2017年05月27日

ハッチの週間身辺雑記

一週間があっというまに飛び去ります。
先週の土曜日は前述したように、こちらのホテルで結婚披露宴を執り行う娘のために、花嫁のの母を含め3人の従妹たちがやってきました。
40年ぶりに会う子もいて本当に懐かしかった!
「子」と書いたけれど、みんなもう60歳代。でも私にとっては彼女たちはいつまでたっても「子」で、彼女たちも私のことを昔のように「おねえちゃん」と呼んでくれます。
ガールズ・トークならぬ姥桜トークで盛り上がりました。
私はクラス会などに出席するのが大嫌いな人間で、どんなに誘われてもお断りなのですが、「もしかしたら、クラス会ってこんな感じなのかな?」と彼女たちと話していて思いまし
案外、楽しいかも。

友人が見事な宮崎の完熟マンゴーを送ってきてくれたのは月曜日のこと。
麗麗しく箱に入ったそのマンゴーは、箱を開けた時から南国の甘い香りが漂って部屋中をみたしました。
さっそくその夜に豪華なデザートとなり、大満足。
マンゴーはもっと先の夏の盛りに、沖縄の友人から毎年送らて来て、それはもっと素朴な感じでそれはそれですごく美味しいのですが、やはり宮崎マンゴーはフルーツの王様の味です。

火・水と友人2組と一緒に新潟の上越市の海岸沿いの宿に一泊旅行をしました。
その1組の夫婦がその日なら参加できるというので、急きょその日に行くことに。
途中、小布施に寄って蕎麦の昼食。、街歩きを楽しみました。
小布施の街はもう数十年前から、宮本さんという建築家が旧い街の再生街づくりをしてきたので、とてもいい感じ。
そうした街づくりのなかには変にテーマパークっぽくなってしまうところもあるのだけど、小布施はそんなことがまったくなくて、ちゃんと街の住人が日常を送っているのが歩いていても感じられます。
昨年も新潟に行った際に、往復ともに寄っていて、今回は小布施が初めてという人がいたので、それは是非ということになったのです。

暑い日で、冷たい蕎麦がことのほか喉をうるおしてくれました。三昧蕎麦と3種の蕎麦がでるのですが、最初の普通のせいろが一番美味しかったとは、みんなの意見。
昨年は蕎麦の後で、お気に入りのフランス菓子の店でお茶をしたのですが、火曜日はお休み。
その店のシュークリームが大好きなので残念でした。ここはパンもなかなかで、ブリオッシュやクロワッサンが買えなかったのも心残りでした。
その代わりに、以前は小布施になかった「寒天パパ」の店のテラス席で、まったりと豆寒天やあんみつを楽しみました。
「寒天パパ」は同じ長野県でも南州の伊那にあるのですが、小布施に支店を出しているのです。
ここで買い物をして、車を置かせてもらって、街歩き。
友人がここでたうさんの寒天製品を購入したのは驚きで、「そんなに寒天好きなの?」と訊いたら、「うーん、寒天を見たら、今自分に必要なのは『寒天だ!』と思ったんだ」と真剣な面持ちで答えるので大笑い。
便秘でもしているのかな?

宿はまぁそんなに大したことはなく、評判の日本海の魚もそれほどではなかったけれど、6人で11時過ぎまでお喋りをて、とっても楽しかった。
帰りは長野市に。
長野市といえばもう善光寺。ここしか見るものはないというくらい。
ここも初めてという人が2人いました。私たちは何回か来ているのですが、駐車する関係でこれまで参道から入ったことがなかった。
寺にはやっぱり表からはいらなければいけませんよね。
着いたのがちょうど12時近くだったので、本堂でご本尊の幕が上がって拝観できると言われたので、正座しました。
ほんの10秒間とのことでしたが、その倍くらいは見ることができました。

でも私は、善光寺のご本尊は御開帳の時ですら見ることはできないし、長い間、寺の人でさえ見たことはないと、なにかで聞いていたので、あれは本当に「ご本尊さま」だったのだろうかと疑問に思い、帰ってネットで調べてみました。
ご本尊は百済の国から贈られた日本最古の仏像といわれています。
けれど私たちが拝観きたのは「本物」ではなかったのでした。
「お前立ち」と呼ばれるいわゆるレプリカ。
でもレプリカといっても長い間、善光寺参りをする信者たちから、祈りの対象となってきたので、魂は入っていると私は思っています。
幕が上がって、金色の仏像を見ることができたのは幸いでした。
私の目には仏像の詳細はわからないのですが、でもなにか神々しいものがそこにあると感じることができました。

それからみんなで有名な真っ暗闇の「お戒檀巡り」を。
本当の闇です。
右手で壁や柱をさすりながら進むしかない。
ここを抜けると、私たちは生まれ変われるのだとか。
闇から光のある場所に出て、そこでまた友人たちとまた出会えた。。そんな体験ができるのです。
なんど体験しても、ちょっと怖くて、そしてありがたい。

昼食は参道にある旧本陣の荘厳な建物にあるイタリアン。
ここは人気のレストランで、私たちはお参りをする前に予約していたのですが、それでもかなり待ちました。
とにかくこの建物が素晴らしいのです。
和洋折衷の建物は大正14年に出来たのだそうで、調度品もその当時のものが多くレトロです。
でもトイレなどの設備は最新式。
こんなすごい建物だというのに、レストランはイタリアンのせいかカジュアルでリーズナブル。
以前から私たち夫婦は昨年の夫の誕生日に、クーポンが使えるJALシティホテルが近くにあるのでそこに泊まってここにディナーを食べに来ようかと話していたのです。
でもどういうわけかその話がポシャっていたので、今回みんなで楽しめたのはなによりでした。
みんなも気にいったようで、「今度はディナーに来た」ということに。
誰かのお誕生日にでも、ですね。

遊びにかまけて、点字を書く練習が全然できてません。
宿題を出されていると言うのに、それもしていない。。
今日午後のレッスンの先生の顔がまともに見られませんね。。
来週はこれという予定がいまのところないので、頑張ります、
(でも読むのはすごく速くなったんですよ!)

私はこんなに能天気な暮らしをしてるのだけれど、50歳前半の私の大好きな友人が、お母さんの介護でだんだん大変になっています。
私の母と同じ認知症があるので、これからの経過が想像できるだけに心配です。
なにか少しでも彼女の心をラクにしてあげたいのだけれど、どうすればいいのか?
そうでなくても彼女は心配性で考え過ぎのことがある誠実なひと。
私のように「なるようにしかならない」といういい加減さも時には必要なんだけど。。
でも彼女は夫婦仲がとてもいいので、それが大きな救いです。彼と一緒に乗り切ってほしいですが、50歳代からというのは、親の介護の年齢なんですよね。
(それが終わると、今度はもう自分たちのこととなるのですが)。

そんなこんなの一週間でした。
posted by 北杜の星 at 07:36| 山梨 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

ハッチの週間身辺雑記

今年はいろんな樹の花つきが良いようです。
とくに小梨は「来年は枯れちゃうんじゃないか」と心配になるくらい、狂ったように花をつけました。
小梨の樹は本来ならもっと標高の高いところに自生する樹で、蓼科にはたくさんあって、5月下旬から6月上旬には山が小梨の花で白く見えるところがあるほど。
蓼科の我が家でも毎年庭に数本ある小梨が美しく、蓼科を離れてこちらに住み始めたときに夫に頼んで「蓼科を思い出すよすが」に植えてもらいました。

カンボクもたくさんの白い花が咲きました。
植えてからもう10年以上。なかなか咲いてくれなかったのがここ3年ほど前からこの地になじんだようです。
夫が室内に飾るためにボンボン枝を伐って来ます。
そのたびに私は胸が痛みます。
私はどうも咲いている花を伐れない性分。なんかかわいそうなんですよね。
そのくせ花を飾るのは大好きという矛盾を抱えています。
目が悪くなって悲しいのは、花が見えなくなって花を活けられなくなったこと。
一応小学校6年生のときから華道を習っていたものの、もっぱら「投げ入れ」が好きで、ヤマブキやユキヤナギを思うさま活けるのは本当に楽しいことでした。
どういうわけか、私が花を活けられなくなってから、何個もの花器が割れてしまったのです。
あれは不思議な現象で、私の目とともに花器も消えちゃったとしか言いようがありません。

それらの花器はほとんどが義母の形見でした。
夫の母は花の作家さんで、毎月盛岡、高崎、神戸、長崎のカルチャーセンターに出張教授で行っていました。
彼女はいつも私を自分の流派の「R」に引き込もうとしていましたが、そんなオソロシイコトはとんでもないと逃げ回っていたのです。
私にはとてもそんな独創性はないのです。
我が家では現在では、夫が自分で伐って、自分で投げ入れています。
「ちょっと変だな」と思っても、そのままにしておく私です。夫が活けたと知らない人は「なんて下手な奥さんだろう」と思うでしょうね。
これから我が家の庭に咲くのは、ガマズミ、ヤマボウシ、エゴノキです。
庭木より自然の樹が好きです。その樹に咲く花が大好きです。
花水木を好む人が多いですが、私は断然ヤマボウシの方が好み。
ずっとずっと以前、アメリカに桜を贈った返礼に、花水木がアメリカから日本にやって来たのだと聞いたことがあります。。、以来花水木はすっかり日本に定着し、強い性質なのか街路樹にもたくさん植えられています。
花水木は「アメリカヤマボウシ」とも呼ばれます。
ヤマボウシの花は切れ込みが深く、木自体もずっと大きくなるようです。そのため花が咲き始めるのに時間がかかり、6年前に植えた我が家のヤマボウシは数えるほどしか花が咲いてくれません。

今週の月曜日は東京から私の友人がゴルフにやって来ました。
彼女は私の夫やその友人夫婦と一緒にラウンドしました。(私はお留守番)。
そのM子さん、「このところ悪いのよ」と言いながら、その日は上出来。ほぼ独り勝ちしてルンルンと帰って行ったとか。
中央自動車道の集中工事で、いつもなら2時間なのに渋滞で動かなく5時間かかったそう。
それでもルンルン気分は続いたそうで、渋滞が苦にならなかったのはなによりでした。

それから今週は南信州は大鹿村に、筍を食べに出かけました。
30年以上通っている宿でランチを出してもらうことになって、6人で押しかけたのです。
筍はそこでも今年は不作とのこと。でも自分の山で採れたものなので、美味しかったです。
期待していなかったのに、鮎が出てびっくり。
もうあのあたりは鮎が解禁なんですね。夏の鮎と比べると小ぶりですが、骨も柔らかくて本当に美味でした。
鮎というのも、年齢を重ねるごとに好きになる食べものです。
(幼いころの夏休みに、おばあちゃんの家に行って、叔父が錦川で釣って来た鮎を毎日食べさせられるのがイヤでイヤで、早く家に帰ってお肉を食べたいと思ったものです。)
口福の一日でした。

この宿には二つの峠を越えて行きます。
一つは「杖突峠」で、これを超えてしばらく走ると、桜と大奥の絵島が流刑されたので有名な高遠です。
もう桜の季節は過ぎていたので静かでしたが、この峠にお茶屋さんがあって、そこからは諏訪湖と霧ヶ峰や八ヶ岳のパノラマが楽しめるんですよ。
初めてここらの景色を見るひとはみんな、「わぁーっ、すごい」と声をあげます。
我が家からここまで走ると、ぴったりのコーヒータイムなので、いつもここで休憩。コーヒー、美味しいんです。
もう一つの峠が「分杭峠」。
ここは磁場の強いパワースポットして週末になるとすごい人出になるところ。
峠の下に大きな駐車場ができて、そこからシャトルバスが運動されるというから驚きです。
私たちが大鹿村に通い始めた頃は、ひっそりとした誰も来ないような場所だったのに。。

今日の午後、何十年ぶりかで従妹たち3人と会うことになっています。
正確に言うと、従姉の子どもたちなのですが、彼女たちのうちの一人の娘(つまり従姉の孫)が、八ヶ岳にあるリゾナーレというホテルで、結婚披露宴を催すのです。
そのために山口県の岩国市から彼女たちがやって来るので、「会おうよ」ということになり、でも到着するのは午後1時過ぎ、それからお昼を食べて、披露宴は5時からとか。
着替えもしなくてはいけないし、写真撮影もあるしで、会うというより顔を見るだけかもしれませんが、それでもいいでしょう。
こんな機会はもう親戚の誰かのお葬式くらいしかないでしょうからね。。
披露宴の主役のYちゃんは、イギリス留学中に彼と知り合い、帰国後横須賀で一緒に暮らしはじめ(相手の男性のお父さんとも同居)、最近入籍、そしてこのたび披露宴の運びになったのです。
最近はこのパターンが多いですね。
私の知っている若い人たちのほとんどが、同居、入籍、結婚式という順序。
まぁ、結婚前に一緒に住むのはいいことだと思います。だってどんなに長期間のお付き合いでも一緒に暮らさないとわからないことってたくさんあるもの。
とにかく「おめでとう」です。

