2017年11月28日

八ヶ岳デイズ(13)「パンがある生活」

「八ヶ岳デイズ」はここ八ヶ岳周辺の地域情報誌。信州の「kura」の向こうを張って編集されていて、これまでは「うーん、kuraには負けるよな」と思っていたけれど、いえいえ、このところなかかの健闘ぶり。レイアウトも美しくなっている。
今回の特集は「作って、買って、食べて幸せ パンのある生活」というもの。パン大好き夫が見逃すはずがない。

最近は小麦除去とか騒がれて、パンやうどんが敬遠される。糖質ダイエットも加わって「炭水化物:」が敵視されている。
でも、パンを焼くあの香りには思わず引き込まれてしまう。
ここ八ヶ岳南麓はパンの激戦区として名高い。そのほとんどが都会からやって来て開店したものだ。
今でもたくさんのパン屋さんがあるというのに、続々開店しているので、どこの何を買うべきか迷ってしまうほどだ。
フランスパンなら「I」、カンパーニュなら「P」、ライ麦パンなら・・と種類によって決めているもの、つい最近この6月にオープンしたばかりの店を見つけてしまったので、悩みが増えた。

日本にパンが根付いたのは、戦後の給食が始まりだ。あのコッペパン、不味かったよなぁ。ほとんど残していた。
画期的だったのが、もう50年前の青山の「ドンク」のバケットだった。
それまでも神戸にドイツパンの「フロインドリーブ」などはあったものの、本格的な欧州パンはドンクlから拡がった。
それから同じ青山に「アンデルセン」ができ、今では当たり前となった「トレイとトング」のセルフ買いの店として知られるようになった。
白いふわふわのパンではない、パリパリの皮のフランスパンはお洒落だったものだ。

でも我が家にとって画期的だったのが、ピエール・ブッシュさん系列のカンパーニュであった。
天然酵母と国内産小麦粉でしっかり焼くあのカンパーニュは、食べてしみじみと身体に浸透する美味しさだった。
富ヶ谷の「ル・ヴァン」、八王子の」「木のひげ」、わざわざ週末に出かけるときに買いに行ったり、宅配で送ってもらったりしていた。
あれから30年が経つ。今ではブッシュさんの弟子の弟子たちの世代となっている。
ここ八ヶ岳にもそのブッシュさん系列のパン屋さんが多くて、私も夫もとてもうれしい。
このパンは食事パンとして最高なのだ。
日本のパンは焼きが甘いのが多いが、ブッシュさん系はしっかり焼成してあるので、消化にもいいし、日本のような多湿な気候でもカビが生えにくい。

天然酵母もそれぞれに工夫が凝らしてあって、ちょっと酸味が強いもの、なんとなく甘酒のような香のするものなどいろいろだ。
この本を見て、隣町に一軒見つけた夫は、早速車を飛ばして行っていた。
もっちりどっしりしたパンは噛むと美味しい。(でも私の好みはモチモチではなくパサパサで、穴がたくさん開いている軽いものですけどね)、

最近うれしいのが、早朝からオープンしているパン屋さんが多くなったこと。
朝7時半に開けて、朝食も食べさせる店もあって、お天気の良いときには朝のドライブがてら高原の道を走るのも悪くない。
やっぱり朝はパンとコーヒーかミルクティに限る。その二つが美味しければ他には新鮮な絞りたてのジュースがあれば充分すぎるほど。
何軒かそうしたお店をこの本で見つけたので、行ってみたいと思います。
地元情報誌、役立ちます。時には買おう。
posted by 北杜の星 at 07:52| 山梨 ☀| Comment(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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