2017年10月22日

ハッチの週間身辺雑記 台湾旅行記2

さて、台湾滞在3日目。
友人のMさんたちは台中へ。
本来の私たちの予定は九分見学だったのですが、雨のため予定変更。台北市内を歩くことに。
私たちはヨーロッパに行っても、一つの街に長く滞在することが多いので、これはあまり残念なことでありませんが、雨、なんとかならない?って感じです。

まず友人夫婦との朝食をホテルの近所のカフェで。
前日は台湾市場での台湾朝食でしたが、ふだんから朝はたくさん食べない習慣だし、やはり普通のパンとコーヒーがいいねということで、最近台湾でも流行のちょっとお洒落なカフェに行くことに。
ここも夫が調べていたところで、朝7時からオープン。ほとんど満席状態。
どちらかというと「業界風」の若い人たちが朝食してました。
パン・ド・ミのトーストのセットを注文、ポテトサラダが美味しかった。

台北駅で彼らと別れ、これまた夫が下調べしていた「炭火焼のサンドイッチ」の店へ。
この店は池澤夏樹の前の奥さんとの間のお嬢さんの池澤春菜さんの台湾案内本で見つけていたところ。
春菜さんはなんとこれまで40回も台湾に行ったことがあるという熱烈台湾ファン。ディープなところから新しい若者名所までたくさん紹介しています。
この本をMさんの奥さんのKさんからお借りしていたのです。
地下鉄の悠々カードをチャージし、その駅に着いたものの、場所がよくわからない。
通りすがりの青年に訊ねるとちょっと困惑顔。やがて決心したように「僕が店まで案内します!」ということに。
遠くはないけど説明しにくい場所だったんですね。雨の中、店先まで連れて行ってくれました。感謝でした。
サンドイッチの味はそう感激するものではなかったけれど、それを作る女性の働きぶりには大感動。
炭火の上に食パンを置き、ベーコンを置き、横のフライパンで卵を焼いて、野菜を用意・・その間、並んだ客の注文を聞いたり炭火のチェックをしたり。
スゴイ手際の良さでした。
この店のある通りには、食べもの屋さんが並び、若い人たちがいっぱい。近くに大学でもあるでしょうか。
また地下鉄でホテルへ戻りました。
台湾はタクシーがとても安くて、運転手さんもみんな親切。雨なのでタクシー利用してもよかったのですが、悠々カードをチャージしたので、使わなくっちゃと地下鉄に乗りました。
台湾の地下鉄は東京のより広く、明るく、清潔。東京ほど混雑していないので快適です。そのうえわかりやすい。

昼寝をして、夕方からいよいよ「士林」の夜市へ向かいました。
ここはかなりディープな夜市で、なかでも「士林市場」は観光客必見です。
1階は日本でも昔の遊園地にあった射撃があったり、どこか懐かしい感じ。占いも並んでいます。
エスカレーターで地下に行くと、そこはぜーんぶ食堂。それも典型的な屋台料理。いったい何軒の店があるのか?
客がいっぱいの店があるかと思うと、ガラガラの店も。誰だってガラガラの店には入りたくないから、そこはずーっとガラガラのまま。
若い女性が一人でチャーハンを食べていたり、ごく普通の台湾の人たちの食事処なのでしょう。
なんだか気圧されて、食欲がわかず、何も食べないで帰りました。

夕食はホテルの前のちょっと高級な上海料理店へ。
焼きそば、それも上海焼きそばが大好きな私のリクエストです。夫は炊きこみご飯を注文。
それに蒸しギョーザと青菜炒め。
焼きそばとご飯は土鍋でやってきましたが、これがとてもとても美味しかった!とくに炊きこみご飯は絶品でした。
ここは高級だけあって、アメリカ人が接待に使っていました。

4日目、今日も雨。でも雨にも慣れた。
現代美術館で、新しい感覚のアートに接したいと行ってみました。
(台湾ならなんで「故宮博物館」に行かないのか?と思われるかもしれませんが、私の視力では展示物を見ることができないのと、博物館があまり好きではないからです。博物館ってあまり「いい気」が流れていなくて、どうかすると気が滅入ることがあるし、文物が多すぎてひどく疲れるのです。)
美術館は歴史的建物。内容はまぁまぁ。ビジュアル・アートが多かったです。
この美術館では入場券の代わりに手の甲にペタッとハンコを押してくれるんです。経費節約なのか?
それが1日中消えずに、なんだか囚人になった気分。