このため、毎週土曜日の視覚障害者講習はお休みさせてもらいました。
iphone教習の2回目だったのですが、先生からは私のレッスンは6月末までと言い渡されてしまったので、ちょっと焦っています。
なにしろ覚えが悪くて。。
見て認識することができないので、ぜんぶを記憶する必要があるので大変なのです。
しかも動作が音声だと異なるんです。
2回タップとか2本指タップとか3本指フリックとかいろいろあって、でもこうしたアクセシビリティは障害者にとってはありがたいです。

朝晩は冷えこんでいた八ヶ岳南麓ですが、ようやく暖かくなってきたようです。
来週も遠出があるので、体調を整えておかなければ。。
posted by 北杜の星 at 07:47| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月13日

ハッチの週間身辺雑記

ゴールデンウィークが終わり、期間中この町を出ることなく過ごしたのでちょっと退屈。
だから月曜日には松本までドライブに。
私の住むところは山梨県と長野県のほぼ境にあって、松本へ行くより甲府の方がやや近いのだけど、甲府に行ってもとりたてて何もない。
大きなショッピングモールが郊外にできたため街が空洞化してしまい、中心地でもシャッター通りとなっていてさみしい。
もともと(失礼だが)街中に見どころもない。
そのため、足をのばしてどこかにちょっととなると、長野県ということになるのです。

長野県の県庁所在地は長野市なのだけど、松本は旧制一高があったためか街になんとなくレトロな雰囲気があるし、テーマパークのようになったきらいはあるものの、蔵造りの街並みは統一感があって美しく、散歩しようかという気になります。
美味しい蕎麦屋がたくさんある。お茶する店もある。ふらりと覗きたくなるギャラリーだってある。
ほんの3〜4時間ほどの滞在でも、田舎暮らしの私たちには「街歩き」がたのしめるのです。

蕎麦もコーヒーも街歩きも終わって帰宅してから、大切なことに気付きました。
病を得た友人の平癒祈願をした四柱神社の前を通ったというのに、お礼参りをするのを忘れてしまったのです。
友人は3週間の入院で本復したというのに。。とんだ恩知らずでごめんなさい、神様。
次回、行く時には必ずお参りしますので。

火曜日の午後は夫がハーフのゴルフを誘われました。
誘った人は午後を一緒に過ごせなくなった私に申し訳ないと思ったのか、私をゴルフ場のレストランのランチに招待してくれました。
私は夫と一緒に過ごすのも好きですが、一人で過ごすのも大好きなので、そんなに気を使ってもらわなくてもいいのですけどね。
でもそのゴルフ場は本当に景色が素晴らしいところで、富士山、南アルプス、八ヶ岳がぐるりと360度見渡せます。そのうえ桜は終わったけれど、花々とグリーンがとってもきれい。
注文した「春野菜の天丼」にはアスパラ、たらの芽、ノビル、蚕豆、わらびなどの天ぷらがどっさり乗っかって、なかなか下のご飯に到達できませんでした。
誘ってくれた友人はブルース・ギターがプロ級に巧い男性で、ブルース好きな私はいろいろブルース情報を彼からもらえるのがうれしい。

この日の夕方、友人がわざわざ届けてくれたのが、広島は鞆の浦の「鯛の浜焼き」!
郷里から突然送られて来たとかで、大きな鯛をきれいに半身にしてありました。骨も全部取り除いてあった。
半分は温めてわさび醤油で、半分はざっくりとそぼろにして鯛茶に。
この鯛茶はご存知の方もあるかもしれませんが、松江の料理旅館「皆美」の鯛茶と同じ食べ方で、三つ葉や青ネギや胡麻や海苔などの具と一緒に鯛の浜焼きの身を乗せて、上からだし汁を張る上品なもの。我が家の大好物なのです。
春の瀬戸内の鯛は絶品ですね。贅沢な夕食をごちそうさまでした!

水曜日にはヘア・カットに。
私の髪はベリー・ショートに近いので、伸びるとうっとうしい。でもなんだかんだとあって1カ月以上行けないことも。、本当は4週間に一度は最低行きたいのだけど。
3カ月まえから担当の美容師さんに、眉のカットもお願いしています。
芽が見えなくなってメークで何が困ると言えば、眉カット。
視覚障害のある女性は入れ墨(アートメーク)をしている人もいますが、あのタトゥーはしてすぐはすごく不自然だし、だんだん薄くなる。
そしてもし必要となってもMRI検査が受けられなくなる。。
そんなこんなで考えていたら、「そうだ、美容院でしてもえばいいんだ」と気付いたのです。
これでスッキリ。目の周りのムダ毛もなくなりました。

木曜日は車のエアコンのガスのチャージにフィアット甲府まで。
ここは以前はアバルトは扱っていな方けど、最近はアバルトを販売するようにになり便利です。
エアコンは冬の間も時々いONにしてくださいと言われていたのだけど、そうでなくても極寒地のここ。たとえ乗っていないときだって冷房をつける気にはならなくて、ガスが抜けてしまいました。
先日30℃近いときにスイッチを入れたら弱い風がでるだけ。
来週は遠出をする予定があるので、「これはイカン」と持って行ったのです。
オイル交換もしてもらったので、1時間弱かかりました。
その間、ショールームのアバルトやアルファロメオやフィアットを「ふーん」と眺めていました。
ちょっと素敵な2シーターのスパイダーがあったけど、坐ってみるとどうもSHが低すぎて乗り降りが大変、腰にも悪そう。
ここらへんでトシを感じますね。
春の埃で汚かったボディや内部もきれいにしてもらって、早速エアコンをつけて帰りました。

夫が留守の昨日の金曜日、GWの間は窓ガラスの掃除をしていなかったこともあって、家事にいそしみました。
フローリングを水拭き、網戸も拭いて、屋根部分のテラスも水ぶき。
私、掃除機をかけるのは嫌いでも、雑巾を持っての掃除は好きなんです。
フローリングは時には這いつくばって拭くと本当にきれいになります。これはけっこうな運動にもなるのでいいですね。
私は一生懸命何かをしているところを人様に見せるのがイヤな性格で、これは私が見栄っ張りだからだと思うのですが、夫にもそうした姿を見せたくない。
だから家事は彼のいないときにしています。
そのため彼は私のことを、すごーく怠け者の奥さんと思っているようです。本を読むか猫と遊ぶ私の姿しかほとんど見ないのですから。
でも私は彼からはそう思われていたいのです。つまりはこれが私のささやかな美意識。
髪ふり乱すところは見せたくないなぁ、いつの間にか料理ができてる、気がついたらきれいになってる。。というのが理想です。

今日は午後から視覚障害者のためのiphone教習に先生が来て下さいます。
すべてヴォイス・オーバーでの操作を習います。
たくさん覚えることがあるのは大変だけど、この年齢で新しいことができるのはいいことだ思って頑張ります。
おかげさまで点字を読むほうはずいぶんと上達しました、(書く方はまだまだ。。)

・・というのが私の一週間でした。
posted by 北杜の星 at 07:17| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

ハッチの週間身辺雑記

なんとも爽やかなゴールデンウィークで、真っ青な空と澄みきった空気に包まれて幸せに毎日を送っています。
高原なので朝晩の冷気はあるものの、これがこの時期のヨーロッパを思わせて、「あぁ、このGWを海外で過ごす人もたくさんいるんだな」とうらやましくなります。

さすがGWです。
毎日のように友人がやって来てくれて、食事をしたりお茶したり。
「あら、下の方からバイクの音」と思っていたら、久しぶりの友人がヘルメットを脱ぎながら訪れたり、
突然、「蛸飯を作るから、食べに来て」とのお誘いもありました。
お誘いがあると喜んで馳せ参じます。とくに食事への招待はうれしいもので、食材の切りかた一つとっても料理の仕方が私と違うところが面白く勉強になります。
今回は蛸飯伊の他にもサプライズが。
なんとお味噌汁のなかにゴロンと丸のままのフルーツトマト!
こういう創作料理を作らない私にはとっても新鮮でした。

あるギャラリーのGWイベントで、コーヒーの淹れかた講習と玉子サンドの会に友人たちと行ってみました。
これは昨年も催され、前回はケーキ付きでした。(でもあのケーキ、小さかったんだよね)。
今年の玉子サンド・バスケットはボリュームもあり、バラエティにも富んで、なかなかのお味。
それもそのはず、メディアでも有名な料理研究家の「グー・林恵子さん」が作ってくださったのです。
林さん、関西出身者らしくトークにユーモアがあって楽しい女性でした。みんなゲラゲラ、クスクス笑いながら玉子サンドを食べていました。
コーヒーのほうは前と同じ講師でしたが、淹れ方は微妙に違っていて、これはいろいろ試してみて進歩したのか、昨年教えてくれたあれは何だったのかと思いましたが、豆はブラジルで焙煎の少し強めのものが人気のようでした。
私は酸味のあるコーヒーより苦味が好みなので、焙煎は強い方がいいです。

バタバタしているとどうしても本が読めません。それも小説が読めない。
小説というのはある程度、一気呵成に読まなければ面白くないんですね。数ページちびちびと読んでいると気が抜けてしまう。
だからエッセイとか健康本とかノンフィクションになって、小説飢餓で欲求不満です。

筍が不作のようです。
「猫にまたたび、●●(私の名前)にたけのこ」というくらい筍好きの私には困った年です。
春先に雨が少なかったのが影響しているのか、このあたりはとくに絶不出来。
そんななか、自分の土地に出て来た筍を毎年届けてくれる友人が、「今年は少なくて」と言いながらも、貴重な筍を今年も持って来てくれました。
なにしろ掘ってすぐの筍です。柔らかくて本当に本当に美味しいのです。
届けてくれたのは、私たち夫婦の最年少の友人です。
彼は今春、大学を卒業し地元の企業に勤め始めた社会人一年生。
どづいう知り合いかというと、夫と車友達なのです。
そのS君は中学生のときに野山で採集したカブトムシを売って、そのお金で旧いフランス車のルノー・キャトルを買ったのです。
もちろん未成年なので名義はお父さん。運転するのもお父さん。
S君はひたすら自分がキャトルを運転できるようになる日を待ち望んできました。
でも大学は埼玉に下宿。休みの時帰省してしか乗れません。
彼はキャトルに乗る人生を選び、地元に就職。
筍はキャトルとともにやって来たというわけです。(ちなみに彼の家には今やキャトルが4台あります!)

夫のキャトルは床に穴があいて、とうとう手放しました。(こちらは寒冷地なので道路に凍結防止の塩カルを撒くので、それが旧いボディを腐食させるのです)。
でもその車は他のキャトル歴の長い方が買い受けてくださり、見事に復活。今も現役で元気に走っています。
S君つ行旅行には憧れのフランスに行って、たくさんのフランス車を見たことでしょう。
またスペインにも足を延ばし、スペイン人のキャトル仲間たちとも交流したようです。単なるツアーの卒業旅行では味わえない思い出深い旅となったにちがいありません。

そうそう、そのS君は山梨県ではちょと名が知られているんです。
幼いころから縄文文化に興味をもっていた彼は、中学生のときに自分の家の庭に自力で縄文住居を造ったのです。
それが話題になって、テレビや新聞などで紹介され、町を歩いていると「あなた、縄文坊やね」と声をかけられたり。。
その坊やが立派な青年になったのは、なんとも頼りがいがあってうれしいことです。
律儀にも我が家にまでフランス土産を筍とともに持って来てくれて、なんだか申し訳ない気持ちです。

私のGWは終わりです。
今日の午後は甲府から、しかく障害者の社会訓練のため先生が来て下さいます。
iphoneの音声機能をフルに使っての教習。ちゃんと覚えられるかな?
まぁ休み明けの緩んだ脳ミソだから、ゆっくりゆっくり勉強します。
posted by 北杜の星 at 07:26| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月29日

ハッチの週間審判雑記

いよいよゴールデン・ウィークですね。
途中を休めばけっこう長い休暇となるので、旅行するひとが多いことでしょう。

こちらは今、山桜がきれい。
鶯も鳴き始めています。冬鳥と春夏鳥jの入れ換わりとなりました。
これからは「山笑う」の季節。山の緑の重なりは目を奪われるほど美しいです。

先週、目がゴロゴロして眼科に行ったら「逆さまつげ」と言われたt書きましたが、これって加齢現象なんですって。
つまり目の周りの筋肉が衰えて、瞼が目の内側にめくれるのが原因だとか。
眼瞼下垂という、上瞼が下がって眼球の真ん中より下にきて、モノが見えにくくなる病気は知っていて、これは私の夫も数年前に手術をうけました。
(この手術は美容整形なら手術費が高いのですが、病的な下垂ならば健康保険が適用されます。術後、先生は夫に「カワイイ目になりましたよ」と言ったそうです)。
内側に瞼がめくれるなんて考えてもいませんでした。
歳を取ると本当にいろんなことが起こるんですね。
軽いステロイド剤目薬で、4日間で治りました。

iphoneはまだ全然慣れません。
欲しない画面が出てばかりで困っています。これまで使っていたガラケーとはコンセプトがまったく違うので、まずこれに慣れることが肝心なのですが、頭の固くなった私には大変です。
でも早くリマインダーやメモなどを駆使できるようになりたいです。
それらもすべて「音声」で出来るのですが、これは見える人に訊ねてもわからない人が多いので、視覚障害者支援の先生にお任せしようと思っています。
でも、新しいことをするのは難しいけど、楽しい。
この楽しさがある限りは、まだ大丈夫かな?

