2017年11月20日

上田淳子「フランス人の好きな三種の軽い煮込み」

フランス料理の用語はたくさんあって、同じような行為でも言葉が違う。
例えばソテーとポワロがどう違うかなんて、私には説明できない。
でもソテーとは、肉や魚などの食材を鍋やフライパンで焼きつけることだと思っていた。
だけど、それ、間違いいみたい。
この本の著者は長くフランス料理に携わってきた人だが、ソテーとは「焼きつけて、軽く煮込む料理」のことなのだそうだ。
えーっ、そうなの?!

この本に載っている料理のなんと美味しそうなこと。
フランス料理といってもデコラティヴなものではない。実質的などちらかといえばアースカラーの料理ばかり。
でも普通のフランj人がいつも星つきレストランで食事をしているわけがない。それでなくても共働き家庭の多いフランス、いつもはもっと簡単な食事をしているにちがいない。
ここにはそういう普段のフランス家庭の料理が紹介されている。
仕事から夕方帰ってパパッと作れ、毎日でも食べたい料理。私、そういうのがフランス料理に限らず好きです。

この本、我が家にとってはすごく画期的だったのだ。
というのは、この本をちらりと横目で見た夫が俄然、作ってみようと思ったみたいで、「豚肩ロース塊肉ある?」と聞いてきた。
「ないよ、そんんなの」
「じゃぁ、肩ローススライスは?」
「それも、ない」
「鶏ももと玉ねぎは?」
それなら、あるよ。ニンニクも白ワインもある」。

夫がやる気マンマンでその日のうちに作ったのが、鶏と玉ねぎの軽い煮込み。
これ、滅茶苦茶美味しかったんですよ。
すっかり気を良くした彼は、すぐに白いんげん豆とソーセージの煮込みに挑戦。これは想像通りの味だったがこれも合格。
彼曰く「やっと、作りたいと思う料理が見つかった」と。
なんだ、長く住んだイタリアの料理ではなく、フランス料理なの?

レシピはどれもほとんど同じ。
水の量が多いと「スープ」に、牛乳や生クリームを入れると「フリカッセ」になる。
まず肉や魚を焼きつけて、一度取り出し、鍋の油をさっと拭き取ったら、香味野菜を加えて炒め、そこに水とワインを入れて、ほんの10分ほど煮込む。
これだけ。
材料の下ごしらえから出来上がりまで約30分。
まぁ、夫でも作れるレシピで、その上美味とくれば言うことなし。

この本最初はライブラリーで借りたのだけど、夫が「是非買って家に置いておきたい」とのことで、早速amazonで注文した。
私が見ようと思ったけれど、これは彼に任せた方がいいみたいですね。
これからいろいろと試すつもりでいるみたい。あとは料理はバリエーションということが理解できれば、いろいろな材料を楽しめるはず。
寒くなる季節にぴったりの「ソテー」、、うれしい。

posted by 北杜の星 at 07:19| 山梨 ☀| Comment(0) | ア行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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