それに我が家は花盛り。いろんなバラが咲き乱れています。
こんないいところを、でも、引っ越す人もいます。
お隣の山荘の方です。2年前に東欧を旅行中にご主人が突然お亡くなりになり、子どものいない奥さんだけではここを管理できなくなって、大好きだといつも仰っていたここを手放す決心をされたのです。
売るよう依頼した不動産屋が、眺望を確保するために我が家との境界にある木を伐り始めました。
南アルプスが眼前で、しかも前に電線など遮るものがないのですが、20年近くなると木々の生長が激しく、山が見えにくくなってしまっているのです。
とにかく「眺望が売り」ですから、木を伐るのは止むをえません。
ただ、素晴らしい花をつける山桜だけは何とか伐らないでと嘆願して、それは残してもらうことになったので安心しました。

その木の伐採。おじさんがたった一人で行っているんです。それももう70歳近い小柄なおじさん。
ものすごく高い水ナラの木にハシゴを二つかけ、その一つのハシゴを自分が登る高さまで引っ張り上げて木にくくりつけ、片手でチェーンソーを持って枝をはらい、最後に少しずつ幹を落としていくのです。
命綱をつけているとはいえ、すごいテクニック。(その命綱も「それでいいの?」というくらい簡便なもの。夫は「何かあったら、すぐに救急hさ呼ぶから安心して」と慰めにもならないことをおじさんに言ってましたけど)。
これまで大きな木の伐採にはクレーン車に乗った人が木を伐り、それを下に居る人が始末しながら。。という手順で、3人くらいが必要でしたが、それでも「スゴーイ」と見ていたのですが、このおじさん、スゴイなんてもんじゃない。まるでアクロバットです。
夫はすぐにそのおじさんの名前と電話番号を貰っていました。来年には我が家もお願いするためでしょう。
裏の山荘のSさんも同じことを頼んだと言うから、誰もがあのおじさんの仕事ぶりに感動したんですね。
それに重機を使わず人員も少ないのだから、伐採費用は多分安いと思いますが、それよりもなによりも、あの木に登ったおじさんの姿の神々しさをまた見たいです!
どんなジャンルにも「達人」はいるんですね。

そんなこんなの一週間でした。
posted by 北杜の星 at 07:59| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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