山梨県北杜市といっても、市町村合併で新しくできた市の名前なので、全国的には周知されていないかもしれませんが、「清里」とか「小淵沢」があるところと言うと、「あぁ、あの」とわかるのではないでしょうか。
その小淵沢がこのところちょっと新しい風に吹かれています。
リゾナーレという素敵なホテルがあるのですが、リニューアルのためしばらくクローズしていたのが先週からオープンとなりました。
ここはホテルの建物がドーンとあるのではなくて、まるでイタリアの山岳都市のように「路」があって、その両側に客室が並んでいるという、かなり変わった造りで、そぞろ歩きにはもってこいなのです。
これまで何回かオーナーが変わっていて、現在はあの星野グループの経営となっています。
山梨県や長野県の若い女性にとっては憧れの結婚式場でもあります。
だけど、客室の下にあるショップはどうもパッとしなかった。美味しいカフェもあまりなかった。どの店の小品も値段が高過ぎ。
でもリニューアル後に覗いてみたら、かなり期待できそうなお店が並んでいました。雑貨の店もセンスあるアウトドア派になっていたし、ちょっとランチすrにも気軽に利用できそうなところが多くなっていました。
GWはすごい人となることでしょう。

ランチと言えば、これも新しいお店が小淵沢にできたのです。
アルソアという自然化粧品が小淵沢に本社を持っているのですが、この本社はイタリア人有名建築家のマリオ・ベリーニ設計で、社員食堂は玄米菜食。
なかなかお洒落な会社です。
そこのすぐ近くに新たな施設が出来たのです。ホールとか研修施設とかがあるのですが、カフェ&レストランもできました。
建物は若手日本人女性建築家。施設の「女神の森」、カフェが「奏樹」というネーミングには気恥ずかしいものがありますが、空間は素晴らしい。
早速ランチに行ってきました。
ここもアルソア本社と同じように、基本的には玄米菜食。三つあるメニューに一つだけサーモンが入っているのがあってこれを注文。
サラダは好きなだけお替わりをボールで持って来てくれます。私は2回もお替わりしちゃいました。
プレートにはいろんな種類の野菜や粟などの穀物。男性でもこれならお腹いっぱいになるんではないかと思わるくらいの量でした。
爽やかな広々としたスペースで、これから周りの緑が整うともっと落ち着くことでしょう。
リゾナーレにしてもここにしても、訪れる場所が増えるのはうれしいことです。
昨年火事を出して休業していた清里の「ロック」も、今週から再建されました。
「ロック再建募金」が行われたほど「ロック」ファンは多く、カレーや地ビールの人気もさることながら、「ロック」の文化的役割はこのあたりの人たちにとっては伝説となっているほど大きなものがあるようです。

GWの私たちの予定はいまのところ、二つだけ。
今日のランチには蓼科時代の友人夫婦が恒例のGWテラス・ランチにやって来てくれます。
いつも笑ってしまうのですが、こちらは春でも蓼科はまだまだ冬っぽさが残っています。その証拠に彼らの服装が冬服のまんま。
それを見ると「あぁ、蓼科からだ」と思ってしまいます。
昨年ポルシェを買ったので、それに乗ってビュイーンとやって来ますが、旦那様のほうはワインを飲むので、帰りは彼女が怖々と運転して帰ります。
それがとってもカワイイ。

もう一つは明日のランチ。
絨毯ギャラリーがGWに催す珈琲と軽食の会に参加します。
我が家の暖炉の前に敷いてあるギャベはこのギャラリーで購入したもので、暖炉の火の粉が飛んでところどころ焼け焦げができていますが、しっかりしていて重宝しています。
食卓の下用にも欲しいのですが、「これはいいな」と思うものは、半額セール期間中でも100万円するので、とてもとても手が出ません。
夫は薄い絨毯よりは厚手のギャベの方がお気に入りなのですが、私は値段が高いのなら薄手のほうが好きです。
じゅうたんに関しては意見が合わないのがなによりで、もし合えば「買おうか!」ということになるやも。。
そうなれば大変ですからね。

もしかしたら、その他にも友人との食事予定ができるかも。
でも旅行とかはないです。静かに家出過ごします。
南アルプスも八ヶ岳もまだ白く雪をかぶっています。山桜と雪の山・・ここがもttも美しい季節なのです。

そうそう、毎年GWになると掘ったばかりの筍を届けてくれる友人がいるのですが、今年は筍が絶不出来と聞きます。
なにしろ掘って1時間以内の筍、そうでなくても筍大好き人間の私にはたまらない美味しさなのです。
どうなるのかな?もし採れなくてもそれは仕方ないので、せめていつものように顔は見せてほしいものです。
posted by 北杜の星 at 07:58| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

ハッチの週間身辺雑記

こちらの今年の桜は、昨日やっと2分咲きになったかと思ったら、今日はもう満開という感じで、気がせかされます。
火曜日の天気予報は悪かったけど、その日しかダメという友人夫妻に合わせて、「雨ならまぁ、部屋から桜を観よう」とお花見を決行。
そしたら夜中の強い風が雨雲を押しのけたのか、見事な快晴になってくれ、テラスは暑いほど。
6人のお客さまとともに計8人の宴は、蕗や高野豆腐の煮物、グリーンアスパラのサラダ、豚ヒレカツ、夫の作った出汁巻き玉子、いなりずしとおむすびなどなどを並べ、友人がこれはいつものようにホットサンドを作って持って来てくれ、みんなで楽しみました。
筍が今年は不作らしく、いい筍が手に入らず、煮物が少し物足らかったのは残念でしたが。
散会の後で冷蔵庫を見ると、先日知多半島で買い求めた、わかめとシラスの酢のものが鎮座していて、出すのを忘れたのに気付き、がっかり。こういうことは私にはよくあることで、いつも夫から「バカだなぁ」とあきれられています。今回も夫は台所のカウンタートップにシラスが落ちていて、「あれ、シラスの料理はないのか」と思ったそうで、思ったのならちょっと言ってくれればいいものを、、

このお花見には、友人の母娘が参加してくれました。
お嬢さんといっても結婚されているのですが、彼女の身長は176センチ!夫と同じ高さです。
女性がそれだけの背だと、ものすごく大きく見えますね。でも彼女はスレンダーでモデル体型。
素朴で、東京生まれなのですが、こちらの山の生活が性に合っているそうです。
赤ちゃんができたけど、妊娠8か月で突然母子ともに危険な状態になり、本当にお気の毒に赤ちゃんを失ってしまわれました。
母体も歩くことさえできなくなる衰弱ぶりが1年以上続き、、このところようやく体調が回復し、笑顔がもどってきました。
だから今回のお花見に顔を出してくれたのが、とってもうれしかったです!

今週のビッグトピックは、ガラケーからiphoneに替えたことでしょうか。
「えーっ、今までスマホじゃなかったの」と驚かれるかもしれませんが、私はほとんど家に居る人間だし、家には3台のPCがあるし、これまでスマホの必要性はなかったのです。
でもだんだん目が見にくくなったため、スマホ、それもiphoneの視覚障害者対応機能の優秀さに、とうとう買い換えを決意。
すべて音声でできるように、今週から先生に教えてもらうことになりました。
甲府からやって来て下さるこの先生は、これまで点字とPC教習をしてくださった同じ先生。
このK先生はこれらの教習以外にも、白状訓練や盲導犬との歩き方など、視覚障害者の生活支援をいろいろ教えてくださいます。
昨年7月から点字教習を始めたので、もう10カ月となります。
教習が終わっていろいろお話しするのが楽しくて、K先生が毎週訪れなくなったら、さぞ寂しくなるだろうと心配いですが、iphoneの習得には、電脳人間ではない私のことなので、きっと時間がかかると思われるので、もうしばらくはおつきあいができそうです。

この先生、優しい方なのですが、タスクはしっかり出されます。
同じ視覚障害のある方の練習のために、PCメールを送ったり、私の点字力アップのために上級者とのお手紙交換を言い渡したり、作文の宿題もばっちり出ます。
劣等生の私は、忙しいと、それらの宿題がはかどらず、つい「すみません。。」ということに。
でもメールはともかく、点字を書くのは集中する時間がなければ私のレベルではなかなか書けないのです。
家事をして、友人たちと付きあって、用事で出かけるとすぐに数時間経ってしまうし、印字と点字の本を読む暇さえこのところないほどなんだかんだと忙しい。
先生には悪いけど今週も「ごめんなさい」となりそうです。

このiphone、タブレットをつけてもらったので、これから旅行に行く時などに便利ですね。
さっそく夫があれこれいじって、何が何だかわからない画面が出るようになってしまいました。
トップ画面はどこ?と困ったものですが、こういう人間の方が、向いているのでしょうね。
だけど他人のスマホに手を出さないでほしい。。

奈良旅行に行く前日ごろから、右目がゴロゴロ不快でしたが、あれこれとあったり、少し症状が軽減する日もあって、眼科に行かなかったのですが、やっと時間ができて昨日、いつもお世話になっている先生のところに行ってきました。
私は疲れたり熱がでるとすぐに口唇ヘルペスが出るので、もし角膜ヘルペスだといけないと心配でした。(それにしては2週間も放置していたのですが)。
それでなければドライアイかなと。
診察結果はなんと、「逆さまつ毛」!
それほど長いまつ毛でもないので思いもしませんでした。抜いてもらって、目に少し傷がついていたので軽いステロイド目薬を出してもらいました。
3日もすれば薬はもう必要ないそうで、安心しました。
ついでに来月の定期検診もすませちゃいました。
右目の中心視力はもうほとんどないので、以後は視野検査はナシにしてもらうことに。
これで次回からは検査の疲れが少し減ります。あの視野検査って疲れるんですよね。だんだん検査機器が進化して時間が短縮されたとはいえ、ぐったりしてしまうのです。

あと数日は桜が残るかな?
でも標高の高いところに行けば、まだまだこれからのところも。
GWの観光客は桜が楽しめそうです。
posted by 北杜の星 at 07:30| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月15日

ハッチの週間身辺雑記

今週のブログは奈良旅行のため書けなかったので、久しぶりの記事アップです。

それにしても寒かった!
出発前に天気予報をチェックし寒いのは覚悟していたけれど、あれほど寒いとは。クリーニング屋さんに出す前の真冬のジャケットやダウンを持って行って正解でした。
晴れ女の私だというのに、火曜日はまるまる一日冷たい雨。
風邪気味の夫が心配でしたが、出かける前にはホテルのバスタブで足湯をして体を温めたので、無事でした。

何をした、どこに行ったというよりも、ひたすら「桜」を見た旅行でした。
どこに行っても桜、桜。
桜って本当に華やかな花なんですね。思わず「わぁー」と歓声が出ます。梅の花でもツツジでもこうはいかない。
あと桜の花に匹敵するものがあるとしたら、秋のモミジの紅葉でしょうか。
あれも「わぁ」と見とれますが。

室生寺に寄って、でも奥の院どころか五重塔までも登る気は寒さのためにしなくて、ちょこちょこっとお参りをしただけ。
それでも36年ぶりの室生寺は懐かしかったです。
数年前の台風で大きな被害を受けた五重塔は修復されていますが、なんだか新しい資材で作った塔を見たくなかったのも、登らなかった理由っでした。

吉野山の桜も満開のはずでしたが車の渋滞を考えると、吉野は一泊お山で宿泊して、夜桜を含めて楽しむのが一番と、これは次回ということに。
奈良の町を歩いたり、バスの一日500円券を購入してバスに揺られたり、どこに行くとの予定は立てずに過ごしました。
東大寺の二月堂には行きたかったので、すごい観光客をかき分けて一応、大仏様を拝んで、二月堂へ。
あの高みから見る奈良の町が美しいし、二月堂脇の土塀と石畳みの坂道を下りたかったので大満足。ここまで来ると観光客は全然いません。
ここも桜、桜。
夫もこの道の美しさに感じ入っていました。

