2017年10月21日

ハッチの週間身辺雑記 台湾旅行記bP

正確にいえば今週ではなく先週のことなのですが、今回は台湾旅行記です。

前後東京の友人宅に泊らせてもらい、11日から15日まで4泊5日で、初めて台湾に行ってきました。
私はバンコック、香港とアジアは3回目。夫はまったく初めてのアジア旅行です。
心配が嘘のように、彼も楽しんでいました。

着いた日以外はずっと雨。日本もその間は雨だったようですね。台東では土砂崩れなどの被害があったようです。
30分も飛行機が早く到着したので、10時半にはもう台北に。ホテルに荷物を預けてさっそく街歩きに出発。
夫が調べておいた「牛肉麺」を食べに行きました。昼前だというのにかなりの客足。
牛肉麺を食べるつもりだったけど、ふと隣の女性を見ると、なにやら汁なしのジャージャー麺のようなのを食べている。
暑かったので私もそれにしようと、彼女に「それ何?」と訊ねると、メニューを指差してくれたので、それを注文。
彼女はこれでもかというくらい混ぜていたけど、私は混ぜるのが下手で、どうも彼女の丼のようには茶色にならない。最後の方にかなりの肉が残って口惜しい。
彼女だけでなくジャージャー麺を食べている人はスープも一緒に食べてましたが、あれが正式?の食べ方なのかな。たしかにジャージャー麺を食べているとスープが欲しくなる。

それから地下鉄の中山駅で、パスものような「悠々カード」を購入して、ベタな観光地ですが、パワースポットの龍山寺へ。瀧があって気持ち良いお寺、さしずめ浅草の浅草寺という感じかな?
おみくじを引くにも資格が必要なようで、二つの板を投げてその向きが正しければ引けるとか。私たちは誰もNGでした。
それから周囲の市場をそぞろ歩き。台湾は市場が多い。

歩いていると突然、私の足がツリました!こんなふうにツッタのは初めてで、泣くほど痛かった。
その前日に東京で歩きに歩いたので、筋肉疲労していたのかもしれません。
困っていると、これも突然、目の前に「足裏マッサージ屋」が!
さっそくお願いすることにしましたが、どこを揉まれても痛いことったら、これも泣きたいほど。
「痛い」「痛い」と言うのだけど、寡黙なマッサージのおじさんは「いいから、俺にまかせておけ」という顔で、取り合ってくれません。
地獄の30分でした。
(足裏マッサージ自体は柔らかい揉み方です)。

ホテルに帰ってチェックイン。部屋は2段階グレードアップしてくれて、プレミアム・ツインとなっていました。
これはラッキー。
もともとロイヤル日航台北にしたのは、利用できるクーポン券がちょうど4泊分あったからで、普段なら私た夫婦はこうした日本のホテルは利用しない主義です。
でも今回は部屋のことだけでなく、助かりました。
なにしろ漢字でだいたいの意味はわかるものの(わかった気になっているだけかも)、発音はまったくできない。レストランの予約は英語や日本語が通じないところもある。
なのでフロントで日本語が通じるのは本当に便利でした。
足がツルのに効く漢方の先生を友人がフロントから訊いてくれて、教えてもらったのもありがたかったです。(翌日からはどんなに歩いても大丈夫だったので、結局罹りませんでしたが)。
こういうのに慣れたら、ラクな旅行に走ってしまいそうで怖いですが。
夕食は名物の小籠包が評判の店に。蟹みそ入りとか試したけど、プレーンなのが一番美味しかった。

次の朝は東門市場を探検。
夫が市場のなかで見つけた食堂で朝ごはん。
米粉をまるで米飯のようにして、おかずと食べるんです。だから米粉は汁ものだけど味がついてない。
おかずは青菜炒め、豚の腸の茹でたのに辛いソースをかけたものなど。なかなかに台湾っぽい朝食です。
食べていると食堂の看板おばあさんがテーブルにやって来て、うれしそうに日本語でいろいろ話しかけます。
今年86歳で、日本が大好きとのこと。幼い頃は日本に占領されていた台湾ですから、日本語がまだ話せるんですね。
「毎週月曜日にこの市場が休みの時は、年寄り連中が集まって昔の日本の歌を歌うのよ」と言っていました。
中国や朝鮮半島での日本軍と違って台湾では、人々を大切にしたのでしょう。今でもそんな日本時代を懐かしがってくれる人が多いみたいです。
笑顔がとてもカワイイおばあちゃんでした。いつまでも元気でいてください。