そこからまた地下鉄で、今度は市立美術館へ。雨なのでなるべく建物の中にいようという魂胆だったのですが、なんと1週間の臨時休館中、
駅からかなり歩いたというのに残念でした。
だけど途中にフェアをやっていて、オーガニックの食品などを売っていました。これがけっこうな値段。コーヒー豆150gくらいで2千円もするんですよ。
シンプルで素敵な雑貨屋さんがあったけど、これも閉まっていました。面白そうな帚があって買いたかったなぁ。私が台湾で自分のために買いたかった唯一のものでした。

いろいろ夕食の場所を調べはしたものの、雨のため近場でということでホテルから5分の三越の9Fの伝統的台湾料理の支店へ。
土曜日だったせいか、みんな予約客ばかり。しばらく待っていると「すぐ、1時間で食べるならOK」と言われ(たのだと思います)、席に案内してもらえました。
広い店内は満席状態。日本人は私たちだけ。隣のテーブルの家族連れはちょっと変な献立で食べてましたよ。
白いご飯、蟹おこわ、チャーハン・・ご飯ものがこんなにたくさんあっていいの?という感じでしたが、おかずも次から次に来るわ来るわ。。どんだけ食べるんだというくらい注文してました。
他のテーブルでも食べきれないほどの皿が並んで、私たちのように炒麺と青菜と肉料理一品とスープだけという人はいません。
45分で食べ終えました。
ホテルに戻るとMさんたちが台中から帰っていて、いっとき話を聞きました。

さて最後の日、今日も雨ですが前日や前々日ほどの降りではないみたいで、カフェで朝食後チェックアウトして、空港のロッカーに荷物を預け、空港近くの「豊錦町」というその名のとおりとても美しい街並みの住宅街を散歩。
ここは最近、お洒落なカフェや家具店や洋服のお店がオープンしつつあるところらしく、まるでヨーロッパのテラスハウスのような建物が並んでいます。
そのなかのこれもセンスの良いカフェで軽い昼食。夫の頼んだローストビーフのクロワッサンサンドがモダンな味でした。
(サンドイッチなんてどこでも食べられるじゃないかと思うかもしれませんが、こうした日本でも普通にある食べものが微妙に違うのを知って楽しむのも、旅の面白さです。パン一つとってもなーんか日本とは違うんですよね。ローストビーフも全然違ってた)。
ここなら住んでもいいなと思ったほど気に入った「豊錦街」でした。緑があってシックで落ち着いています。それでいてやはり台湾。

松山空港のサイズっていいですね。大き過ぎなくて静か。
人間が心地よいサイズってあるんですよね。そういう意味では台北の中心地での建物の高さはほぼ揃っていて、スカイラインがごちゃごちゃしてません。
機内アナウンスで、雨雲の影響で揺れるかもと言われて心配したけど、揺れることなく無事羽田に到着。
(日本航空の機内食、台湾の薄味に慣れたせいか、ものすごく濃く感じました)。
車が空港に隣接した駐車場に停めてあったので、雨に濡れることなく千駄ヶ谷のMさんのマンションに帰りつきました。

台湾の印象をひと言で言うならば、「穏やか、優しい、上品」というものかな?
それでいてやっぱりアジアで、例えば高級ブランド店の隣にダサイ衣料品店があったちと、アジアの混沌もしっかり残っていて面白かったです。
なにより若い人たちが素敵でした。
東山彰の「流」を読むと、穏やかな台湾人ばかりではないようですが。。
Kさんにこの本を紹介すると、是非読むと言っていました。

そうそう、夫が台北で気に行った面がありました。
それはみんなの運転のしかた。
彼に言わせれば、「台湾ってイタリア人に似た運転するね」ということです。
なるほど、巡行速度は日本より時速20キロは速い、ちょっと遅い車は左からも右からも追い抜く、バイクだって同じ走り、女性も同じ運転・・
たしかに台湾の人たちは日本人より運転上手でしたね。
Kさんはこれまで台湾タクシーの運転手の運転が怖かったそうですが、夫の説明を聞いて「これからは不安に思わないですむわ」と安心してました。

楽しく元気で帰って来れました。
Mさんたちには本当にお世話になって、感謝でいっぱいです。
また夫が「台湾へ行こうか」と言ってくれるといいけど、まぁ、私だけ友達と行けばいいんだしね、と思っています。

台湾、もう何度も行った友人もいます。
未経験の方、どうぞ一度訪れてみてください。いいところですよ。あれほど雨に祟られた私がそれでも薦めるのだから、絶対です!!
犬は繋がれないで仲良く2匹、散歩してたの見たけど、猫は1匹も見なかったなぁ。
台湾って、いかにも猫がいそうだったんだけど。
まぁ、都会の真ん中に居たから、見なかっただけかもしれません。

posted by 北杜の星 at 08:31| 山梨 ☔| Comment(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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