バスで30分の浄瑠璃寺にも行きました。ここはもう40年くらい前まだ一緒に暮らす前、夫と訪れた寺です。
行政区としては奈良ではなく京都ですが、奈良に組み込まれている「当野(とうの)」という地域で、他には岩船寺があり、石仏が道々に置かれている鄙びたところ。
昔から私は浄瑠璃寺が大好きで、奈良に行くたびに訪れたいところなのです。
浄瑠璃寺は派手さの内草花の生息する庭なのですが、まだ少し季節が早かったようでした。

「奈良は田舎くさくて」とあまり好きではなかった夫も、今回の奈良は楽しかったようです。
大和野菜の食事を堪能し(京野菜は有名ですが大和野菜も種の保存に力を注いでいます)、「野菜って本当に美味しいね」と前菜からメインまですべて野菜のコースに結構満腹になりました。
でも説明を受けた野菜の名前はほとんど聞き流して覚えていない。大根だけでも5種類、芋だって数種類出たというのに、記憶にあるのは「ヤマトイモ」だけ。つまり、何にも新しい名前は何にもおぼえられなかったということ。情けない。。
お店の方があんなに一生懸命、説明してくださったというのに。

関西の鰻は蒸さずに焼きます。だからふわふわではなくカリカリ。これが大好物なのでやはり鰻好きの夫と行きたかった店へ。
カリカリパリパリ、生臭くなくって美味しかったです。
ただ以前に行った時にはそうは感じなかったのだけど、今回のご飯は少し柔らか過ぎでしたね。
柔らかいご飯が嫌いな私には不満が残りました。
関東の鰻屋と異なるのがお漬け物にもあらわれていて、さすが奈良。奈良漬も添えられています。

奈良につきあってくれた夫へのご褒美に、彼の大好きな本場ナポリとまったく同じ味というふれこみのpizzaを食べさせてくれるイタリアンに夕食に行きました、
奈良市内から車で1時間の大阪寄りの香芝市というところにある店です。
便利の良い場所とは言えないのに、店は大繁盛。
「ほんまに本場ナポリなのか?」とまず、ごまかしのきかないマリナーラを注文。
マリナーラはピザ生地にトマトソースとニンニクとオレガノだけが乗ったもので、私はこれがpizzaの基本だと思っているのです。
前菜よりもなによりも真っ先にこれを持って来てもらいました。

これが衝撃的!!
本当にナポリと同じなんです!!
小麦粉などすべての材料がナポリと同じとは言うけれど、それだけで同じ味になるわけではありません。
きっちりナポリで修業し、毎年ナポリに行って味を体に覚えさせ、日本風には絶対しないぞの気概がなければ出せない味でしょう。
私も夫も「創作イタリアン」が嫌いです。
アレンジすればするほど不味くなると考えているからです。
一度くらい食べるのなら美味しいかもしれませんが、そんな偽物、いつもいつも食べたくはありません。
たとえば外国で、「変にアレンジされた日本料理」なんて食べたいと思いませんよね。すくなくとも私は思わない。
奇妙的列な「sushi」など、考えただけでイヤ。
それと同じで、イタリアンだけでなく、何料理であっても、基本を外した料理は好きじゃない。
インドのカレーは美味しいし健康にいいけれど、日本のカレーライスを毎日食べたら多分体に良くないと思う。あれと同じです。
とにかく香芝市の「マガジーノ」の味は、オソルベシ本場の味でした。
完全脱帽です。
しかも二人で1万円しないのだから、東京と較べるとすごく安い。
次回、奈良に行くときにも、必ずこの店に行きたい!
1時間のドライブが苦になるどころか、ワクワク感が募ることでしょう。


奈良に2泊。帰りは三重県の旧東海道の宿場町の関宿を見学し、知多半島へ。
南知多のカフェで友人夫婦と待ち合わせ、その日は魚の宿に泊りました。
彼らは小淵沢なのですが、奈良で冷たい雨のあの火曜日は、小淵沢は雪が積もったとか。「雪で閉ざされて、来れないかと思ったよ」と笑っていました。
民宿に毛の生えたような宿でしたが、漁師さんの宿だけあって、魚は新鮮そのもの。
鯛や鯵やたいら貝の刺身、がざみ(渡り蟹)、ふぐ、愛知の名物大アサリ、ホウボウの煮つけなどなど、ふだん山の中にいる私たちには幸せな海の幸でした。
今年は強風のために、あさりがまったく採れないそうです。大あさりはまだなんとか採れるようですが。

じつはその日は、私たちの大切な友人が東京の病院で手術を受ける日でした。
旅行は手術の前々から決まっていたことなので出かけましたが、ずっと旅行の間、彼の無事が気になっていました。
速、命に関わる病気ではいものの、難病で症例数が少なくて、心配していたのでした。
でも手術成功との報にホッとしました。
退院して回復したら、みんなでどこか旅行を計画したいです。この年齢になると健康が一番です。

宿の人に「おさかな広場」を教えてもらって、魚の買い付けに。
保冷箱を車に入れて来たので、今が旬のシラスとかわかめやひじき、刺身などを買って帰りました。
こういう時にはつくづく、「海のそばに暮らしたいな」と思います。
我が家の方から魚を食べに行くとなると、熱海や湯河原方面か、ここ知多半島方面か、新潟や富山。
それぞれ違う魚が食べられるので、秋冬は日本海、春は知多方面となるかな?

寒かったけれど、暑いのが苦手な私にとっては疲れが出なくて、あんがい良かったかもしれません。
歩いてもへばらなかった。
寺の階段もなんのそので登れたし、食欲も落ちなかったです。

旅行の間、何回か「ハッチはさびしがっていないかな?」とふと思ってしまいました。
ハッチがいなくなったから、こうして旅行に出かけられたのに、まだハッチの不在に慣れていないのですね。
秋にはこれまた大好きな近江路にでも行こうかと、帰りの車の中で話しました。

我が家の桜は寒さのために、開花が始まったところ。
私たちの帰りを待っていてくれてありがとう!
来週はお花見ができるかな?
posted by 北杜の星 at 08:04| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月08日

ハッチの週間身辺雑記

かなり暖かくはなったものの、このあたりの桜は例年より1週間遅れのようです。
韮崎市や北杜市には観光バスがやってくる桜の名所が多いのですが、もうちょっとみたい。
あのノーベル賞受賞の大村さんの美術館と温泉の近くの「鰐塚の桜」の開花がぼちぼち。
肝心の我が家の桜のつぼみがようやく色づいてきたところかな。

でも今年はもう衣替えを決行しました。
来週は奈良旅行なので、その前にしちゃいましょうということになって、これは例年より少し早いのですけど。
春と秋の衣替えは大変。
ロフトの衣装箱を下ろして、また上げるのは、あと数年したら重労働になることでしょう。
それまでにすべての衣服をウォーキング・クローゼットに収納できるようにしなくてはと、思ってはいるのですけどね。

ゴルフのマスターズが始まりました。
私は十数年前にゴルフは止めたのですが、モノゴトはなんでもそうでしょうが、少しかじっただけでも楽しむことはできます。
そういう意味では、なんであれ経験することは意味あることです。
マスターズと言われて思い浮かべるのが、作家の丸山健二です。
彼はもちろん(この「もちろん」は彼の作品を読んだことがある方ならわかりますが)、ゴルフなどまったくしない人。
それでもマスターズのテレビ中継は毎年欠かさず観ているそうです。
なぜなら、マスターズのコースの植栽の素晴らしさ。
毎年、コースのあちこちの植栽は変化しているそうで、それを観るために(見たくもない)ゴルフのテレビを点けているのでしょう。
彼は庭に命をかけていて、その庭のストイックさがじつに彼らしいのですが、マスターズはそんな彼にとっても参考になるのですね。

我が家に新しいエスプレッソ・マシーンがやって来ました。
これでエスプレッソ・マシーンは4台目。最初はもう30年近く前、カプセルではなく粉を使っていて面倒でした。
今回、ネスプレッソからのお知らせで今買い換えると半額になるということで、どこも悪くはなっていなかったのですが、新しい機種はカプチーノを作るのがボタン一つで簡単、しかも普通のカプチーノだけでなくラッテ・マッキァートもできるというので、思い切りました。
これまでのマシーンは、ミルクを別に泡立てる必要があったのです。
これで週末の朝のラッテ・マッキァートが楽しめるようになりました。
我が家では飲み物はすべて夫の役割。これは大いに助かります。
どういうわけか、日本茶でもコーヒーでも、自分で淹れるより、誰かが淹れてくれる方が断然美味しく感じるものです。
だからこればかりは夫に感謝です。

ときどき私は「今日はご飯作るの、イヤだ!」と外食になるのですが、毎朝食担当の夫は「今朝は作るのイヤだ」とは言わない。
まずお白湯を沸かして飲み、それから人参ジュースを作って、金時生姜の入ったミルクティを作って、トーストを焼いて・・
後片付けも彼がします。
考えてみれば、エライ!
もう少ししたらフレンチ・レストランが、朝食を始めるという噂があるので、もしかしたら時にはそこで朝ごはんということになるのかな。
そのレストラン、朝と昼だけの営業だそうで、夜は家族で過ごしたいと営業はしないとのこと。
それは正解です。こんないいところに住んで、あくせく働くことはありません。
なにかを得るには、なにかを捨てる。。彼は夜の営業を捨て、華族との一時を選んだのです。その英断にエールを送りたいです。

パン屋が和菓子屋になったり、教育勅語を小さな子らが唱えたり、イヤな世の中になりつつあります。
人間は過去のことを忘れるんでしょうか。歴史から学ぶのではなく、愚かな歴史を繰り返すばかりなのか。
気が重くなりますが、来週の奈良の春を歩きたいと思っています。吉野山の桜はさかりでしょうか。
奈良、近江路、山陰はいつでも行きたい、大好きな場所。どこも派手さはないけれど、その落ち着きがいいいのです。
帰って来るころには我が家の桜も咲き始めていることでしょう。

posted by 北杜の星 at 07:18| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月01日

ハッチの週間身辺雑記

今日から4月。
でも春が足踏みしているようで、寒い朝です。
明日、私の友人が月曜日の小淵沢CCでのゴルフのための前泊をする予定だというのに、小淵沢は雪。
プレイできるのか心配です。
明日の夜は彼女とともにみんなで夕食しようと、お店を予約してあるのだけど。

それでもやはり季節はl変わりつつあるようで、どこかからキジの声が聞こえてきます。
ときどきキジと出会いますが、オスは本当に立派で美しい。メスはあまりきれいじゃないけど、姿を見るのはやはりうれしい。
なんだか特別な鳥に出会ったような気になります。

自分の庭に来たそのキジを捕まえて食べちゃった友人がいるのですよ。
彼は信州は上田出身。幼い頃に鶏を潰して食べた記憶があって、その手順も覚えていて、キジを殺して血抜きをして、羽をむしって食べたと言うのです。
ワイルドですねぇ。
味は硬くてまずかったとか。
キジ鍋にしたのか?ローストにしたのかは聞きませんでしたが、思わず顔をまじまじと見てしまいました。
彼ならなにが起こってもサバイバルできるでしょうね。
でもそれ以来、彼がコワイ。
もしもし、まったく食料がなくなったら、私、食べられちゃうかも。。という気がどこかに。

それに較べると、私たち夫婦はヤワです。彼のようなワイルドさが足りません。
大変なことは自分でしようとはせず、お金で解決しようと、最近では草刈りさえ人手を頼みにするようになりました。
でも、みんな言ってます。「お金で解決するのが、結局は一番安くつくのよ」と。
なぜなら、アラ・セヴンティともなると、筋肉疲労が激しくて、鍛えていない身にはあとあとまで影響が残るんです。
それでマッサージにかかったり、整形外科に行ったりすると、かえってお金も手間もかかるということ。

そんな我が家ですが、薪作りと暖炉の煙突掃除だけは、夫が自分で「する」と言います。
薪は頂くので、それを他人任せにはできないし、煙突は以前煙突掃除屋さんに依頼いしたところ、長い柄のついたブラシで「一突き」3万円だったのに腹を立て、以来絶対にお願いしなくなったのです。
屋根に上るので危険なので、煙突掃除こそ頼んで欲しいのだけど、あの3万円がよほど気にくわなかったのでしょう。