それから友人夫婦お勧めのある食べものをゲットするために、台北駅へ。
駅から歩くこと数分。
そこには「胡椒餅」なるものを売っている店がありました。
胡椒餅というのは台湾のファーストフードで、長野県の「おやき」に近いのかなぁ。でも中身は全然違います。
胡椒がたっぷりな豚肉のシチューのような餡が皮に包まれた焼いてあるもので、熱々の熱々。売り場のおじさんが「熱いよ」と日本語で注意してくれました。
ホテルに帰ってもまだ熱々を保っていました。
その日のお昼はこの胡椒餅だけだったけど、大満足。
この200円の胡椒餅、台湾旅行でもっとも美味しかった食べもので、その後ももう一度買いに行ったほど夫も私も気に入りました。
歳をとったせいか、最近ではイタリアに行っても、豪華なレストランの料理よりも、市場や町はずれの屋台車で売っている豚の丸焼き肉を挟んだポルケッタと呼ばれるサンドイッチのようなものがうれしくなったし、広島だとやはりお好み焼きとか、ごく普通にその土地の人が食べているものがいいですね。
そうした料理が続くのには理由があって、美味しく安いから。そういうのってうれしいです。

その夜は典型的な台湾料理を出す店へ。
(小籠包は台湾にゴマンとありますが、実は台湾朗利ではなく上海料理だとか)。
八角などのスパイスをまったく使わずに作った豚の角煮は、脂っぽくなくあっさりして絶妙な味。
しじみ醤油はチマチマと食べなきゃいけないけど、面白い味でした。
細かい切り干し大根の卵焼きは家でも作れそうに見えるけど、あんなに外はカリっと内はしっとりにはできそうもない。
夫が食べたいと言っていた蟹おこわは期待どおりの味でした。またいつか食べたい。
このレストラン、平日だというのにすごい盛況ぶり。どのテーブルもたくさんの品を注文し、賑やかに食べていました。
台湾の人というか中国系の人って、本当に食べることが大好きなんですね。
彼らの食べる時の顔の幸せそうなこと!

でも食べている時だけではないのかもしれません。
台湾の人はとても穏やかで優しいんです。どの店の人もタクシーの運転手さんたちも、道ですれちがう人たちや地下鉄で乗り合わせた人たちも、ギスギスしたところがないんです。
街にはゴミが落ちていない。一見古くて小汚く見える市場だって、どこにもゴミは落ちていないのです。
夜、暗い道を歩いても恐怖を感じない治安の良さも、観光客にはありがたいことです。

そしてなによりも感動したのは、若いひとたちが生命力に溢れて、活き活きしていること。
あの若さの輝きは残念ながら日本では感じられないことでした。
25年くらい前の日本の若者もあんな顔をしていたはずなのにと思うと、今の日本の現状について考えないわけにはいきませんでした。
元気なのに、傲慢ではないんです。とにかくみんな優しい。
台湾の料理はどれも薄く優しい味ですが、ああした食べものを食べているから、あんなに優しくなれるのかなぁと、夫と話したのでした。
日本って、悲しいけれど今や「陽沈む国」となってしまったのでしょうね。
若さの輝きもなければ老いの賢さもない。。そんな印象を台湾で感じました。

私たちを誘ってくれたMさん夫婦は50代前半。
毎年この時期に台湾に行っています。
というのも台中にはMさんの母方のお祖父さんの銅像が経っていて、お祖父さんに関連するイベントが催されているるからです。
日本の統治時代にそのお祖父さんは農業のための用水路を建設した技師として、今も台中の人々から尊敬され感謝されているそうです。
だから今年もMさんの親戚一同が台中に集まり、台中市長を表敬訪問、イベントに参加、夜は宴会に出席。
来年はお祖父さんの記念館が建てられる運びとなっているそうで、来年は台中で花博と相まって、さそ盛大なイベントとなるのではないでしょうか。

3日目からはMさんたちは台中へ。
その間、私たちは別行動となります。雨のなか、まだまだ街歩きは続きます。

posted by 北杜の星 at 08:10| 山梨 ☁| Comment(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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