田舎暮らしはいろいろすることが多いです。春ともなればなおさら。
冬の間に落ちた庭の枯れ葉を拾い集めるだけで大変。なにしろ都会と違って敷地が広いし、まわりは木ばかり。
葉っぱをそのままにしておく方が土のためには良いという庭師さんがいますが、見た目がそれでは汚くて、その下から生える植物がなかなか成長できないのでかわいそうでもあります。
庭をしたくて蓼科からこの里山に下りて来た夫なのですから、せいぜい頑張ってもらいましょう。

寒いのですが、春のポカポカ陽気が私の体には辛いのは毎年のことで、どうもこの季節は調子が悪く、この寒さがちょっとした中休みとなっています。
暖かくなると疲れやすいし、気力も出ない。
まわりの自然界の新陳代謝についていけないのでしょう。そんなときは、できるだけ少食にして消化器官に負担をかけないようにしています。
昼ご飯は玄米むすびを2個、黒ゴマ塩だけで食べます。
玄米は胃に悪いんじゃないの、硬いから、という人がいますが、よーく噛んで噛んで、80回くらい噛んで食べるととってもいいんです。
それとお白湯を飲みます。
お白湯はデトックスに最適な飲み物。基礎体温を上げるには、朝起きたらお白湯、寝る前にお白湯が一番だそうです。(これは最近読んだ金原ひとみの本の中にも書いてあったのでびっくり、パリに住む彼女のもお白湯を飲んでいるのかしら)。
胃の悪い時にはとくにお白湯は効果があるのです。
お白湯が効くなんて、一番いいですよね。お湯を沸かすだけでいいのだから。

私は面倒くさがり屋なのでたいした料理はしませんが、出汁をとるのと、玄米を焚くのだけはちょっと自慢できるのです。
電気釜で玄米を焚く人がいますが、あれははっきり言って不味い!
私が玄米を買う自然食品店の主も、「玄米は電気釜なんかで焚くもんじゃない」といつも言っています。
美味しいものじゃないと、どれほど体に良いと言われても、2回や3回は続いても、ずっと続くものではない。
本当の玄米の美味しさのために、是非とも圧力鍋で(あfればその中にカウムカム内鍋を入れて)、焚いてほしいと思います。
玄米の美味しさに開眼しますよ。
玄米を焚くときには必ずお塩を一つまみ、入れることをお忘れなく。
玄米はカリウムが多いので、ナトリウムで中和しますし、いろんな毒素を消す役割をもっています。

玄米がどんなに美味しくても、散らし寿司や丼物のときには、白米を使います。
なにがなんでも玄米というこだわりは今はありません。
時々白米を食べて「美味しい」と感じ、また玄米を食べて「やっぱり美味しい」と思うのはどちらも幸せなことです。

それにしても、「キジも鳴かずば撃たれまい」というけれど、鳴かなくても捕まえられて食べられちゃうこともあるので、くれぐれも小淵沢あたりに出没するときには、気を付けて、キジさん。
posted by 北杜の星 at 09:17| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

ハッチの週間身辺雑記

気温が低く霜の降りる朝があっても、日中の日ざしは高く強くなり、暖炉を焚く時間がめっきり短くなっています。
このあたりは梅が満開。
枝を切るのがイヤな夫なので、我がの梅は下の方だけ花をつけ、それでも健気に香りを漂わせてくれています。

その夫は花粉症で、この良い時期を毎年苦しみます。
春は外仕事が多くなるので、ますます大変。
何かの統計によると、ここ山梨県は日本でもスギ花粉の飛散がとても多いらしいのです。スギだけじゃなくヒノキだってたくさんあるしね。
だけど歳をとったためか以前ほどの症状はなくなったようで、鼻水に馬油を塗るくらいで収まっているのがありがたいです。

私の花粉症は目にきます。つくづく目が弱いのかもしれません。
でも今年は花粉対策用の偏光メガネを買ったので、それがしっかり目を花粉からガードしてくれます。これ、なかなかのスグレモノ。
眼鏡といえば、先月東京に行ったときに、列車内かレストランかわからないのですが、医療用の遮光レンズのサングラスを紛失してしまいました。
遺失物係などに連絡したのですが出てこない。
あの遮光眼鏡を手に入れるまでにはほとほと苦労した経緯があるのです。

眼科の先生が遮光眼鏡は私の目の疾病の特定疾患患者は、自治体の補助が受けられるというので手続きを始めたのですが、これがすごく煩雑。
そのややこしさに音をあげて、「先生、もういいです。自費で買います」とギブアップ。
それが今回は、身体障害者手帳2級を交付されたので、びっくりするくらい簡単に補助がおりました。
あの赤い手帳はまるで黄門様のご印籠のようでした。

度付きサングラス、近視の眼鏡、老眼鏡(2)、遮光眼鏡、花粉症対策偏光眼鏡、オーバーサングラス(2)。。今数えると8つも眼鏡を持っているんですね。
その他に、薪作業をするときに目を守るゴーグルもあるし。
私は眼鏡お大尽です。
でもこれ、全部必需品。お洒落用でないのがすこしさみしい。

もう2週間もすると衣替えです。
春になると何を着ていいのか悩みます。
気分てきにもう黒っぽいものは着たくないし、かといってパステルカラーは絶望的なほど似合わない。

春になるとよく着られるトレンチコートは好きじゃないし。
でもまだ風の冷たい日があるから、何か羽織るものがほしい。。
うーん、ホント、困ります。みんなはいったい春のワードローブってどうなっているのか、聞きたいです。
このところ私はロング・カーディガンを着ることが多いけど、あれはだらしなく垂れたお尻を隠してくれるので重宝していますが、そろそろもうウールというわけにはいかない。
かといってまだ麻というわけにもいかない。。
きちんとしたジャケットは着て行く場所がないから今の生活には不要と、昨年すっぱりと捨ててしまった。
せっかくモノを減らしたのに、また服を買うのかなあと忸怩たる思いでいます。

そういえばハッチは白黒の猫でした。
黒い服を着ている時には白い毛を、白い服を着ている時には黒い毛をつける名人でした。
ハッチがいなくなって2か月になるのに、まだセーターに毛がついていることがあって、胸がシンとします。

posted by 北杜の星 at 08:13| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

穂村弘野良猫を尊敬する日」

ひさかたぶりの穂村弘。
つい最近会った友人もちょうど穂村さんの本を読んでいるとかで、「ホント、穂村さんってヘンな人だよね」という話しになった。
彼のこだわりようはつくづくヘンだと思うし、またそのヘンさが妙味ある文章で書かれているのだから、つい読みたくなってしまう。
こんな穂村さんにはたくさんのファンがいて誰もが彼のヘンさ加減を楽しみながら、でも楽しいと感じるということは、みんなにそんなこだわりの方向性が程度は違ってもあるということなのだろう。
にやにや笑いながら「うん、でもまぁ、わかるかな」と思ったり、「こんなにもヘンでないな、私」と安心したり。。

この本はいろんなところに書いたエッセイをまとめて一冊にしたものだそうで、だからなのか、まとまりがない。
あれこれとつまみ食いみたいな軽さの読みものとなっている。
本自体も薄くて軽くて、でも1400円(本体)もするんですね。私はライブラリーで借りたから良いようなものの、買った人には少々お気の毒な気もする。

なにか一つ、穂村さんのヘンさぶりを紹介したいと思う。
「逃げ出すライン」という文章がいいかな。
穂村さんはある日、直接の知り合いではない友人の友人という間柄のお家に2泊させてもらったという。
その夜に客間に敷かれた布団を見て、「絶対におねしょはできないな」と奇妙な怖れがおきたそうだ。
だけど穂村さん、別に普段おねしょ癖があるわけではないのだ。
緊張しながら熟睡できなかったことだろう。
ここまではわかる。もしかしたらそんな恐怖を感じるかもしれないものね。

だけど、ここからがヘンな穂村さんたる所以の穂村さんなのだが、なんと彼は自宅に戻ったその夜、おねしょをしてしまったのである。
プレッシャーから解放されたからか、おねしょできる「自由」を得たからか。。い
もう一度言うが、彼にはおねしょ癖はないんですよ。
なんだか、ヘンな律儀さというか、彼の心のおもむくままの身体反応というものが、どうなっているのかわからなくなる。
これはやっぱり、すごーくヘンな人だ。
夜中にパンツを洗いながら、彼は情けなく思うより他の感情に包まれていたのではないだろうか。
(普通の人なら、「情けないなぁ、オレ」で終わるんだけど)。

うーん、こういう人をどう扱っていいのか?友人に持つならいいかもしれないけれど、家族はご免かも。
彼自身も自分をどう扱っていいのかわからないのかもしれない。
だけど彼が「書くひと」でよかった。書くことがたくさんありそうだものね。こんなヘンなことを感じて続けている限り、書くことには困らない。

エッセイは読んでも最近はかれの短歌はあまり見ていない。
今度、しっかり本職の短歌と向き合ってみよう。
posted by 北杜の星 at 07:15| 山梨 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月18日

ハッチの週間身辺雑記

天気予報では「ところによって雨か雪」と毎日のように言っているのに、一滴も降りません。
春は南風に乗って、下の畑から土埃が舞いあがって来るので、お湿りがほしいところ。
花粉症の夫にも雨はありがたいでしょうに。
でも降らないのはこの里だけで、南アルプスや八ヶ岳は真っ白。春の日に照らされてとても美しい。

先週は少々体調がすぐれなかったけれど、今週は絶好調。
このろ家に居てもなんだか忙しいのです。
朝食は夫の担当でも、昼・夕食は私。毎日2回となるとメニューに四苦八苦。
二人だけの時は本当におざなりで、反省、反省。
だから友人がやって来てくれると、夫は美味しいものが食べられると、嬉しがります。
週に一度はなんだかんだと理由をつけてのお客さまとなっています。

ところで、夫の車が新しくなってほぼ1年。
古いキャトルとこれまた古いベンツを処分して、アバルト500に乗り換えたのでした。
そのアバルトは16インチのタイヤを履いているのですが、夫にはこれがどうも「かっこ悪い」らしく(でも16が純正なのです)、ホイールつきの17インチタイヤをオークションでゲット。
タイヤ交換と不要になるホイールを引き取ってくれるタイヤ業者まで出向いたのは木曜日のこと。

私はどうにもこういうのが理解できないんですよね。
「かっこ」だけのためになんで、十数万円も出してタイヤを変えなくてはいけないのか?
20代の若い男の子ならいざ知らず、70ジイさんが。。
交換後の彼を見ていいると、まるで子どものように「良くなっただろ?」とホクホク顔なので、まぁ、いいかと思うのだけど、どうも心から納得はしてない私です。
だって私の目には、なんら変化が感じられないのですから。

そのタイヤ交換には我が家から行ける業者は、甲府と長野県の伊那に2軒ありました。
どちらに行くかの迷いはまったくなくて、「伊那!」に決定。
というのは伊那には素敵なデリカッテッセンがあるからです。
「クラベ・コンチネンタル・デリカテッセン」という長い名前のお店で、つまりはテイクアウトのお惣菜産さん。
日本のお惣菜ではなくイタリアンというのが「コンチネンタル」のワケ。
ここはテイクアウトだけでなく、イート・インもあって、4人掛けのテーブルが3つとカウンター席があります。
アンティパストがずらりと並び、好きなものを1個とか100gとかで注文すると、温かいものは温めて出してくれます。
それから店ご自慢の手打ちパスタが何種類か、そしてこれがここでは人気なのですが、ガレットも何種類かあるのです。

イタリアンにガレット?と思うかもしれませんが、ここのシェフはじつはフランス人。
南フランス出身なのですが、ブルターニュ名物のガレットを作ってくれるのです。
私たちは前回も今回もパスタを注文したのですが、かなりのお客さんが男性を含めてガレットを食べていました。
次回は是非、ガレットにしてみます。
ここは本当に私好みのシンプルな味で、なんというか、日本風にアレンジしていないのです。
小麦粉は長野県産の地粉だし、野菜も近所で採れたものを使っているけれど、いわゆる「創作料理」ではなく、「コンチネンタル」な味なんです。
最初行った時には何の予備知識もなかったから、シェフがフランス人というのも知りませんでしたが、一口食べた時、「よくこの味を出しているな」と感心ました。
厨房を見たら背の高い外国人が居たので「あぁ、やっぱりな」と思ったのです。
伊那のようなごくごく小さな地方の町に、こんなお店があるなんて、恐るべし日本、です。
17インチタイヤの件では機嫌が悪かった私も、食べ終わる頃にはニコニコとなっていました。
美味しいものってみんなわかるんですね。タイヤ屋さんで思いがけなく時間がかかってランチには遅い時間に入店したというのに、続々とお客ささんが食事に来ていました。
4人連れの男性たちが「ガレット!」と頼んでいるのって、かわいかったです。

点字の本を読んだり、このブログのために印字の本を読んだり、点字を書くほうもしなければいけないし、視覚障害者用のPC練習も宿題だし、すごーくすることが多くて大変です。
今は点字を読むことが楽しくて、ついそっちの方に時間をとってしまいがちになりますが、毎週電車でPCを教えに来てくれる先生と、ソフトがたくさん入れてあるPCを貸し出してくれる眼科の先生に申し訳ないので、PCも一生懸命復習しています。
でも音声がけっこう耳ざわり。なるべく一人のときにするようにしています。
まだ見えているので、つい目に頼りがちになってしまい、アイマスクを買おうかと思案中。
こんな年齢になって、新しいことを学ぶのは、ボケ予防にいいはずと信じて、頑張っています。

3連休なのですね。八ヶ岳のここもそろそろ観光客が訪れる頃となります。
冬期閉店だったお店もオープンとなることでしょう。
私の友人のギャラリーも、オープン前の準備で忙しくしているはず。
いろんなことが動き出す春、私も体を伸ばして動くことにしましょう。
posted by 北杜の星 at 07:53| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月15日

ハッチよりのお断り

大変申し訳ありません。

手違いがあり、数十日分の記事を消失してしまいました。

明日から新たに書きたいと思いますので、よろしくお願いします。
(どうもナニカしている最中に、削除してしまったようななのです。
目が悪いので、困ったものです。。)
posted by 北杜の星 at 16:18| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月28日

ハッチの週間身辺雑記

風邪はよくなりました。
夫はまだ咳が残っているけれどど、ゴルフができるようになったので、完治に近いでしょう。
ちょうど一週間前のこと、車で3分のところにあるカントリー・クラブに隣接するホテルのお風呂に入らせてもらいに行ったのですが、そこは源泉かけ流しではなく加熱循環式ではあるものの、泉質がとても良くて体が温まって、それが寝るまで持続したのが風邪に効果があったのだと思います。
ホテルに宿泊しなくても、ゴルフ練習場を利用した後の人なら500円で入浴できるシステムになったそうで、体を洗うタオルとバスタオルを貸してもらえるので助かります。
私はもうゴルフは止めていて練習はしないのですが、夫がフロントの人に頼んでくれて、特別に入れてもらいました。ありがとうございました。

木曜日のブログに「パブリック・スクール」のことを書きました。
何十年も前のイギリス滞在中に、息子が居るパブリック・スクールに連れて行ってもらったことも書きました。
今日はちょっとその連れて行ってくれた女性のことをお知らせしようと思います。
彼女の名前はロイス・マリオット。芸名をロイス・マックスウェルというカナダ生まれの女優さんです。
といっても名がそう知られている女優さんではないのですが、007映画で秘書のマニーペニー役でシリーズ十数本に出演していたといえば、「あぁ、あの」と思い出す方がいるかもしれません。
ロイスはカナダで生まれ、、ハリウッドやイタリア映画界で仕事をした後にイギリスに移住して、アッパー・ミドル・クラス出身で映画プロデューサーのマリオット氏と結婚、一男一女をもうけました。

日本では有名ではありませんが、イギリスでは演技派としてかなり知られていました。
マリオット氏は典型的なイギリス紳士という感じで口数少なく穏やか、とっつきやすい人ではありませんでしたが、体が弱そうなところがありました。
ロイスは自分の道は自分で切り拓いてきたというリアリスト。イギリスの階級社会なんて鼻で笑う人でした。
だからマリオット氏のお母さんとは仲が悪かったとか。。これは毎日お掃除にくるおばさんの話でしたが。

週末になると娘と息子が寄宿舎から家に戻って来ます。
そこで私の出番です。
そう、私は彼らの子守をしていたことがあるのです。
子守といっても彼らは9歳と7歳。ベビーシッターではありません。
両親がパーティなどで外出する夜、彼らに夕ご飯を食べさせ、早くベッドに行かせるというのが役割でした。
でも、厳しい学校と親から離れた子どもだけの家で、彼らがおとなしく早く寝るわけはありません。もう大喜びで大騒ぎ。
廊下でサッカーをしたり、見てはいけないテレビを見たがったり、鬼の居ぬ間を満喫したい気でいっぱいなのです。
私は料理ができなかったので夕食はほとんどが冷凍ものだったけど、彼らはそれをものすごく楽しみにして「美味しい!」を連発していました。
いったい寄宿舎で何を食べていたんでしょうか?
だけど家庭でも寄宿舎でも厳しいテーブルマナーをやかましく言われながらの食事が、楽しいわけないですよね。
自由な時間はきっと彼らにとってjは天国だったことでえしょう。


やんちゃな彼らでしたが、ある日、私がなにか悲しいことがあって沈んでいたら、息子のティモシーが「●●●(私の名前)をハッピーにするために、僕は何をすればいいの?」と抱きしめてくれたことがありました。
そのとき、その彼の言葉に大感激!こんな小さな子が一生懸命に気を使ってくれている・・すごいなぁと。
これって日本ではちょっと考えれないことですよね。思いはあっても言葉での表現はなかなかできないのじゃないでしょうか。

ロイスは私をチェルシーのイタリア料理店やリージェント・ストリートのインド料理の店に連れて行ってくれたりしました。
強気の彼女も時には愚痴をいったり、弱音を吐いたりしたかったのかもしれません。
そうそう、そのイタリア料理店にオマー・シャリフがいて、彼は立ちあがってロイスに挨拶をしていました。
日本人の二人のボンド・ガールについてなど、007の裏話などもしてくれたこともあります。

ロイス・マックスウェルをwikiで見ると、もう亡くなって10年になるんですね。
母と同じくらいの年齢だったので亡くなっても不思議ではないのですがさみしいです。
マニーペニーとしての映画登場はほんの短いシーンですが、存在感はありました。
初期から中期の007映画で、彼女に会えます。
posted by 北杜の星 at 08:00| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

ハッチの週間身辺雑記

この一週間というもの、私のカレンダーは存在しませんでした。
ずっと、風邪をひいていたからです。
完全に寝込んでいたのは一日だけなのですが、毎日パジャマとガウンで過ごし、家事は洗濯とアイロンかけだけ。
料理は夫があるもので、できるものを(といっても、できるものがあまりないし、できるパスタは食べたくないので、みぞれ湯豆腐とほうれん草と玄米餅とか、まぁ食欲もないので、それでOKだったのですが)。
夫は暖炉で豚ロース肉を焼いて食べたりしていました。

このところ少し食欲がでて、先週フレンチ安食堂で食べたカスレがとっても美味しかったと夫が言うので、白いんげんを煮て、それをたっぷり入れたカスレを作って食べたところ、これがなんとも滋味豊かな味で、とたんにエネルギーが出てきました。
食べものって大切ですよね。

そういいえばお亡くなりになった佐藤初女さんが、若い頃に結核が治癒せず体が弱るばかりの頃に、「食べること」の重要さに気付き、食材を選び自分で食事を作って食べてたら、いつのまにか元気になっていたと書かれていますが、本当にそうですね。
普段の煮込みは圧力鍋で作るのだけど、今回は「治りますように」の願いをこめて、普通のお鍋でことことと1時間以上煮込みました。
手間暇をかけるということは、そこに祈りがあるんでしょうね。
最近のネットなどのレシピを見ると「簡単」「手早く」できるものがたくさん紹介されていますが、それはそれで必要な場合があると思いますが、丁寧に作ることの意味もあるのだと思います。
やっつけ仕事で料理を作ってばかりいると、食べものに対する感謝がなくなるような気がします。

風邪について、とっても面白い記事をあるひとのブログで読んで大笑い。
風邪を予防するには「手洗い」とか「うがい」とかあるようですが、その記事によると、「うがい」はあまり効果がなく、とにかく「手洗い」が重要。
一番風邪に悪いのが、
「汚い指で、鼻くそをほじること」なのだそうです!!

汚い手や指には、風邪やインフルエンザのウィルスがたくさん付着していて、それが鼻の粘膜に着くことで、そこから全身に広がるのだとか。
でもそれってそうかも。だって風邪というのは粘膜の炎症ですからね。そして粘膜の浸透性は大きいから、鼻、喉、胃腸などの粘膜に広がっていくのでしょう。

私の体の調子が悪い時には、結構熱がでるのですが、今回はせいぜい37.5度くらいのものでした。
これくらいの熱だと体の消耗が激しくなくてラクですね。
ただ咳が出たのには参りました。咳って自分も苦しいけれど、傍で聞いている方も「苦しそうだな」とすごく気になるもの。
隣のベッドで寝ているとなおさら申し訳なくて。。
風邪の咳が困るのはもうひとつあって、3週間くらいは残るんですよね。
我が家の暖房はOMと暖炉なのですが、その暖炉が問題ありで、暖炉から室内に煙いが入って来ると、それが咳を誘導して咳込んでしまうのです。
ほんの少しの煙でも反応します。
だけどエアコンにすると今度は室内が乾燥してしまうし、第一、あのエアコンって快適ではありません。

ベッドに寝ていても、愉しみはあります。
すぐ近くの小梨の木に置いた鳥の餌箱です。毎朝ひまわりの種をやると来るわ、来るわ。どこから見ていたのかと思うほど、ずぐにやって来ます。
シジュウカラ、コゲラは慣れていて、餌を出し忘れたりすると、窓の内側の私たちの方にホバリングしながらねだります。
なかには勇敢なのがいて、窓枠に乗ってくるものも。
あんな小さな頭のそのもっと小さな脳ミソで、どうして餌をやっているのが私たちだとわかるんだろうというほどで、本当にかわいいのです。
だから氷点下の朝でも外に出て、ひまわりの種をお皿に入れてあげなくては、という気持ちになります。
もっともご近所の山荘の方がいらしている時には、そこでも餌がもらえるのか、あまりこちらには来ません。あっちの餌の方が高級で好みなかもしれませんね。?
ゲンキンなやつらです。

平和なシジュウカラやコゲラを脅すのが、黄色いくちばしのイカルです。
イカルは餌皿の中に陣取って、やって来るシジュウカラたちを威嚇して追い払うのです。「仲良くしなさい、少しはあげたっていいでしょ」と言いたくなります。
そのイカルもほうほうのていなのが、ひよどりの到来。
ひよどりはかなり大きいので、ひよどりが来ると他の鳥は近寄りません。
でもひよどりは餌皿のひまわりの種を食べるわけではないのです。困ったことに小梨の花芽を食べるのです。
小梨の木はもっと標高の高い蓼科あたりにたくさん自生していて、山桜が終わる頃になるとまっしろな花を咲かせるそれは美しい木です。
蓼科にいた私たちは小梨の花が大好きでした。
だから蓼科を離れてここに越してきた時に、蓼科を思い出す「よすが」として、植えました。
小梨にはちょっと夏が厳しすぎるかもしれない環境だけど、春になると花を見せてくれます。
その大切な小梨の花芽を食べるとは、憎っくきひよどりなのですが、冬場の餌探しの大変さに思いをはせると、追い払う気にはなりません。
今年はとり年だし、夫もとり年生れだし、大目にみましょう。

風邪はだれかに移すと治ると言いますね。
どうも夫が今度は寝込む板のようです。
彼はやせっぽちでも体力がある人なので、そう大事にはならないことでしょう。


毎年「1月に会って、二人で新年会をしようね」と約束している友人がいます。
でも1月はこちらは雪が降ったり、こうして風邪をひいたりで、東京での1月集会がお流れになることが多いんです。
すごく残念。
彼女のご主人はスキーのインストラクター、しかも定年後にその資格を取得した方。いつもこの時期は新潟の湯沢のマンションに籠って、スキーに励んでおられます。
そして妻である友人は「愛弟子」として東京での仕事を終えた金曜日、新潟新幹線に飛び乗り湯沢へ。夫からスキーのレッスンを受けます。
夏はゴルフ、冬はスキー、それも素晴らしい「先生」の指導で、幸せそうです。
(スキー場で生徒さんを教えた後、ヘルメットを脱いだご主人に生徒さんから「あら先生って案外オトシなんですね」って言われたとか)。
そんなこんなの話を聞きたいのに、いつも1月はこういうことになってしまって。。

来週は元気になって、我が家でギョーザとラーメン・パーティをする予定でいます!
下世話なメニューのパーテーも気取らなくて面白そうですよね。
ラーメンが好きでない夫も「たまには、いんじゃない?」と言ってます。
このあたりの冬は長いのだし、冬の間はすることもなく退屈。なにかのイベントがあるほうが楽しいです。

ハッチ君はこの寒いのに、それでも毎日何回か「家の見回り」に出かけていて、帰ると「くちゃん」とくしゃみをします。
そんなに寒いのなら歳も歳なんだからでなければいいのにと思うのですが、猫には猫の事情があるのか、テリトリーをママ織って、ついでに私たちを守ってくれようとしているのか。
「見回り、ごくろうさん」と言ってやると、いつものようにお得意そうな顔をするのです。
猫でも誰かの、何かのためになっているのは、誇らしくもうれしいもののようです。

この一週間、誰の役にも、何の役にも立たない私でした。
posted by 北杜の星 at 07:56| 山梨 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月18日

堀江敏幸「雪沼とその周辺」

お正月明けのテレビで、浅井リョウ、西加奈子、綿矢りさ、村田沙耶香が対談をしていた。
それぞれにお勧めの本を紹介したのだが、綿矢は堀江作品を挙げていた。その理由説明を彼女は浅井にしてもらっていた。
浅井は「小説にはは、いろんなことが起こって、その起こったことを読ませるものと、特別なにも起こらないけれど、その文章によって読ませるものとがあって、堀江先生は後者のほうがだ」というようなことを言っていた。
浅井が堀江敏幸のことを「先生」と読んだのには少々驚いたが、堀江敏幸が若い作家からリスペクトされているのはうれしい。
(私からしたら堀江は「中堅」という感じなのだが、若い人からすると「大御所」なのかな?)
何にも起こらなくても小説は成立するし、スペクタクルのような小説がつまんないことは多い。
(伊坂幸太郎やイトヤマさんの小説は、「起こっても」起こる以上の何かがあるから、大好き)
今回、私はこれを点字で読んだ。文芸点字本は二冊目になります。

点字で読むと印字とは異なる感想が生まれるのかもしれない。 それは一つには、私の点字を読む速度がひどく遅いためもあるのだが、もう一つは、点字はいわゆるカナ表記であって漢字がないこともある。
漢字からイメージできるものがないので、「音(オン)」が表面にぐんと出てくるのだ。
カナのオンを読むことで、文章のリズムがより強く感じられ、そのリズムで小説が成立しているような気になってくる。(主人公の名前の漢字がわからないのはつまらないけけど)。

「雪沼とその周辺」には堀江敏幸のエッセンスがこんなにも詰まっていたのかと、再読して思った。
忘れられたような山あいの小さな町の住民んたちのそれぞれのささやかな日常を描く連作短編集なのだが、道具立てがいかにも堀江敏幸なのだ。
他の誰かには価値のない古いものが、その人にとっては大切なこだわり。雪沼の人たちの生き方そのものなのだ。

以前読んだときには、もっとも好きでなかった「ピラニア」という短編が、今回はとても面白かった。
「スタンス・ドット」がこの本のなかでは読者の一番人気かもしれないし、私も最初に読んだときはそうだった。古びたボーリング場の最後の営業日、若いカップルがトイレを借りにやって来て、ボーリング場のオーナーが彼らに最後のボーリングをさせてあげることになるという話だが、これがそれだけではなく、いかにオーナーがこのボーリング場の「音」にこだわりを持っていて、それがなんとも胸に響くのだ。もし私が映画監督なら、これを原作に映画を撮りたいくらいだ。

「ピラニア」は堀江さんの雰囲気とはちょっとニュアンスが違っていて、初めて読んだときにはあまりすきではなかった。
でも今回読んだら、この意外性が面白い。
堀江さんの筆は「しつこい」んですね。
点字を指でなぞっていると、それがよくわかる。主人公が中華麺や中華丼を苦手とする様子がこれでもかとしつこく描写されているのだが、まぁ、中華麺でよくこれだけ引っ張れるもんだなとその「しつこさ」にあきれてしまう。ゲップの描写も「これでもか」というくらいのしつこさ。
でもその「しつこさ」がユーモアに通じていて、そこはかとなくおかしい。
無意味でいてでもどこかひっかかる。。無意味さのなかにうっすらと人生の隙間が見えてくる。
この「ピラニア」は他の短編と違って、そうわかりやすくはないのかもしれない。
このとぼけた味が私はなんとも好きでした。

前に読んだイトヤマさんの「イッツ・オンリー・トーク」よりは、スピードが上がったかな? 
でもまだ読むのに上から下に指をすべらせないと読めない字が多い。、この本のなかで大変だったのが、「オチョボグチ」と「ウワクチビル」だった。
その一文字を読むのに3分以上かかった。ぅもぅ、堀江さん、なんとかしてよと言いたい。
そうそう、堀江敏幸の文章って、「次はこういう言葉が来るだろう」の予想をものすごく裏切られるんですよ。それが彼の文体なんでしょう。
目で字を追うより指で追うと、堀江さんの文章が「ありきたり」の使い古された言葉でないのがわかるから興味深い。
指を上下させずに、さぁーっと横だけに滑らせて読めるようになると、スピードも上がるんだけど。
でも、ずっと前に読んだ本をこうして、ゆっくり読み返すのもいいものですね。これは新しい愉しみになりそう。

「ピラニア」の次によかったのは「おくり火」。これも描写はしつこいものがあって、でもこれが「ピラニア」とは逆の効果で、「ピラニア」ではユーモアだったのが「おくり火」では。一人息子を失った悲しみを際立たせている。

中心視力がなくなって本が読めなくなることが怖かったのだけれど、どうにか大丈夫いたい。こうやって大好きな作家の大好きな本が読めるのだもの。
雪沼の人たちと同じように、人生は捨てたもんじゃないと思える。
本さえ読めていれば、私は私でいられる。。点字を教えてくださっているK先生に感謝です!
posted by 北杜の星 at 07:54| 山梨 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月14日

ハッチの週間身辺雑記

お正月が過ぎて、平常の一週間が戻りました。
大雪警報が出て心配が大きかったけれど、このあたりの積雪は10センチほど。その日のうちには四駆でなくても走れたくらいで安心しました。
数年間、我が家には四駆の車がなくて、冬の間にニュージーランドで過ごす友人から借りていたのですが、昨年の秋、古いジムニーをヤフオクで手に入れました。
ジムニーはこれで4代目という、夫のジムニー好きです。
全部のジムニーが2ストという、マニアックなもので、こんなボロ車のどこがいいのかと私は思うのですが、修理工場の人も「これは大切に乗ってください、価値が出ますから」と夫を喜ばせてくれています。

習い始めてちょうど半年になる点字講習が、この火曜日、本年最初にありました。
「読む」ことはほとんど終わったのですが、まだ残っているのが「記号」。
これが何種類もあって複雑で、とうてい覚えて使えるようになるとは思えないなぁと思っていると、先生が「覚える必要はないです。こういうのがあると知っておくだけで大丈夫」とのこと。
こうした記号は、印字を点訳する際に、点字文法として必要になるものだそうです。
それにしても、点訳ボランティアさんって、つくづくスゴイと思います。
独特の点字文法を駆使して点字を打つ、それも長編小説など大変です。出来上がったものを「校正」するのって、どうするのでしょうか?

どうも私の周りでは風邪を引いている人が多いようです。インフルエンザもかなり流行しているみたいですね。
今週は体操教室に行こうと思っていたのだけれど、私を連れて帰ってくれる人が風邪をひいて行けなくなり、私もちょっと風邪気味なのでお休みしました。
この体操教室には夫が連れて行ってくれ、友人夫婦が私を送って帰ってくれ、我が家でみんなで簡単なランチをするのです。
夫は以前は一緒に体操教室に行っていたのですが、あまりにできないことが多いので、どうもイヤになったらしく、最近は全然行きたがらない。
体操といってもドタバタする激しいものではなく、東洋の呼吸法がベースのものなのですが、それさえうまく呼吸できずに、とっても疲れるそうです。
困ったチャンです。

ここ八ヶ岳にもナント、オイスターバーが昨年からできたんですよ。
山の中でオイスター・バー?って感じなのですが、友たちと行ってみようとしたものの、何故かみんな「どうもねぇ」と気乗りがしなくって、結局フレンチにすることになりました。
フレンチといっても高級なレストランではなく、店は一応「ビストロ」と書いてありますが、ビストロというよりは「ブション(居酒屋)」という印象で、メニューはとってもベーシックなリヨン料理です。
フランスの普通の家庭でよく食卓にのぼるような、そんな料理のフレンチが、私は大好きで、例えば神楽坂のリヨン料理の「ルグドゥノム」もそうですが、気取らずゴタゴタしてなくて、一皿で充分お腹がいっぱいになる料理がいいです。
(「ルグドゥノム」というのは、リヨンの古い町名だそうです。)
風邪気味だったので、量は少しにしておきました。

私は風邪をひいても薬は飲みません。
症状はどんな病気でも理由があって出るもので、熱が出るのは白血球を増やして風邪のウィルスと戦おうと体がしているのですし、食欲がないのは消化のエネルギーを少なくして、その分のエネルギーを回復に使おうとしているからです。
そんなときに「栄養をつけなくっちゃ」とばかりにたくさん食べてると、良くなりません。
熱冷ましは、せっかく熱で体を温めようとしているのに、体を冷やすことになります。
風邪をひいたときにすぐに薬を飲んでいると、免疫力が落ちて、たびたび風邪をひく体になってしまう。
もちろん何週間も咳が止まらない、熱が下がらないというときには、肺炎や他の病気ということもあるので、その時には病院へどうぞ。
夫は風邪をひくと、とにかく眠りに眠ります。ご飯はせいぜいお粥で、それもあまり食べなくて眠り続けます。
それはまるでハッチ君のよう。ハッチは体の具合があるい時には、何も食べずに眠っています。
夫もハッチも、健康知識はないのだけれど、体がどうすればよいかを本能的にしっているようです。
だけど夫は、たかが7度5分くらいの熱で、もう死にそうな顔してます。熱に強くて39度あっても洗濯する私が少々具合悪くても、同情してもらえないのは悲しいですが。。
(今回私が風邪気味になってしまたのは、いつも摂るホメオパシーの冬用のレメディを買い忘れたからで、うっかりミスをしちゃいました。)

お正月のお煮〆の野菜の切れ端が残っているので、恒例の散らし寿司を作りたいと思うのですが、このあたりでは良い焼き穴子が手に入りません。
せっかく金時人参や牛蒡や酢バスがあるというのに。。
散らし寿司には絶対に穴子を入れなくっちゃ、美味しくない!これは鰻のかば焼きではダメなんですね。
さよりの酢〆があればもっと瀬戸内らしくなるのだけkれど、これは絶対になくてはならないものではないので、あきらめがつきます。
スーパーで売っていなくもないのですが、どうも見ただけで買いたい気にはならない代物。さりとて関西の方から焼き穴子を取り寄せするほど散財はしたくない。
だって昨今は、鰻だけでなく穴子も目が飛び出るほど高くなりましたから。
穴子の変わりをどうするか? 揚げ湯葉で代替としましょうか。。

この週末は特別に寒い予報が出ています。北日本にお住まいの方は暴風雪だそうです。
甲府でも−7度、ということはここでは−10℃まで下がるかも。
寝室に暖房器具を置いていない友人は「部屋が2度ですよ」と言う時があるけれど、この週末は0℃になりそうです。部屋がそんなに寒いなんて、私なら起きるのがイヤだ。
フトンから出るのに勇気が要りますよね。
そうでなくても、冬になると早起きができなくて、どうかすると起きると8時半ということがあります。
年寄りは早寝早起きになると言いますが、我が家では早起きは今でもできません。
就寝は11時から12時。起床は7時から8時ということろ。
若いころと違うのは、ずっと寝通せるわけではなく、手洗いに起きたりすると、1時間くらい眠れないことが多くなりました。

点字講習の宿題が出ていて、作文を2つ、書くこと。
もちろん、点字文法に沿っての文章です。
うーん、できるかなぁ?今週末はこの宿題で頭が痛いです。


posted by 北杜の星 at 08:39| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月11日

深作秀春「やってはいけない目の治療」

私たち日本人は、日本の医療は世界で先端的だと思っている。
しかしどうもそうではないようで、最近各分野の医師たちが「日本の医療は遅れている」「日本の医学的常識は世界に通用しない」とか言うようになっている。
事実、アメリカなどで研究して帰国した医師が、元属した大学病院に戻らず、地方で開業することが増えている。自由に自分の診療をしたいからだ。
なぜ、いつから、日本の医療がこうなったのか?
厚生労働省の問題もあるだろう。薬品メーカーとの癒着もあるだろう。
でもなんとか、世界標準治療の域にはなってもらいたいものだと私は望んでいる。

この本の著者はアメリカで研鑚を積み、米国白内障屈折矯正手術学会の常任理事をつとめる眼科医。
現在の日本での眼科の常識をバッサリ斬っている。
コンタクト・レンズ、レーシック手術を安易に考えないこと。
網膜剥離や白内障や緑内障は最先端の治療で治癒可能なこと。
目の筋肉を鍛えるための体操は、百害あって一利なし。
目はこすったり押さえたりしてはいけない。
水を多量に飲むことを薦められるが、眼圧が上がるので、やめたほうがいい。
・・

上記についての詳しい説明はこの本を読むとわかるが、もっとも興味深かったのが「白内障手術」に関してのものだった。
白内障はいわば老化現象なので、歳をとれば誰もがかかる病気である。
さいわい、私も夫も11月の眼科検診で、白内障はまだないと言われホッとしている。
夫は加齢黄班変性症の初期症状があったので、それ以来定期的に検査をしているのだが、不思議なことに改善していてほとんど画像に所見が見られなくなってえいる。
私の場合は網膜色素変性症というジストロフィーなので、これは仕方ない。(網膜色素変性症が治るとはさすがにこの著者だって言ってない)。

この白内障、医師によって手術が早期の方がいいと言う先生と、まだまだ大丈夫だから手術はもっと後でと言う先生と両方いる。
早めの手術を薦めるのはできるだけ若いうちの方が回復力があるためかと思っていたら、そうではないらしい。
この著者が言うには、白内障手術はなるべく早くする方がいいとのこと。
その理由としては、白内障が緑内障を誘発するからなのだそうだ。
緑内障も最近とても多い。私の友人で、眼圧を下げるための「キサラタン」を寝る前にさしている人がずいぶんいるが、これも加齢現象のようだ。
緑内障にかかると、視野視力ともに失われ失明原因となるので、それを避けるために白内障手術は早く受けるべきであって、それが世界の主流となっていると言う。

そうなのか!
ならなぜ、日本では白内障手術の第一人者の医師が「手術はまだ必要ありません」なんて患者に言うのか?
日本では専門が細かに分かれていて、白内障は白内障、緑内障は緑内障と特化しているので、病気の繋がりがわからないのか?
私の周りでは、10年くらい前まで、日帰りの白内障手術を受ける人が多かったが、このごろでは二泊三日の入院をして受ける人が増えている。
あれはやはり、そのほうが体への負担が少ないのだろうか?
元々私は、出産後や術後すぐの退院には反対だったので、好ましい傾向だと思っているのだが。

大学病院が新しい治療をしていると思いこむのは危険だ。
新しければ良いというものではないだうが、正しい治療の選択肢は多い方がよい。
医師はその勉強をするべきだし、患者も自分の体だだもの、もっと自分で知識を持つべきだ。

この本のなかでips細胞の網色素上皮細胞移植のことが最後に書かれている。
この理化学研究所の手術は私にっては僥倖ではあるのだが、著者の言うように疑問も持っている。
移植手術自体はips細胞ではないものの、自分の網膜の損なわれていない部分を、悪い個所に移植するという手術は、これまでも行われている。
しかしそれが良い結果を生んではいないのだ。
(このことは私の主治医が話してくれたことがある)。
じっさいにips細胞の網膜上皮移植手術を受けた患者さんがどうなっているか?
残念だが視力が出ているわけではないようだ。ただほんのぼんやりとモノの影らしい輪郭がわかるようになったらしい。
もっとも、まったく見えなかった人からすると、ぼんやりと何かがあるのがわかるだけでもスゴイことなのかも知れないけれど、でもまだまだ課題が多い治療のようである。
posted by 北杜の星 at 08:03| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月08日

ハッチの週間身辺雑記い

「あなた、最近ブログの記事が少なすぎよ」
「だって、読書量が減ったんだから、仕方ないじゃない」
「でも、続けているなら、何かは書くべきよ」
「書くことないもん。。」
「何でも、いいでしょ。田舎暮らしのあれこれを書けば」
「田舎暮らしは毎日同じことの繰り返しだよ。、面白くも何ともないと思うけど」
「その面白くないことを書いてみれば、暮らしそのものも面白くなるかもしれないじゃないの」

厳しい友人からの、これはアドバイス?
確かにこのところ、ブログを書く回数はぐんと減っています。
目が悪くなったので、読書がかなり辛くなているし、習っている途中の点字ではまだまだ読むスピードが遅いのです。
それに点字図書館の「新刊」は一般の図書館の新刊よりも、2か月くらい遅く点訳されます。
この点訳は点訳ボランティアさんが一生懸命に点訳してくださったもので、これを点字でプリントアウトして、全国の点字図書館に行き渡るのです。
最近では「点字」ではなく「音声」でも聞けるといういか、音声の方が人気のようです。
私はまだPCにその音声ソフトを入れていないので、音声書籍(デイジーと呼ばれています)を借り出すことはしていないのですが、図書館の人は私が「デイジーでなく点字の本でお願いします」と言うと、ものすごく喜んでくれます。この喜ばれようが本当にすごくて、「私って、こんなイイコトしてるの?」と気分良くなるほど。

さて、何を書きましょうか?
今年はお客さんが来ることが分かっていれば、ケーキを焼いてお待ちすることにしました。
ケーキといってもデコラティヴな豪華なものではなく、マドレーヌとかパウンドケーキ、バナナケーキ、ベイクドチーズケーキのような素朴なものです。
ボールのなかでチャチャッとかき混ぜて、オーブンに入れるだけ。
チーズケーキにいたっては材料全部をフードプロセッサーにかけるので、簡単きわまりない。
それでも変な膨張剤などの添加物は入っていないから美味しいのです。

以前は一週間に一度はケーキを焼いていたのですが、最近は作るのはともかく、食べるのがイヤになって。
夫は素朴な焼き菓子が大好きで、もっと頻繁に作ってほしいようですけど、気乗りしない私は逃げてました。
だけど今年のお客様にケーキを作ってお出しすると、みんなとても喜んでくれて、夫もうれしそう。
だから、横着せずに今年はお客様のときには作ることにしました。
オーブンから適度な甘さの匂いがしてくるのが、お客様を待つ時間として心弾むものがあって、「あぁ、いいな」と思いました。
(街のクッキー屋さんやクレープ屋さんからの匂いって、なんであんなに甘過ぎる匂いがするんでしょうね?鼻が曲がりそう)。

いっとき、バターが無いと言われていたけど、今はどうなんでしょうね。
私は生協や生活クラブで買うので、数はある程度確保されていて、バターが冷蔵庫にないということは無かったけれど、友人のなかには困っていた人もいたようです。
バターはハッチの大好物で、といってもほんの指先にちょっとという量なのですが、朝食のとき必ずやって来て「ちょうだい」と言います。
あれはバターそのものが欲しいというわけではなさそうで、自分も朝食に参加する気分を味わいのではないかと思います。

今日の午後から雪の予報です。
穏やかな年末年始だったので、どれだけ降るか、ちょっと怖い。
寒冷地だからある程度の冬の雪は覚悟しているものの、30センチ以上の雪はやっぱり困る。
でも裏の山荘の方はまだいらっしゃるので、雪掻きはみんなでできるから大丈夫かも。彼らはヒマラヤに毎年行っている人たちで、私たち夫婦のようなヤワではなく、とてもタフな方たちなので心強いのです。

新潟の糸魚川の大火事があった晩はこちらも強風で、裏山の赤松が倒れ、電線をあわや切断しそうな状態になりました。
東電に連絡すると「今は倒木が多いので、優先順位から年明けになります」と言われ、その工事の人が今朝やって来てくれました。
このあたりの赤松は松喰い虫の被害で、倒れている木がたくさんあちこちにあります。
限界集落のため、森林の管理ができてないばかりか、なかには持ち主さえ判然としない山も。
市は予算不足のために伐ってくれなくなったし、山を背負っている家は大変です。幸いなことに我が家は山は背負っていません。
まぁ、今回はひとまず安心。

お腹のまわりについた「お肉」を減らすのが、当面の目標。このところ食べ過ぎてます。
体に余分な肉がつくと、体が重いだけでなく精神も重くなる気がして、心身の風通しが悪くなるのです。
この年齢になると、体重が増えると、腰や膝や足首などに負担がかかるし、いいことないです。
松本に初詣に行って、パルコのsaleで白いセーターを買ったのだけど、着るとすごーく太ってみえるんですね。
でもあれは「見える」んじゃなくって、太っているそのままが見えているのかも。

昨日は七草の日。いつもなら朝食べる七草粥だけど、その前の晩のメニューがきりたんぽ鍋だった。
ただでさえ鍋ものが得意ではない夫は「ベチャベチャしたものが続くのは」と渋い顔。
だから朝は普段通りのパン食。お昼は外食だったから、結局お粥は夜になりました。
夕食だったらやはり、お粥と梅干しだけというわけにはいかず、出汁巻き玉子とか胡麻和えとかいろいろ作ってしまって、デトックスにはならなかったような。。

・・というところが、この一週間。
平穏で平凡で、ありきたりの一週間ですよね。
あんまり面白くないなぁ。
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2017年01月04日

保坂和志「地鳴り、小鳥みたいな」

新年初めてのブログを大好きな保坂和志で始めらるのは、とてもうれしい。
この内容が新年にふさわしいかどうかは別として、保坂和志の小説の根底にある彼の幸福論は、はじまりの時にはふさわしいと思う。

短編集である。
いつも自分と等身大の主人公を描く作風は、ここでも変わらない。
本人そのままの名前で登場することもそうでないこともあるが、周辺の人物は実名が多い。

「夏、訃報、純愛」には、若い頃の彼が、「枯れて見える」初老の男性が「純愛」それも肉体の関係のある純愛をしていると本人から聞き及び驚く話。
まだ20代の若者からしたらそれは、ほとんどあり得ない、ことだった。
彼は男性から「保坂さんは口が堅そうだから」と告白されたのに、同僚にすぐにそのことを言いふらしている。
(保坂さん、困ったもんですね。保坂さんには秘密は漏らさないように)。

表題の「地鳴り、小鳥のように」では、これも保坂さん自身としか思えない主人公が「不倫」の相手と一緒に、山梨の母の実家付近に旅行をする話しで、えーっ、保坂さん、こんなこと書いて奥さんには大丈夫なの?と心配になるのだが、その奥さんは知りつつも騒がずというスタンスをとっているようだ。
笛吹川と釜無川が合流して富士川になるあたり、、というフレーズが何度も何度も繰り返される。
まるでブレッソンという古いフランス人監督の映画を観ている気持ちになる。(ブレッソンは映画のなかに、何回も何回も、例えば主人が店のドアを開けるというようなシーンを挟む)。
彼らが山梨に旅行したのは数年前の大雪の1週間前。よもやあのような大雪になるとは想像もしない、若い女性とのつかの間の幸せな旅行は、何かの予兆なのか。
(あの大雪、山梨県は1週間ほど除雪できなくて物資が届かず、陸の孤島となったのだった。我が家も6日間坂下まで出られなかった、ただ停電にならなかったのと、食料がたっぷりあったのが救いだった。あれを教訓に、山梨県は除雪車をたくさん購入、各集落で使えるようになっていると言うが、今年は大丈夫だろうか?)

「キース・リチャーズはすごい」、保坂が友人の湯浅学から、ストーンズのキース・リチャーズの「crosseyed heart」のアルバムはすごいと教えてもらい聴くと、なるほどこれはスゴイものだった。当時彼は外猫が行方不明で毎日寒空を探し回って気弱になっていた。
これまでもずっとロックを聴き続けてきて、またフリージャズやクラシックのドビュッシーなどにも夢中になったが、自分の人生にロックがあって本当に良かったと言う。
そう、私もロックが大好きなので、この感じは本当によくわかる。
ロックを聴き始めた頃、40歳を過ぎた人間がロックをするなんて想像もできなかった。ストーンズは今や70をとうに超えている。しかもまだバルバルの現役だ。
これを読んで早速、crosseyed heart、買いました。なるほど「キース・リチャーズはすごい」!
全然衰えていない。
私はビートルズより断然ストーンズ派なのだが(ブルースが好きだから)、ストーンズはキースでもっているとかねてより思っている。ミックはあれで案外、ビジネス的なところがあるけれど、キースは本物のロッカーだ。
昨年発売されたアルバムだそうだが、保坂さんのように毎日聴きたい。

もう一遍の「彫られた文字」は割愛します。

保坂さんももう60歳になる。
枯れたかどうか知らないけれど、この短編集にはどことなくセクシーな空気が漂っている。
枯れたくない、の願望なのだろうか?

いつか彼fが「幸せとは、江ノ電の駅のホームのベンチに座ってぼんやり山を見て感じるもの」という意味のことを書いていたが、現在はその駅のそばに高い建物が建ってしまって、山が見えなくなっているとか。。
でも保坂さんのことだもの、きっと、同じような幸せはそこかしこに見つけるはずだ。
そしてそこに猫がいればなおのこと、幸せは増す。
私はそんな保坂和志という作家を心から信頼している。
posted by 北杜の星 at 07:46| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする