2017年07月22日

ハッチの週間身辺雑記

19日に関東甲信越地方は梅雨明けしましたが、もうずいぶん以前か暑いです。
でも東京と違うのは、ここはやはり高原。朝晩は長袖を着ていますし、エアコンはまだ一度も使っていません。こう書くとこの暑さ、イヤミのようですが、でもまぁ、冬の厳しさがあるので、おあいこでしょう。

先週はいろいろ出かけたりイベントがあったりしたので、今週はおとなしく過ごしました。
夫は夏風邪をひいたようで、声がハスキーになってしまったのですが、本人は「苦しくは全然ない」とのこと。
それでゴルフは2度プレイしていました。
高原リゾート地とはいえ、夏の昼間のゴルフ場はすごく暑いと思うのだけど、おじさんたち、みんな元気です。

この季節に毎年届く果物。
一つは群馬県みどり市の友人から送られてくるブルーベリー。今年のブルーベリーはひときわ大粒で、すごく甘い!
これはいつもジャムにはせずに、フレッシュなまま食べます。ジャムにするにはもったいない。
カウンターの上に洗ったブルーベリーの籠を出しておいて、そこを通るたびにつまむのが楽しい。
もう一つは沖縄からのパイン・アプル。
これはパイナップルと呼んではいけない沖縄唯一のブランド・パインだそうで、その香の強さはすごいものがあります。もちろん甘みも強いです。
こんな甘い果物をいつも食べていたら糖尿病になるのではと怖くなるくらい。
このパイン・アップルは我が家を訪れた友人知人にお裾分け。みんな「何、この甘さ」と驚いています。

美味しいものを食べた後は体を動かさないと、ネ。
ここのところ数回続けて体操教室に通っているので3、体が軽い。
この体操教室は私がお世話になっている鍼灸の先生が催されているもので、呼吸法をメインとしています。
ここでは私がこれまで経験したいろんなボディ・ワークが取り入れられているので、慣れているせいもあり心地よいです。
東洋的な動きと呼吸法が多く、現在は「棒」を使う中国健康法を習っています。
これがなかなか、難しい。
棒を持ちながら緩やかない身体を動かし呼吸をするのですが、その棒の遣い方がいくつものパターンがあって、みんなバラバラ。
誰も性格に動けていないというか、覚えていないというか、身体だけでなく頭の体操にもなっています。
私はもともと「先端恐怖症」なので、こうした「棒」を使うのは苦手。
30人以上の人が全員「棒」を振り回すと考えただけで、背中が凍りそうですが、なるべく「棒」は見ないようにしています。
この先端恐怖症は小さい頃からで、お裁縫が大嫌いなのもそのせい。
とにかく先がとんがったものは怖いんですよね。

人間にはそれぞれ恐ろしいと感じる対象が異なっていて、あるひとは高所恐怖症とか、狭いところがダメなひと、その反対に広いところがイヤというひともいます。
海老や蟹などの甲殻類がとにかく怖いという三島由紀夫のようなひとも。
よく、奥さんがコワイという男性がいますが、あれはコワイふりをしているだけだと私は思っているのですが・・
そう言えば、いま思い出しました。作家の山口瞳の奥さんは大の飛行機嫌いで、あの飛行機の中でみんなが前を向き坐っていると想像しただけで、気持ちが悪くなると言っていたとか。

この体操教室へは夫は参加しません。彼は私を送って行ってくれるだけ。帰りは友人が家まで送ってくれます。ちょうどお昼ご飯時なので、軽く一緒に我が家で食べてもらいます。
別に特別なご飯ではなく、私たちが食べている普通のご飯。
今週はキーマカレーでした。夏はカレーですよね。デザートは甘夏ゼリー。

夏になるとこのあたりは「虫」が飛び交います。昆虫は男の子なら好きでそうが、歳をとった昔の少女には「敵以外のなにものでもありません。
飛んでいるものはなんでもイヤ。しかもそれに刺されたり喰われたりするのは耐え難いです。
この数日、私と夫は体のあちこちを数か所、何かに喰われて、大きく赤く腫れています。その痒いことったらなく、キンカンの消費がすごいです。
これはきっと絨毯かあるいはソファのマットレスとクッションが怪しいと、洗濯できるものは洗濯し、干すものは干し、大変な重労働をしました。
何が原因か分からない。ハッチは天国にいったけど、これはハッチの置き土産のダニか?
結局、絨毯はいつものところにクリーニングに出すことにしました。
そこに出すといつも電話がかかって来て「煙草の火の焼け焦げがすごいですが、できるだけ修復しておきました」と。
煙草じゃないんです。暖炉の火の粉が飛んで、焼け焦げになるんです。。
そう言えば、薪がハゼ始めたらハッチは火の前から離れたものでした。

今週テレビを見ていて、すごーく懐かしかったことがありました。
外国人が日本に住む理由とかいう番組なんですが、そのなかで広島に住む外国人男性が「がんね」という江田島にある海水浴場がさびれてしまったので、その海岸を復活させようと運動しているという話。
「がんね」という言葉に「えーっ、がんね!」と反応しちゃいました。
「がんね」は昔よく泳ぎに行ったところです。宇品という港から夏だけ海水浴のために出る船があって、それに乗って泳ぎに行ったのです。
当時は「がんね」が江田島であることすらしりませんでした。
そうか、あれは江田島だったのか。。

あの頃は夏になると、ふだんは人の住まない瀬戸内海の島に船が就航して、海水浴客を運んでいました。
海の家をありました。

でもそういう島の海水浴場はすっかり人が行かなくなったんですね。
だって水着や浮輪や着替えなどの荷物をもって、バスや電車で港まで行き、そこから船に乗る・・なんて時間がかかるし大変。
車に荷物を乗せて海辺まで行けば手軽で、もし犬を飼っているなら犬だって一緒に行けます。
広島の人たちは高速道路を使えば簡単に山陰の海にも行けるようになったそうです。
だから「がんね」のような島のところには誰も行かなくなってしまった。
だけど、だからでしょうね、海はとてもきれい。
その「がんね」、テレビを見ているとすごーく行きたくなりました。

ここ八ヶ岳南麓の子どもたちは、どこの海に泳ぎに行くのでしょうか?プールはたくさんあっても海に行きたいですよね。
山梨には海がない。
新潟かな?それとも愛知か三重?もしくは伊豆?
どこに行くにしてもちょっと長いドライブです。
瀬戸内の子どもたちはそういう意味で幸せです。
posted by 北杜の星 at 07:41| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月15日

ハッチの週間身辺雑記

豪雨の地域があるというのに、ここ八ヶ岳南麓は空梅雨気味。天気予報で雨の日も、前日の予報では曇りに変わり、でもその日になれば快晴。
そんな日々が続いています。
田んぼは大丈夫かと、野菜一つつくってない私ですら心配になります。

1週間前、ある講演を聴きに行きました。
講演をしたのは、1968年生まれの小林幸一郎さんという視覚障害を持つ方です。
彼はフリー・クライミング、ボルダリングの世界チャンピオン。
目が見えなくて、岩登りができるの?そんなことがどうして可能なの?
それが知りたくて、小林さんの話を聞いてみようと思ったのです。

小林さんは16歳のときにフリークライミングを始めました。それまで運動は大嫌いだったとか。
けれど28歳とときに失明を告知されます。網膜色素変性症という遺伝子の病気でした。
失意でいっぱいになりながらも、彼はフリークライミングは諦めませんでした。
そしてイタリアやフランスでの競技において、世界チャンピオンとなったのです。
彼の競争相手は190センチの身長のスペイン人やイタリア人。小林さんの身長は157センチです。スゴイですよね。
彼の話しを聴いていると、出来ないことはないんだな。自分が自分で壁を作っているのだと、つくづく思いました。
「自分が何をしたいかがわかると、必ずそれを助けてくれる人がいる」という彼の言葉が印象的でした。
運動オンチの私もちょっとフリークライミングを試してみたくなりました。今度機会があれば、是非、と考えています。

月・火と一泊で、草津温泉に4組の夫婦で行ってきました。
8人のなかで草津に行ったことがある人は3人。でも誰も旅館に泊ったことはない。
東の草津、西の有馬と言われる超有名な温泉地だというのに。
もともとあまり温泉フリークではない私と夫は、大きな温泉街のある温泉地に興味がなかったのです。でもいろいろ調べていて、泊ってみたい宿が草津に見つかりました。
「さぁ、予約」と電話したら、2組までしか受け付けないと言われました。つまり騒がしい客はお断りという落ち着いた宿なんですね。どうりでネット予約をしようとすると、どの日も「2組」の空きと書いてあったはずです。
「静かにしてもダメですか?」と聞くと、大笑いされて「すみませんが。。」と断られました。
それで、その宿の本館というか親旅館に宿泊することに。ここは100年以上前のシブイ素敵な木造建築。でも設備は新しく快適で、食事もとても満足できるもので、みんな大満足。
初めて体験する草津のお湯も、こんなのに毎日入っていたら、どんなに美しいお肌になるだろう・・と思うほど。

これまで写真や映像でしか知らない「湯畑」は、宿から徒歩8分。そぞろ歩きの温泉街は思いのほかしっとりしていて、建ち並ぶ お土産屋や旅館など、けばけばしくなく品があって、さすが草津と感心しました。
「湯畑」は、もし教会でもあればまるでどこかヨーロッパの町の広場のよう。
温泉玉子や温泉まんじゅうなど、「これぞ温泉」というお土産を買い込みました。(群馬って、あまり名物がないんですよね。下仁田ネギとかうどんとかこんにゃくくらい)。

だけど、私、見つけたんです!
靴フェチの私の本性が出ちゃったのです。そう、靴の店。そてもスニーカーの店です。
ここに興味を持ったのは私だけでなく、Kさんという女性もでした。
メンズもレディスのスニーカーもあるのですが、他の人は眺めるだけ。私とKさんは俄然、買う気まんまん。
夫が「こfれが、いいんじゃないの」と見てくれたのは、なんとラッキーにもアウトレット品。ちょとワケありの商品で7000円引きとなっていました。
そのワケとは、ウィンドウに飾っていたため、太陽で少し色落ちしていたのです。
Kさんも素敵な品を購入。意気揚々と旅館に戻りました。

私が買ったそのスニーカーは、広島のブランドで、なんと私が数年前に広島に行ったときに、たまたま履いて行った靴がダメになりデパートで買ったのと同じだったのです。
「spingle move」というブランドです。
ここは以前はゴム長靴とかゴム手袋とかを製造していた会社で、何年か前から若いデザイナーたちを登用してスニーカーを作るようになったところです。
現在では伊勢丹三越や東急など、全国展開するようになったのです。
それにしても草津温泉にその専門店があるなんて、びっくり。
派手な色のスニーカーが欲しかったので、きれいな赤茶はうれしいです。一昨日Kさんに会ったら、彼女も買ったのを履いていてお互いニッコリ。

草津の帰りには、上田でルバーブのジャムや「ル・ヴァン」のカンパーニュ(私はル・ヴァンのパンが一番好きです)を買って、友人から教えてもらった山の中の自家製チーズ屋さんで、フレッシュの山羊のチーズやカチョカヴァッロも買って、帰宅。
これは本当に美味しいチーズでしたが、通販はしていないみたいで、あそこまで1時間半以上かけて行くしかないのか。。
曜日によって作るチーズが違うそうで、木曜日にはモッツァレッラがあるそうで、木曜日を目がけて出かけられればと考えていますが、これからの季節は、白樺湖方面はすごい混雑となりそうですよね。

14日はこちらのギャラリーで開催中の「エメラルド展」をのぞいて来ました。
このエメラルドのジュエリーは川添微さんという女性が、コロンビアの山奥に危険を顧みず自ら赴き買い付け、自分でデザインしたもので、この模様はテレビの「情熱大陸」で彼女が取り上げられたことで、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらのギャラリーで数年に一度、展示即売をしています。
今は結婚しバリ島に住み、二人の子どもを育てていますが、以前と変わりなく、いいえ、以前にも増して素敵な女性になって、エネルギー全開で生きています。
エメラルドはスニーカーと違って「これ、下さい」という値段ではないので、とても買えません。

でもお金があっても、エメラルドは私の石ではないような気がするのです。
緑石や赤の石には昔からまったく惹かれません。私を魅了するのはラピスラズリの深い青なのです。どいういうわけか昔からあの青が好きです。
「微ちゃん、ラピスは作ってもらえる?」と聞いたら、彼女は「私は石のコレクションは、ドラム缶3つくらい持ってるから、できますよ」とのこと。
彼女はラピスのためにスリランカに行きたいと思っているとも言っていました。
よくヨーロッパの女性で、いつもいつも同じピアスやネックレスをしている人がいますが、私も「あぁ、あのラピスの人ね」と言われるようになりたいのです。
さいわいにもラピスはエメラルドのように高価な石ではありませんが、今やとてもビッグになった彼女に、こんなお願いをしていいものかと逡巡しましたが、彼女は「ううん、リフォームのデザインとかもしてるから」とのこと。ラピスのデザインは楽しみと言ってもらえたので、ホッとしました。

きっと誰にもその人の「石」があるのだと思います。
自分に合った「石」を身につけていると、守ってもらえるような気持ちになります。その感覚は、自分と地球の太古からの何かとつながる感じなのかもしれません。

そして昨夜はチキンカレー・パーティ。
夏はカレーが食べたくなる。つい10日前に友人が来たときにもカレーだったのだけど、また作りました。
いろいろ夏野菜が出て来たので、どっさりのサラダを添えて。
カレーだとみんな気兼ねなく食べてくれるのがいいですね。

そんなこんなのハッピーな1週間でした。
posted by 北杜の星 at 07:36| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月08日

ハッチの週間身辺雑記

北九州地方は大きな豪雨被害ですが、このブログを読んでくださっている方々はご無事でしょうか。
最近は地球全体の気象が狂っています。いつでもどこでも、そして誰もが被害にあう可能性があります。
私の住むここには大きな河川はないので洪水は起きないですが、山林なので土砂崩れはあるかもしれません。
どんな備えをすればいいのか?どこに避難すればいいのか?物資はどう調達できるのか?確認しておくことも大切ですね。

被害にあわれた方々には申し訳ないのですが、こちらは大雨は降ったものの平穏です。
一週間前の土曜日、映画を見に行きました。映画といってもロードショーではなく自主映画です。
私は目が不自由なので、はっきりと画面はわからないのですが、それでも瀬戸内のきれいな海を感じることができました。
映画は「祝福の海」というタイトル。
31歳の東条雅之監督が撮ったものです。

山口県長門市で自給自足で暮らす「百姓庵」では、農作物ばかりではなく、塩もつくっています。
命の源の海。その海水を釜で煮てつくらる塩は、人間の体液と同じ塩分濃度。ミネラルいっぱいの塩です。
「百姓庵」でく暮らしていた東条さんはやがて、原発反対運動の島として知られる祝島のことを知ります。
祝島は長い間中国電力の原発建設に反対し、島のおばあちゃんやおじいちゃんが「海をお金では売らない」と、島の自然を守ろうとしているところです。
原発ができると、そこからの廃液の流出で、海水温が7度上がるそうで、そうなれば漁業はできなくなります。
反対派もいれば推進派もいて、島は必ずしも一枚岩ではなく、お互いの反目も強いものがあるのでしょうが、最近ではIターンやUターンの若者たちが移住してきて、おばあちゃんたちと一緒に闘っています。
若い彼らは島のお年寄りからたくさんの生活上のことを教えてもらってもいます。
彼らの輝く顔を見ていると、こちらまで希望が感じられハッピーになれます。

なにより海が美しい。
岡山や広島は産業都市なので、瀬戸内海には工業地帯がならんでいます。
でも山口の祝島あたりの海は本当に自然に溢れているのですね。この海を見ると、誰でも「これを守りたい」と感じると思います。
私は塩が大好き。もう40年近く前から、世界各地の塩を試しています。それを知る友人たちは旅行に行くと、私へのお土産に塩を買って帰ってくれます。
映画の百姓庵の塩づくりを見たら、もう我慢ができずに、さっそく注文しました。
この春にできた塩2種類。
春になると海には藻が出ます。その藻と海水を一緒に煮詰めてつくる「藻塩」。
それともう一つはあのあたりの藻で有名な「アカモク」の「藻塩」。これはちょっと貴重な塩だそうで、食卓でのかけ塩として使います。
これまでも山形県で買った藻塩が美味しくて、なんであれはあんなに美味しかったのだろうかと不思議だったのですが、藻って、味が出るんですね。
昆布ほどではないけれど出汁がでる。それを煮詰めることで味が凝縮されて、さらに美味しくなるのだそうです。
そういえばフランスのゲランドでも藻入りの塩がありますね。
そして良い塩は、海だけでなく海にそそぐ川も大切。
汽水域でとれる塩は美味しいんです。山口県長門市の塩も汽水域です。
これも南フランスのカマルグの塩は汽水域の塩。
カマルグの塩は毎年、友人がプレゼントしてくれ、いつも我が家のテーブルにあります。
(ちなみに、日本の塩で塩化ナトリウムが少なくてミネラルが最も多い塩は、「粟国の塩」のようです。「雪塩」はその次くらいかな)。

映画上映に際して、東条監督が和歌山からわざわざ八ヶ岳までやって来て、挨拶をしてくれました。
そのときに彼が話したことが、私にはちょっとした衝撃でした。
彼は大学は北海道大学だったのですが、「卒業後、仕事以外に、どんなテーマを持って人生を生きようかと考えた」と言ったのです。
仕事を選択するのでさえ一大決心なのに、そしてそれすらままならないのに、彼にとっては「人生のテーマ」がそれ以上に重要だったのです。
。。若い頃、私はとてもとてもそんなことは考えていなかった。
今の若いひとはなんてすばらしいのだろうと思いました。
こういう若い人たちにこれからの地球を託せるのは、本当にうれしいことです。

私の住むここ八ヶ岳の北杜市長坂町は、日本の国蝶のオオムラサキの生息地です。
今年も我が家んテラスに飛んで来てくれています。
蝶は苦手な私でもオオムラサキが来ると「今年も来てくれてありがとう」という気持ちになります。
私の目にもオオムラサキは他の蝶とは違うのがわかります。というのは、飛び方が違うんです。
てふてふと翅をわさわさするのではなく、どう言えばいいのか、まるでコウモリのようにすーっと飛ぶのです。
オスの方がきれいなのは自然界の常ですが、あまりオスは見かけず、飛んで来るのはいつもメスの方ですが、それでもうれしい。

うれしいと言えば、今年はホタルがたくさんいます。
時期が良かったのもあるし、風がなかったことや新月だったこともあって、田んぼの用水路にたくさん飛んでいました。
友人夫婦を誘ったのですが、彼らは初めてこんなにたくさんのホタルを見たと感激していました。
田んぼにホタルが多いということは、農薬が少なくなったのかな。
日本のホタルははかなくていいですね。
イタリアでホタルを見たことがあるのですが、点滅しないでずっと点灯しているホタルで、しかもその灯りの大きなことったら、風情がなさ過ぎ。
ずっと点灯しているのでは、見るのにも飽きちゃいます。

そうそう、書きわすれるところでした。
今週は、東京から友人が遊びに来てくれました。
その日は夫がゴルフで(そのゴルフにも私の友人が参加してくれたののですが)、小淵沢駅までのお迎えは、裏の山荘のSさんが引き受けてくださいました。
小淵沢駅は新築されて駐車しにくくなっていたりと、ちょっとまごつきましたが、古い駅舎は壊すのでしょうね。本格的な夏のリゾート・シーズンには間に合えばいいですけど。
お世話になったのでSさんにも来てもらって、テラスでネパール・チキン・カレーのランチを一緒にしました。
さいわいお天気がまぁまぁだったし、山も見えたし、東京はものすごい暑かったらしいので、友人がリフレッシュしてくれたのならよかったです。

そんなこんなの、自然を大切にしなければと思った、一週間でした。

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2017年07月01日

ハッチの身辺雑記

一週間のはやいこと。とうとう一年の半分が終わってしまいました。
今日から7月です。

視覚障害者のための点字、パソコン、iphoneの教習が、今週で終了。
ちょうど1年間、毎週、先生が甲府から列車で来て下さり、夫が駅まで迎えに行ってくれ、約1時間半、いろいろ学びました。
やはり点字がもっとも大変でしたね。
この年齢ではたして習得できるものか?不安でいっぱいでしたが、先生の「大丈夫、必ずできます」の力づけで頑張れました。
4か月で本を読み始め、現在は15冊目を読み終わるところです。
やっと読むスピードもでてきてので、山梨ライトハウスではなく他館から借り受けようと送ってもらったのですが、どういうわけかその本には1ページに2〜3か所の打ち間違いがあったのです。
点訳はボランティアさんの手でされています。ものすごい労力で、とくに点字文法は独特の難しさがあって、よく点訳をしてくださるものだと、私は点字の本を読むようになって、つくづくそのありがたみを感じているのです。
でも指で読むという感覚にとって、1頁に数か所の間違いはちょっときつすぎる。どうしても先に進もうという気になれません。
悩んだけれど、本当に申し訳ないことだけど、図書館に連絡しました。
その間違いはおそらく、点訳の際の打ちミスではなく、点字データをコピーするコピー機の問題ではないかということで、言われてみると、一つ点が足りなかったりしていました。
そのコピー機がどういうものかはよく知らないのですが、おそらく、タイプライターの字が欠けていたりの不完全さと同様なのかもしれません。
というわけで残念ですが、他館からの本はまたお預けということに。。
(点訳される本はじつに多くて、全国で一週間に何十冊にも及びます。今は点字よりデイジー図書といって音声で聴くほうが主流になっていますが、本好きにとっては電子図書より紙の本が好きな人がいるように、音声だけでなく点字もこれからずっとあり続けてほしいと願っています。)

先日このブログで、私の住む山梨県北杜市の環境計画についての小冊子を紹介しました。
そういう計画書が虚しくなるほどの太陽光発電パネル設置が目立っていて、これは現在だけでなく、廃棄などに関して将来、負の財産を次の世代に残してしまうのではと、みんなが懸念しています。
その太陽光パネルがなんと、私たちの親しい友人の家のすぐ裏にできたのです!
しかも南斜面の八ヶ岳南麓ではなく、白州という南アルプスの麓です。
白州は旧甲州街道の宿場「台が原」のあるところで、白州の水といえば名水の誉れが高く、サントリーの「南アルプスの天然水」はここの水なのです。
農家は猿や鹿の被害に困るほど、ときどき熊も出没するそうで、自然が多くのこっている土地です。
その白州にまで太陽光パネル!
どこまで自然を壊せば気がすむのか?!

規模によりますが、パネルを設置するのに申請など必要ないのです。(メガソーラーは申請も説明会も必要です)。
規制が何もない。
友人によると、「木を伐ります」との通知は受けたけれど、ソーラーパネルのことは説明されていなかったそうです。
聞くだに腹が煮えくりかえります。
本当にひどい。
でも役所に訴えても、「個人の土地に持ち主が何をしようと問題ない」と言われるのでしょうね。

ドイツなどでは太陽光パネルを設置するときには条令があって、廃棄する際の費用を自治体に支払う義務があると聞きます。
十数年するとパネルは劣化します。パネルは危険ゴミなので処理にお金がかかるので、そのための費用を最初から考えてあるのです。
でも日本にはそんな法律はありません。
廃棄する頃には、パネルを設置した会社は倒産しているかもしれない。(その可能性は大きいです。現にもう潰れている会社がたくさんありますから)。
そうしたら誰がそれらのパネルを撤去するのでしょうか?
撤去し廃棄するには莫大なお金がかかるので、そのまま放置されることになると思います。景観が悪いだけでなく、危険物質が風雨にさらされ、やがて地中に浸み込む。。
地主はそうしたことまで考慮にいれいているのか?
いいことばかりを業者から吹き込まれているのでしょうが、本来の自然エネルギーの理念からはほど遠い経済優先だけが透けて見えるのが現状っです。

先週の身辺雑記には、胃腸の具合が悪いと書きましたが、ようやく夫婦ともにほぼ回復。やっと普通の食事に戻りました。
体のどこかが悪いと、そのことに気分が振り回されて、明るく慣れません。
胃腸があることを忘れているようになれたので大丈夫だと思います。
2回の友人たちとの会食だけで、治りかけの体をいたわっています。

山梨は果物王国で、とくにぶどうと桃の産地として有名。(最近はさくらんぼもです)。
その桃がぼつぼつ出始めました。
夫は固いのを皮のまま食べる山梨方式がこちらに住むようになってのお気に入り。私は柔らかジューシーが好み。
(山梨のひとは「うちら、柔らかくなった桃は捨てるで」と言います!)。
1カ月半くらいは毎日楽しめます。
今はちょうど果物の端境期で、まぁ、メロンかなという感じでしょうか。
我が家では果物は本当に旬のものしか食べないので、短い期間だけとなります。
スイカを頂いて食べて美味しかったけど、スイカは気分的には8月ですよね。

点字講習は終わったけれど、読む方はOKとして、書く方を自主的に毎日書いていかないと忘れそう。
ただでさえ、アルファベットは5文字くらいしか覚えていない。。
本を読んでいて「これ、何?全然わからないよ」と言うと、夫が「それ、英語じゃないの?」と傍からアドバイス。「わからない時には英語だと思えばいいんだよ」と。
ごもっとも、です。
覚えていないけれど前後の様子で、これはATMだなとか、MRIだなとかJRだなとかは勘でわかるのだけど、その勘に頼っているといつまでたっても覚えないのがいけないんです。
アルファベットを覚えるのをこの夏の課題にしたいと思います。

そんなこんなの、まぁまぁの1週間でした。


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2017年06月27日

北杜市刊「北杜市景観計画」

この小冊子は山梨県北西部にある北杜市の景観計画について平成22年12月に策定され、28年2月に変更されたものの計画書である。
これをライブラリーで見つけ、「北杜市民なら読まなくっちゃ」と借り出してみた。
というのは最近北杜市では「景観」が大きく損なわれているからだ。
しかもそれが自然エネルギーという錦の御旗の顔つきをしていて、実はそうではなく、環境破壊について何の意識も持たない経済優先事業が目的となていることに大きな矛盾を感じている。

北杜市という市の名前には歴史的文化的な背景はなにもない。
平成の大合併によって、南アルプス側の武川、白州と、茅が岳側の須玉、明野、八ヶ岳南麓の高根、長坂、小淵沢によってできた人口5万人ほどの市である。
山梨県の最北に位置しているので夏のリゾート地として別荘地、またシニアの移住地として名を馳せているが、3・11以降は若いファミリーの移住も増えてきている。
合併にあたっては市の名前を各地域い譲らず(「八ヶ岳市」という候補が強かったらしいが)、結局は「北杜市」に落ち着いtが。
どの町も小さくて立派な商店街もないのだが、行政区としては広範囲なため、福祉などを充実させるには大変なところがあり、山梨県ではもっとも福祉が悪いので知られてもいる。
それでもたくさん人たちがここに移住うするのはやはり、ここの自然に心惹かれているからだと思う。
南アルプス、八ヶ岳、富士山がぜーんぶ見えるなんてまるで夢のような景色なのだ。

しかしこのような自然に溢れ美しい土地が東日本大震災以降、ずいぶん変化した。
太陽発電のパネルがあちこちに設置されて景観を損なっているからだ。しかも山林を伐り倒して山を丸裸にして設置している。
そのため景観だけでなく、保水力を失った地面が崩れる被害も出ている。
いったい誰がこういうことを許可しているのか?どう考えてもそれは行政、つまり北杜市だとしか考えられない。

この冊子には「美しい風景は、それだけで人を呼び寄せ、まちを活性化させる源泉(観光資源)です。地域の景観の魅力を再認識しその魅力を最大限に活かした活力ある風景づくりを目指します」とある。
ホントかいな?と言いたくなる。
確かに、建築物を建てる時にはかなり厳しい「景観条令」があって、それらをクリアして設計し建築申請を出す必要がある。
しかしじっさに建っている家を見ると、真っ赤なサイディング、黄色の外壁に緑の屋根など、もう滅茶苦茶というか暴力的としか言いようがない。
あれでは許可されなかったはずなのに建っているということは、後のチェックがなにもないということ。
つまりは、放題。そのうえご多聞にもれず何の罰則にも問われない。
それなら何のなめの規制なのかと言いたくなる。

ましてや建築物ではない太陽光パネルとなると、最初から条令も規制もないのだ。許可を取ればそれでOK。
その許可は市議会の長である市長がだす。
(北杜市でもっとも大きな太陽光パネル設置事業者は昨年までの前市長の親類縁者と聞く)、
近隣のとの市よりもここ北杜市に太陽光パネルの設置が多いのは、ここが日本でもっとも日照時間が長いからだが、それが災いとなっているのだ。
自然エネルギーは大切である。原発反対の私にとっては自然エネルギーへの転換こそが日本が今後生き延びる基本的政策だと考えている。
しかしそのありようが問題なのだ。
山のままでは何も生まない、固定資産税がかかるだけ。。それなら太陽発電会社にパネルを設置してもらって収入を得ようと考える地元の人の気持ちはわからないでもない。
他に収入の途がないからだろう。
でもちょっと考えてみてほしい。
あのパネル、壊れたり耐用期限が終わったらどうなる?
粗大ごみじゃすまないのだ。あれは危険ゴミなんですよ。誰がお金を出して処理するのか?
目先の利益に目がくらみ、子や孫に負の遺産を作ることになりはしないか?

それでよく「景観を守ろう」と言えるものだと、あきれてしまう。
この小冊子、建て前だけの、じつにじつにムナシイものでした。
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2017年06月24日

ハッチの週間身辺雑記

先々週・先週と過食続きで、私も夫も胃腸の具合が悪い一週間でした。
もともと腸が弱い夫は私より症状が重く、痩せていてもエネルギーいっぱいの彼なのですが、体調が崩れると心配になります。
痩せがますます痩せるようで心配なのです。

私たち夫婦はよほどのことがない限り、腹痛でも風邪でも病院にはかかりません。
五木寛之も言っていますが「自分の体は自分でメンテナンスするべき」だと考えているからです。
病気を治すのは薬や注射ではなく、自己免疫による自然治癒だからです。
消化の良い食べもの(といってもおかゆや雑炊、あれは案外噛まないんです。だから普通の白米をよくよく噛んで食べる方がいいような気がします)。
あとはまったく油脂を使わない人参やキャベツのポタージュ。
少し良くなったら半熟玉子とか鶏の蒸したものなどを、これまたよく噛んでという段階を踏んで、ようやく普通に戻りました。

その間、外からも手当をします。
それは枇杷の葉温灸。
枇杷の葉を当てて、棒もぐさをツボに押し付けるのですが、これが本当に心地よいんです。
「癒す」という言葉がありますが、枇杷の葉温灸はまさしく体も心も癒してくれます。
問題は枇杷の木です。ここ八ヶ岳南麓は寒冷地なのでなかなか枇杷の木が育ちません。これまで何本か植えたのですがなかなか越冬しない。
でも数年前に植えた木はなんとか成長を続けてくれて、今では温灸に使う葉っぱがとれるようになっていてありがたい。
もっとも毎日毎日使えるほどにはまだなっていませんが。

この温灸でかなり回復。
回復すると夫は「ステーキが食べたい」と言いだしました。普段から「何が食べたい?」と訊ねると「ステーキ」というほどの肉人間。
ステーキが食べたいというようになれば元気を取り戻した証拠かと、一昨日昨日とステーキを彼だけに作りましたが、お腹の具合はどうなのか?
私はまだ鶏肉くらいに押さえていますが。
こんな年齢になっての過食はいけませんね。しかも続くのが良くない。
過食は内臓だけでなく、筋肉や骨や関節にも悪影響を与えますから、気をつけなければとあらためて自戒しました。

そんな折ですが、この季節だけの美味しい練りもののパンフレットが届いたので、友人たちにほんの気持ちを贈ろうと、注文しました。
これがみんなに大好評!
これは尾道にある蒲鉾さつま揚げのお店で、100年間製造法が変わっていません。
練りものって添加物が多いんですよね。
でもここのは着色料や保存料などの添加物なし。
添加物の味に慣れている人には物足らないほどあっさりしていますが、本当にイヤな味がしないストレートな美味しさなのです。
そのお店が夏季限定で、焼き蒲鉾と鱧皮蒲鉾を作っているのです。
鱧皮蒲鉾は関東の方には馴染みがないだけに、「初めて食べたけど、すごーく美味しい」と感激のあまり2度も電話をくれた友人がいるほどでした。
喜んでもらえて良かったです。
ここはスゴイ商売をしている店で、一昨年だったか昨年だったかの春のこと。
注文をしようとお店のHPを見ると、魚の不漁のため当分製造を中止しますと書かれていたのです。
瀬戸内の魚を材料としていて、それが不漁だったのです。
でも他の魚場からの魚を使うことは潔しとしなかった。
前からファンだったのが、ますます信頼度が大きくなって、時々取り寄せています。さつま揚げもお勧めです。
こんんな商売を続けている店があるなんて、捨てたもんじゃありませんね。

雨が降らなかったので、田んぼも畑もカラッカラ。
ようやく水曜日はまとまった雨となり、毎日有線で流れていた「節水のお願い」の放送がなくなりました。
八ヶ岳は南アルプス側と違って、昔から水が少ない土地なのだそう。
来週は雨続きのようなので梅雨らしくなることでしょう。
地元の無農薬農家の人参はこれまでの水不足で、あまりジューシーではなく、我が家の毎朝の人参ジュースには不向きのようで残念。
そろそろいろんな地元野菜が採れる時期で、つい先日はある友人からたくさんの玉ねぎを頂きました。
彼女のつくる玉ねぎはとても見事で、一年分とは言いませんが、冬の前まで使う分を気前よく下さるのです。
また青森ニンニクを植えたのがこれまた「お見事」と言うほど大きくなったのが数個、オマケについていていました。
こちらではジャガイモより玉ねぎの方が早いみたいです、
土モノ野菜は土づくりからが大切で、農薬だけでなく除草剤を使わないとか、化学肥料は使わないとか大変なようですが、それだけ美味しく体に害のないものが育ちます。
何の苦労もなくそれを頂くのはありがたいような申し訳ないような。。でもやっぱりすごくうれしいです。

ニンニクと言えば思い出す笑い話があります。
ニンニクの種はジャガイモと同じように、一かけらを植えますが、中国産のニンニクの種を植えて日本で育ったものは、中国産なのか日本産なのか?
こういうのを決める基準があるとは思うのですが、どうなんでしょうか?

あれやこれやの沈滞気味の一週間でした。
posted by 北杜の星 at 08:05| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月17日

ハッチの週間身辺雑記

梅雨はどこ?どうなったの?というくらい、ここ八ヶ岳は爽やかな晴天続き。
畑は水不足でカラカラだとか。
雨ってたくさん降ってもイヤだけど、降らなくても困る。おてんとう様のご機嫌に任せるしかないのですね。

この1週間はけっこう盛りだくさんでした。
一週間前の土曜日には、自家製ハムソーセージの工房のご主人の全快パーティが催され、招待されて参加しました。
彼は一昨年の暮れにバイク事故に遭い(カーブを曲がったところに鹿がいたための不可避の事故でした)、肩の損傷がひどく、入院手術リハビリとずっとお店を休んでいらしたのです。
今は肩を休め休め、美味しいハムを作れるようになりました。
リゾート地のここは夏にはどこのお店も超多忙になります。その前にひとときの休暇ということで一週間のお休みを取り、その間の「感謝パーティ」ということで、ハムやソーセージはもちろん、ピザや前菜など盛りだくさん、集まった人たちって50人以上だったのかな?
みんなお腹いっぱい、隣に座った方々とお話ししたりして、楽しく過ごしました。
なにより印象的だったのが、ビールでした。
ふだんビールをあまり飲まない私なのですが、そのビールには日本のビールのような雑味のある苦味がなくて、じつにスッキリ、しかもコクもあるのです。
聞いてみるとドイツのビールで、瓶のものもあるのだけれど、今回は樽で取り寄せたとか。
ビールって美味しいものだと初認識しました。

次の日は、私の憧れの君S氏が、見事なさくらんぼを届けに来てくださいました。
S氏がいらっしゃる時は遠くからポルシェ・ターボの轟音がだんだん近づくので、「あ、Sさんだ!」とわかるのです。
大好きな方なので、さくらんぼ無しでも大歓迎なのですが。。
びっしり箱詰めされたさくらんぼは、我が家ではとうてい買えない高級品。
大粒で真っ赤で、さくらんぼって本当に愛らしい果物なんですね。味が濃いので10粒も食べると満足できます。
毎年、ありがとうございます。

月曜日のお昼前、夫が突然「松本へ行こう」と言いだしたのはうれしいサプライズ。
夫は松本の街が目的ではなく、知人から教えてもらった道をドライブしたかったようです。
いつもは小淵沢インターから高速で松本インターで下りるのですが、その道は塩尻で下り、そこから東側の県道を松本のあがたの森公園前に行く、というもの。
教えられたように左に塩尻平野(盆地?)、まるでヨーロッパの田舎道を走っているような心地よさ。
すっかり気に入り、今度から松本に行くにはこの道だね、ということに。
松本インターを降りると、どうかすると街中まで渋滞していることが多く、しかもあまり美しくない道なんですよね。
松本でランチどころを探したのだけど、鰻屋も蕎麦屋も洋食屋もお休み。ランチ難民になりそうだったので見かけた中華屋さんに入って、あんかけ焼きそばを二人で食べ、せめて美味しいコーヒーをと、コーヒー屋さんで一休み。
帰りも同じ道、夫が来るときに見つけた看板のお豆腐屋さんに寄って、湯葉やおぼろ豆腐や油揚げを購入。甘党の夫は豆乳ドーナッツもゲット。
美味しくてリーズナブルな値段で、今度もここに寄るために、車にクーラーボックスを忘れないようにしなくっちゃ。

火曜日は2週間抜けていた視覚障害者のiphone教習で、先生が甲府から来て下さいました。(先生は出張でお忙しかったのです)。
voice overの機能を使うのですが、私はまだ少し狭い範囲が見えるので、つい「字」に頼ってしまいがち。
voice overとsiriの両方を使い分けながら、やっていこうと思っています。(液晶の字が小さくて見づらいときにも老眼鏡を取りに行くかわりにvoice overで読みあげてもらうと
便利です)。

水曜日は久しぶりに体操教室へ。
Mさんという友人が参加するときには送ってもらえるので、私も行きます。夫が行く気がないのです。
最近この体操教室は「棒」を使っての動きがあって、これが複雑極まりなく、きちんと動いている人がほとんどいないくらい。みんな別々のことをしている感じで、頭の体操にもなっていますが、私は目が悪いので先生の動きが見えないのですが、でも目が悪いだけではなくて頭も悪いのだとつくづく思い知らされます。
Mさん夫妻にはそのときには我が家でささやかなランチを一緒にしてもらいますが、いろんなお話しができるのがとっても楽しい。
気持ちの良い方たちで、このところ親しく食事に行ったり旅行に行ったりおつきあいしてもらっています。

その夜は夜で、別の友人宅でパーティがあり、ご主人特製のドライカレーを頂きました。
このドライカレー、お金が取れるほど絶品なのです!
年に2度くらいあるこのドライカレー・パーティを私たちは楽しみにしていて、これもお腹の皮がパンパンになるほど食べちゃいました。
カレーだけでなく前菜もすごくて、カレーに専念できないくらいたくさんのお皿が並びます。
お食事に招かれるのってすごくうれしいことで、お野菜の切りかた一つでも私とは違ったりして、それがまた新鮮。
いろいろ勉強になります。
食べ過ぎたので木曜日は茹でたお野菜だけで、身体を整えました。

こうして書くと、ずいぶん享楽的に暮らしているなぁと思います。じっさい楽しい毎日です。
お金がなくても健康であればシニア・ライフはそれなりに楽しめるというモデルケースが私たち夫婦かもしれません。
でもこの年齢になると健康自慢はしないほうがいい。いつなん時、何が起こるかわからない。。
人生って、不意をつかれるものですから。

そんなこんなの一週間でした。
posted by 北杜の星 at 07:41| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月14日

古井由吉「ゆらく玉の緒」

2年ほど前に読んだ「鐘の渡り」の続編のような小説集。
80歳になんなんとする作家がこれまで生きてきたなかで起きたさまざまなできごを思い浮かべる短編が並んでいる。
記憶はあちこちと飛び、時系列なく交叉する。
記憶というものはそういうものなのかもしれない。きっちりはっきりと自分のなかにあるのではなく、浮かんでは消えるうちにはだんだんとおぼろにもなってゆく。

これは古井由吉の小説によく出てくる話だが、ここにも戦災で焼けた家が書かれている。
家族の住処だけでなく、岐阜の父方の実家も焼かれた。その焼ける家を見たことが当時幼かった主人公の原風景となっている。
付き合いのあった知人たちも物故してしまった。
病弱で何度も手術を受け入退院を繰り返した主人公はまだ生きている。
そうした不条理ともいえる想いが、3・11の記憶とともに彼にはあるのだろうか。

内向の世代は私にとってもっとも身近な作家たちだ。
それまでの戦後派にも第三の新人にもぴったりとこなかった私に、日本文学のおもしろさを教えてくれたのが内向の世代だった。
坂上弘、高井有一、阿部昭(彼の短編が大好き!)、小川国夫、黒井千次、山川方夫はこのカテゴラリーに入るのかどうか・・
山川は早逝し、阿部昭もずいぶん前に死んでしまった。高井有一は昨年だったか。
どんどんこの世代が消えて行くなかで古井由宇吉は病気がちながらまだ書いてくれている。
いまや日本純文学の大御所である。

このところの彼はこうした老いた人間の記憶にまつわる作品が多くなっているが、もう少し前までの彼が描く男と女には、なんとも言えないエロティシズムが漂っていて、現実とも幻とも判じかねる境界のあいまいさが本当に素晴らしかった。
文学のエロティシズムとは何か?を彼ほど見せつけてくれた人はいないと思う。
私が友人に「内向の世代作家が好き」というと、「なんで?あんな退屈な本」とばっさり斬り捨てた人がいたが、社会性はないかもしれないが、個として生きる人間の孤独を彼らはその作品のなかで表現している。
私は小説とは「個」を書くものだと思っている。そこに社会性があってもかまわないが、それを書く必然hはあくまでも個人的なことと結びついているはずだ。
内向の世代を毎日読むのは疲れるけれど、居ずまいを正すためにも時には読みたい。

この中で彼の親が美濃の人だったと思いだされるのが、「味噌粥」。
風邪でもなく腹をこわしたのでもないときに、久しぶりに味噌粥を食べたはなし。
その味噌はやはり赤味噌だ。
貧しい食事であったろうその味噌粥に彼のノスタルジーを感じる。
各家庭に味噌の匂いがあると彼は書いているが、たしかに味噌は地方色がある調味料だ。
関西では白味噌、中京では八丁味噌などの赤味噌、信州では淡い色の米麹味噌(我が家はそのなかでも甘目のものを常食してます)、東北はどんなのか知らないが特色があると古井は書いている。
味噌煮込みうどんは赤味噌でなくっちゃね。

だけどあの味噌煮込みうどんのうどんってなんであんなに固いの?まるで茹で不足としか思えない。茹で不足だからあんなに芯が残っているのではないかと思うくらい。
名古屋の人はあの味噌煮込みうどんをおかずにご飯を食べるんです。
まぁ、たこ焼きやお好み焼きとご飯よりいいのかな?
中京では味噌煮込みうどんより、キシメンです。
posted by 北杜の星 at 07:22| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月10日

ハッチの週間身辺雑記

九州の梅雨入りが発表されましたが、ここ八ヶ岳南麓でも雨模様の日が多くなりました。
さいわいなことに、ここではムシムシすることがほとんどないので、不快指数は低いものの、やはり毎日雨雲を見て暮らすのは心理的に鬱陶しいです。

イスラムのラマダンの最中ですね。
なぜ私がそれを気にするかというと、私が一年ほど前に知り合った女性とその夫君がムスリムだからなのです。
現在は世界中でテロが起こり、普通のムスリムの人たちがどんなに心を痛めていることか。
どの宗教にも原理主義者はいます。でもそれはごくごく一部の人間。それをムスリム全体と考える、例えばあのアメリカの大統領のようなわけのわからないことを言う人間がいることで、世の中の一般の人たちがムスリムを誤解してしまっています。

という私も、ほとんどムスリムのことを知りません。
ラマダンのことだって「お日さまの出ている時は何も飲食してはいけない」ということだけを知っていた程度。
そのラマダンは毎年、10日ずつずれるんですって。
それは世界各地に存在するムスリムの人たちが公平にラマダンの期間を過ごすためだそうで、時期がずれなければ、毎年長い時間を食事できない国の人がいることになったり、いろいろ不公平が生じるからだと言います。
真夏の暑いなか、毎年水が飲めないのはツライですよね。
絶対すべての人に断食が義務付けられているのではなくて、病気や妊娠中のひと、幼い子どもたち、それに生理中の女性も食べてもいいそうです。

でもラマダンの本当の目的は断食にあるのではない、というのを初めて彼女から聞いて、これはすごい宗教だなと感服しました。
それは、食を絶つそもそもの目的は浄化することで、、要するにデトックスなんです。
だから体を浄化するために食を絶つ。それだけではなく心のデトックスも同時にする。むしろこっちが目的で、ラマダンの期間には、人の悪くしhを言ったり、悪い想念をもったりしてはいけないと固く戒められているそうです。
・・などなど、知れば知るほどムスリムの本当の教義に心打たれています。

週はじめの日曜日は、視覚障害者のための料理教室があって参加してきました。
料理の前に、食品の保存方法など、じっさいの視覚障害を持つ女性たちの経験トークがあり、みんなそれぞれ工夫をして家族のために料理をしていらっしゃることがわかりました。
そのなかのお一人のSさんは私の点字の文通仲間。お会いするのは初めてでしたが、想像通り聡明で独立心の強い女性でした。(なにしろ下のお子さんが幼稚園に通っていた頃は、目が見えないなかPTA会長をされていたほど)。
彼女のような人にとっては障害があるなしに関わらず、人生をポジティヴに生きられるのだと思いますが、障害をもつ人たちがみなそういうわけではない。
家から出ることなく、PCやスマホなどの機器の使用を知らずに引きこもって暮らす人だったいるのです。行政から受けられるサービスの知識すらない。
都会ではまだ情報交換が頻繁に行われますが、地方においては孤立している人がまだたくさんいます。
そんな人たちが少しでも社会とコミュニケートしながら積極的に活動してほしいものです。

私は時間がなかったので料理教習には参加できなかったのが残念でしたが、一つだけ料理をしていて不便なことがあったので、それを質問したら、料理研究家の先生がいいことを教えてくださいました。
炊飯器の水加減がどうも見えにくくて、どこまで水を入れていいのかわからなかったのです。
「米1合を米専用の180ccカップで測り、米を洗い笊で水切りしたら、水は200ccの計量カップ1杯。これが基本。つまり米の1.2倍の水を入れるということ。
二つの軽量カップを使って水加減するのです。
これなら見えなくても簡単。早速実行してみると、ホント、美味しく炊けました!
こんな簡単なことに気付かなかった私って、マヌケですけど。。

水曜日は東京へ。
3人の友人たちと会う予定だったのが、なかの一人の都合が悪くなってキャンセルとなっていたのですが、夫が東京に行く用ができたので私も便乗させてもらい一緒に出かけました。
4月にずっとお世話になっていた公認会計士さんが1年の闘病の果てにお亡くなりになり、極小事務所とはいえ、今後をどうするかということに。
ラッキーなことに新しく面倒を見てくれる税理士さんがすぐ近くに見つかって、顔合わせをするための東京行き。
決算月が近づいて、「もう、事務所は畳もう」ということになるのかと思ったら、ナント、「あと1、2年ほどお願いします」と言うことになって、私は少々驚いています。
まだ仕事、するんだぁ。。
まぁ、畳むのはいつでも簡単に畳めるので、その時はその時ですけど大丈夫か?
公認会計士さんより税理士さんの方が月々の顧問料が安いんですね。経費が少しでも少なくなるのは大歓迎。

久しぶりの夫と二人の東京なので、西新宿の超高層ホテルで、お鮨のランチをしました。
東京へ行きたがらない夫なので、今はほとんどそのレスランに行かなくなったのに、マネージャーさんがわざわざ挨拶にテーブルに来られて恐縮しましたが、ああいうサービス業の人ってすごいですね。ちゃんと顔と名前を覚えているのです。もっとも数年前までは毎日のように彼はそのホテルで食事をしていたのですが。
美味しい魚でした。
田舎のばあさん化している私には、ホテルの地下駐車場を出てすぐ見える西新宿の超高層ビル群を「ウワァー」と言いながら眺めました。オノボリさん丸出し。
往復4時間、滞在2時間の東京でしたが、列車で行って友人と会うくのとはまた別の新鮮さ。ときにはこういう場をと、二人で話しあった次第です。

楽しいひとときを過ごしてこちらに帰ると、やはりホットとします。緑がいっぱい、空が広くて爽やか。
それに我が家は花盛り。いろんなバラが咲き乱れています。
こんないいところを、でも、引っ越す人もいます。
お隣の山荘の方です。2年前に東欧を旅行中にご主人が突然お亡くなりになり、子どものいない奥さんだけではここを管理できなくなって、大好きだといつも仰っていたここを手放す決心をされたのです。
売るよう依頼した不動産屋が、眺望を確保するために我が家との境界にある木を伐り始めました。
南アルプスが眼前で、しかも前に電線など遮るものがないのですが、20年近くなると木々の生長が激しく、山が見えにくくなってしまっているのです。
とにかく「眺望が売り」ですから、木を伐るのは止むをえません。
ただ、素晴らしい花をつける山桜だけは何とか伐らないでと嘆願して、それは残してもらうことになったので安心しました。

その木の伐採。おじさんがたった一人で行っているんです。それももう70歳近い小柄なおじさん。
ものすごく高い水ナラの木にハシゴを二つかけ、その一つのハシゴを自分が登る高さまで引っ張り上げて木にくくりつけ、片手でチェーンソーを持って枝をはらい、最後に少しずつ幹を落としていくのです。
命綱をつけているとはいえ、すごいテクニック。(その命綱も「それでいいの?」というくらい簡便なもの。夫は「何かあったら、すぐに救急hさ呼ぶから安心して」と慰めにもならないことをおじさんに言ってましたけど)。
これまで大きな木の伐採にはクレーン車に乗った人が木を伐り、それを下に居る人が始末しながら。。という手順で、3人くらいが必要でしたが、それでも「スゴーイ」と見ていたのですが、このおじさん、スゴイなんてもんじゃない。まるでアクロバットです。
夫はすぐにそのおじさんの名前と電話番号を貰っていました。来年には我が家もお願いするためでしょう。
裏の山荘のSさんも同じことを頼んだと言うから、誰もがあのおじさんの仕事ぶりに感動したんですね。
それに重機を使わず人員も少ないのだから、伐採費用は多分安いと思いますが、それよりもなによりも、あの木に登ったおじさんの姿の神々しさをまた見たいです!
どんなジャンルにも「達人」はいるんですね。

そんなこんなの一週間でした。
posted by 北杜の星 at 07:59| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月03日

ハッチの週間身辺雑記

この一週間はのんびり家で過ごしました。
このところ毎週遠出をしていたので、本を読む時間が少なく欲求不満気味だったけど、すっきり解消。
点字の本を含めてかなり読めました。

私は多くを望まない人間で、本当に安上がりだと自分でも思います。
映画と本と猫・・これがあれば人生ハッピー。
それが目が悪くなって、映画がまず初めにダメとなり(60歳過ぎたらシニア料金で観れるというのに、これまで映画に使ったお金が全然回収できません)、でもまぁ、これはなんとか諦められました。
これまでの人生で観た数百本の映画が、脳裏に焼き付いていますから。
本を読むのも苦痛になってきているけど、まだなんとか読めるし、印字の代わりに点字を習ったので、これも大丈夫。
問題は猫ですね。
猫がいない時間をこれから過ごすのかと思うと、とても寂しいです。
私の友人は犬を亡くし、8歳か9歳くらいの犬を新たな家族に迎えたそうです。保護されていた犬です。
そういう年齢の生きものなら、飼うのを全うできるでしょうが、どうも私は二の足を踏んでいて、猫はあきらめるしかありません。

というわけで、大好きなものがまわりから消えてゆくんですね。
でも楽天的なのかなぁ、私。
失ったものを数え立てるよりも、今持っているものを楽しもうとしているのだから、能天気なのかもしれません。
目が悪いから失うだけでなく、歳をとったからとか、他にもひとそれぞれの失う理由というのがあるような気がします。
大切なのは『受け止める」こと。だって、なっちゃったものはしようがないじゃないですか。それだけのことです。

楽しいといえば、日曜日、八ヶ岳アウトレットに行ってきました。
隣町で花市があって、それを見た帰りの途中で寄ったのです。
山林のなかに店が点在していて、高低差があるのでお年寄りにはつらいかもしれません。
いつもは(といってもアウトレットに行くのは2〜3年に一度だけなんですけど)、ウィークデーに行っていたのが、初めての日曜日。
空は真っ青、木々は緑、心地よい太陽・・
そこにヤング・ファミリーたしちが子連れ、犬連れで散歩していました。その姿がなんともハッピーそうで、普段あまり幼い子どもたちを見ることがないので、とってお新鮮でした。
この人たちがいつまでもこうして幸せでいれたらいいな、とソフトクリームを食べながら見続けていました。
こういう場所ってやはり、人出の多い土・日の方がいいみたい。
ファミリーにとってもアウトドアなので、子どもが騒いでも気にならないし、疲れたらベンチもあるし、お弁当を持って来ても、カフェに入って食事をしてもいい。
安全で入場料はなし。。けっこういい週末の過ごし方かもと思いました。

この八ヶ岳アウトレット、あまりいい店がないよなと思っていたのですが、もうすぐ店舗が現在の70から120に増えるそう。それに伴い駐車場も増設されるようです。
どんなお店が来るのか、楽しみ。
私たちがちょっと覗いてみようかという店は今のところ、Beamsくらいで、夫は白い夏用の短めパンツ、私はチュニックを買って、「若作り」します。
Beamsはもう40年くらい前、神宮前の小さなお店から出発したんです。今でいうセレクトショップのハシリでした。
今では大きくなって、衣服にとどまらずライフ・スタイル全般の会社になっています。
当時まだ生まれていなかった若いスタッフのお嬢さんが、感じの良い対応をしてくれました。

今年の我が家のバラはちょっとスゴイです。
どの木も花つきがたくさんで、しかもその花が活き活きしていてパワーを感じます。
深紅、白、黄色、ピンク、そして形容できない不思議な色と香りの大輪のものも。
植えたのを忘れていた木も、今年は他の植え込みの間から咲いているのです。
とくに肥料を与えるわけでもなし、とにかく我が夫は、植えたら植えっぱなし、愛情はあっても面倒はあまりみません。
一カ月に一度くらい、虫除けをスプレイするくらい。
これくらい咲けば、部屋に切り花で飾っても惜しくない。「えー、そんなに切るの」というくらい夫はたくさんのバラの花を切って家に持って入るので、私は少々花が気の毒になるのですが。。
本当のことを言えば、私はバラを植えるのには反対なのです。もっと自然の花の方が好きだからです。
だけどバラはやぱり花の女王。咲けばこれほど美しい花はないです。うっとりします。


ゴールデンアカシアの木の花も今年は本当に咲き誇っています。
アカシアの蜂蜜があるくらい、アカシアはいい香がします。
木の下を通ると、なんとも言えないいい香。蜂の気持ちがわかります。
ゴールデンアカシアは我が家のシンボリック・ツリーとして最初に植えた木です。これからもっともっと大きくなることでしょう。葉っぱの色が緑でもゴールデンっぽい薄緑なのが美しいです。

自然を壊して家を建てたのだから、敷地にはなるべく自然らしい生態系に添った植栽を心がけてきましたが、ゴールデンアカシアは外国の木ですね。
でも気候的にはここ八ヶ岳にぴったりの生育地なので、許してもらいたいです。

ハーブも少し植えています。
以前はいろいろと植えていたのですが、使うのは決まっているし、あんまりハーブの匂いが強い食べものは夫も私も好きではないので、青しその葉、三つ葉、ルッコラ、バジル、パセリ、イタリアンパセリ(これは友人がくれたもの)、それと寒い冬を何度か越してかなり大きくなったローズマリー、タイムは植えたけど雑草の中に埋もれてしまったみたい。
ミントは増えすぎて抜くのが大変。
それに加えてちょっとだけパクチーを植えてみました。これも夏頃になると猛々しく増えるんですけど、生春巻きやフォーを食べるときにはパクチーがないと気分が出ません。
私は大好きなのですが、夫は大嫌い。どうも男性は嫌いな人が多いようですね。
私はスープにも焼きそばにも、なんにでも散らしたいです。
ハーブの香りがふさわしのは夏の料理。これからが出番です。

そんなこんなの一週間でした。
posted by 北杜の星 at 07:47| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

原田マハ「モネのあしあと」

作家になる前はキュレーターをしていた原田マハ。
その彼女がフランス印象派画家モネについて書いたこの本は、学術的なものではないけれど、彼女の「モネが好き!」が心地よく伝わってくる一冊だ。

文明開化で西洋の文化が入ってきた同じ時期に日本に紹介されたフランス印象派絵画。
日本人にとっての西洋絵画といえば、それはもう、印象派なのだ。
バロックでもルネサンスでもない。とにかく学校の美術の授業で教えられる画家のほとんどが印象派。
これほど日本人になじみの深い絵画はないだろう。
そのなかでも最近、モネの名前を見聞きする機会が多いような気がする。
モネの「睡蓮」のあの光。どこか日本画に似通ったところがあるのか、とても日本人好みだ。

この本には原田マハが都内の小さな美術館に勤めていた時に初めて見た、ホンモノのモネの絵との出会いが書かれていて(じっさいはこれ、口述らしいが)、そのアパレル会社のオーナーの絵画コレクションの一つだったらしいが、強いインパクトを受けたようだ。
それはずっと彼女のなかに残ったのだろう。
後に作家として書き、直木賞候補作品となった「ジヴェルニーの食卓」にもあるように、印象派のなかでもモネに対する想いが続いているようだ。

日本人は幸運なんですね。
印象派絵画を買い集めた先見の明を持つ先人たちがたくさんいてくれたおかげで、外国に出かけなくてもそれらを見ることができる。
彼女も書いているが、今どんなに中国やアラブの大金持ちが印象派絵画を求めようとしても、不可能らしい。

昔の日本の富豪は投資のためでなく、文化を愛するゆえに、それらを購入していたのだ。
日本とフランスの間のコネクションがそうあったとは思えないが、少しのそのコネクションはしかし、太いものだったようで、モネから孫のようにかわいがられた日本人富豪もいたようだ。
そのおかげで、現在日本中にはおよそ30点ものモネ作品があるというからすごい。

ブリジストン美術館(東京)、大原美術館(岡山)、ひろしま美術館(広島)、サントリー美術館(東京)、松岡美術館(東京)、笠間日動美術館(茨城)、アサヒビール大山崎山荘美術館(京都)では庭園に咲く睡蓮の花とモネの「睡蓮」の競演が楽しめるという。
また現代美術館においてもモネを所蔵していて、地中美術館(香川)や河村美術館(千葉)でも見ることができる。
(まぁ、日本ではコンテンポラリー作品だけではお客さんは来ないから、目玉作品としてお客を牽引するためにも必要なのかもしれない。そういう場合の印象派として、ルノアールじゃぁね、やはりモネということになるのではないだろうか)。

香川の直島の地中美術館にはモネが数点あって、モネの庭が作られていて散策することができるが、モネの「睡蓮」の部屋に入るには靴を脱がなくっちゃいけない。
あれがどうもイヤで、外国人の見学客もずいぶん多いのだから、あれは一考する方が良いのじゃないかと思う。

でもこんなにモネが日本にあるなんて、、これはうれしい驚き。
キュレエーターの彼女なので、モネの絵画説明もちゃんとあります。
「風景の一部を切り取る構図、筆跡を残す絵筆の使い方、モチーフの極端な抽象化(これこそが現在でもモネのファンが多い理有だと私は考えている)・・などをどのようにモネが手に入れたかが「モネのあしおと」を読めば、アート作家原田マハらしく書かれている。
posted by 北杜の星 at 07:33| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月27日

ハッチの週間身辺雑記

一週間があっというまに飛び去ります。
先週の土曜日は前述したように、こちらのホテルで結婚披露宴を執り行う娘のために、花嫁のの母を含め3人の従妹たちがやってきました。
40年ぶりに会う子もいて本当に懐かしかった!
「子」と書いたけれど、みんなもう60歳代。でも私にとっては彼女たちはいつまでたっても「子」で、彼女たちも私のことを昔のように「おねえちゃん」と呼んでくれます。
ガールズ・トークならぬ姥桜トークで盛り上がりました。
私はクラス会などに出席するのが大嫌いな人間で、どんなに誘われてもお断りなのですが、「もしかしたら、クラス会ってこんな感じなのかな?」と彼女たちと話していて思いまし
案外、楽しいかも。

友人が見事な宮崎の完熟マンゴーを送ってきてくれたのは月曜日のこと。
麗麗しく箱に入ったそのマンゴーは、箱を開けた時から南国の甘い香りが漂って部屋中をみたしました。
さっそくその夜に豪華なデザートとなり、大満足。
マンゴーはもっと先の夏の盛りに、沖縄の友人から毎年送らて来て、それはもっと素朴な感じでそれはそれですごく美味しいのですが、やはり宮崎マンゴーはフルーツの王様の味です。

火・水と友人2組と一緒に新潟の上越市の海岸沿いの宿に一泊旅行をしました。
その1組の夫婦がその日なら参加できるというので、急きょその日に行くことに。
途中、小布施に寄って蕎麦の昼食。、街歩きを楽しみました。
小布施の街はもう数十年前から、宮本さんという建築家が旧い街の再生街づくりをしてきたので、とてもいい感じ。
そうした街づくりのなかには変にテーマパークっぽくなってしまうところもあるのだけど、小布施はそんなことがまったくなくて、ちゃんと街の住人が日常を送っているのが歩いていても感じられます。
昨年も新潟に行った際に、往復ともに寄っていて、今回は小布施が初めてという人がいたので、それは是非ということになったのです。

暑い日で、冷たい蕎麦がことのほか喉をうるおしてくれました。三昧蕎麦と3種の蕎麦がでるのですが、最初の普通のせいろが一番美味しかったとは、みんなの意見。
昨年は蕎麦の後で、お気に入りのフランス菓子の店でお茶をしたのですが、火曜日はお休み。
その店のシュークリームが大好きなので残念でした。ここはパンもなかなかで、ブリオッシュやクロワッサンが買えなかったのも心残りでした。
その代わりに、以前は小布施になかった「寒天パパ」の店のテラス席で、まったりと豆寒天やあんみつを楽しみました。
「寒天パパ」は同じ長野県でも南州の伊那にあるのですが、小布施に支店を出しているのです。
ここで買い物をして、車を置かせてもらって、街歩き。
友人がここでたうさんの寒天製品を購入したのは驚きで、「そんなに寒天好きなの?」と訊いたら、「うーん、寒天を見たら、今自分に必要なのは『寒天だ!』と思ったんだ」と真剣な面持ちで答えるので大笑い。
便秘でもしているのかな?

宿はまぁそんなに大したことはなく、評判の日本海の魚もそれほどではなかったけれど、6人で11時過ぎまでお喋りをて、とっても楽しかった。
帰りは長野市に。
長野市といえばもう善光寺。ここしか見るものはないというくらい。
ここも初めてという人が2人いました。私たちは何回か来ているのですが、駐車する関係でこれまで参道から入ったことがなかった。
寺にはやっぱり表からはいらなければいけませんよね。
着いたのがちょうど12時近くだったので、本堂でご本尊の幕が上がって拝観できると言われたので、正座しました。
ほんの10秒間とのことでしたが、その倍くらいは見ることができました。

でも私は、善光寺のご本尊は御開帳の時ですら見ることはできないし、長い間、寺の人でさえ見たことはないと、なにかで聞いていたので、あれは本当に「ご本尊さま」だったのだろうかと疑問に思い、帰ってネットで調べてみました。
ご本尊は百済の国から贈られた日本最古の仏像といわれています。
けれど私たちが拝観きたのは「本物」ではなかったのでした。
「お前立ち」と呼ばれるいわゆるレプリカ。
でもレプリカといっても長い間、善光寺参りをする信者たちから、祈りの対象となってきたので、魂は入っていると私は思っています。
幕が上がって、金色の仏像を見ることができたのは幸いでした。
私の目には仏像の詳細はわからないのですが、でもなにか神々しいものがそこにあると感じることができました。

それからみんなで有名な真っ暗闇の「お戒檀巡り」を。
本当の闇です。
右手で壁や柱をさすりながら進むしかない。
ここを抜けると、私たちは生まれ変われるのだとか。
闇から光のある場所に出て、そこでまた友人たちとまた出会えた。。そんな体験ができるのです。
なんど体験しても、ちょっと怖くて、そしてありがたい。

昼食は参道にある旧本陣の荘厳な建物にあるイタリアン。
ここは人気のレストランで、私たちはお参りをする前に予約していたのですが、それでもかなり待ちました。
とにかくこの建物が素晴らしいのです。
和洋折衷の建物は大正14年に出来たのだそうで、調度品もその当時のものが多くレトロです。
でもトイレなどの設備は最新式。
こんなすごい建物だというのに、レストランはイタリアンのせいかカジュアルでリーズナブル。
以前から私たち夫婦は昨年の夫の誕生日に、クーポンが使えるJALシティホテルが近くにあるのでそこに泊まってここにディナーを食べに来ようかと話していたのです。
でもどういうわけかその話がポシャっていたので、今回みんなで楽しめたのはなによりでした。
みんなも気にいったようで、「今度はディナーに来た」ということに。
誰かのお誕生日にでも、ですね。

遊びにかまけて、点字を書く練習が全然できてません。
宿題を出されていると言うのに、それもしていない。。
今日午後のレッスンの先生の顔がまともに見られませんね。。
来週はこれという予定がいまのところないので、頑張ります、
(でも読むのはすごく速くなったんですよ!)

私はこんなに能天気な暮らしをしてるのだけれど、50歳前半の私の大好きな友人が、お母さんの介護でだんだん大変になっています。
私の母と同じ認知症があるので、これからの経過が想像できるだけに心配です。
なにか少しでも彼女の心をラクにしてあげたいのだけれど、どうすればいいのか?
そうでなくても彼女は心配性で考え過ぎのことがある誠実なひと。
私のように「なるようにしかならない」といういい加減さも時には必要なんだけど。。
でも彼女は夫婦仲がとてもいいので、それが大きな救いです。彼と一緒に乗り切ってほしいですが、50歳代からというのは、親の介護の年齢なんですよね。
(それが終わると、今度はもう自分たちのこととなるのですが)。

そんなこんなの一週間でした。
posted by 北杜の星 at 07:36| 山梨 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月20日

ハッチの週間身辺雑記

今年はいろんな樹の花つきが良いようです。
とくに小梨は「来年は枯れちゃうんじゃないか」と心配になるくらい、狂ったように花をつけました。
小梨の樹は本来ならもっと標高の高いところに自生する樹で、蓼科にはたくさんあって、5月下旬から6月上旬には山が小梨の花で白く見えるところがあるほど。
蓼科の我が家でも毎年庭に数本ある小梨が美しく、蓼科を離れてこちらに住み始めたときに夫に頼んで「蓼科を思い出すよすが」に植えてもらいました。

カンボクもたくさんの白い花が咲きました。
植えてからもう10年以上。なかなか咲いてくれなかったのがここ3年ほど前からこの地になじんだようです。
夫が室内に飾るためにボンボン枝を伐って来ます。
そのたびに私は胸が痛みます。
私はどうも咲いている花を伐れない性分。なんかかわいそうなんですよね。
そのくせ花を飾るのは大好きという矛盾を抱えています。
目が悪くなって悲しいのは、花が見えなくなって花を活けられなくなったこと。
一応小学校6年生のときから華道を習っていたものの、もっぱら「投げ入れ」が好きで、ヤマブキやユキヤナギを思うさま活けるのは本当に楽しいことでした。
どういうわけか、私が花を活けられなくなってから、何個もの花器が割れてしまったのです。
あれは不思議な現象で、私の目とともに花器も消えちゃったとしか言いようがありません。

それらの花器はほとんどが義母の形見でした。
夫の母は花の作家さんで、毎月盛岡、高崎、神戸、長崎のカルチャーセンターに出張教授で行っていました。
彼女はいつも私を自分の流派の「R」に引き込もうとしていましたが、そんなオソロシイコトはとんでもないと逃げ回っていたのです。
私にはとてもそんな独創性はないのです。
我が家では現在では、夫が自分で伐って、自分で投げ入れています。
「ちょっと変だな」と思っても、そのままにしておく私です。夫が活けたと知らない人は「なんて下手な奥さんだろう」と思うでしょうね。
これから我が家の庭に咲くのは、ガマズミ、ヤマボウシ、エゴノキです。
庭木より自然の樹が好きです。その樹に咲く花が大好きです。
花水木を好む人が多いですが、私は断然ヤマボウシの方が好み。
ずっとずっと以前、アメリカに桜を贈った返礼に、花水木がアメリカから日本にやって来たのだと聞いたことがあります。。、以来花水木はすっかり日本に定着し、強い性質なのか街路樹にもたくさん植えられています。
花水木は「アメリカヤマボウシ」とも呼ばれます。
ヤマボウシの花は切れ込みが深く、木自体もずっと大きくなるようです。そのため花が咲き始めるのに時間がかかり、6年前に植えた我が家のヤマボウシは数えるほどしか花が咲いてくれません。

今週の月曜日は東京から私の友人がゴルフにやって来ました。
彼女は私の夫やその友人夫婦と一緒にラウンドしました。(私はお留守番)。
そのM子さん、「このところ悪いのよ」と言いながら、その日は上出来。ほぼ独り勝ちしてルンルンと帰って行ったとか。
中央自動車道の集中工事で、いつもなら2時間なのに渋滞で動かなく5時間かかったそう。
それでもルンルン気分は続いたそうで、渋滞が苦にならなかったのはなによりでした。

それから今週は南信州は大鹿村に、筍を食べに出かけました。
30年以上通っている宿でランチを出してもらうことになって、6人で押しかけたのです。
筍はそこでも今年は不作とのこと。でも自分の山で採れたものなので、美味しかったです。
期待していなかったのに、鮎が出てびっくり。
もうあのあたりは鮎が解禁なんですね。夏の鮎と比べると小ぶりですが、骨も柔らかくて本当に美味でした。
鮎というのも、年齢を重ねるごとに好きになる食べものです。
(幼いころの夏休みに、おばあちゃんの家に行って、叔父が錦川で釣って来た鮎を毎日食べさせられるのがイヤでイヤで、早く家に帰ってお肉を食べたいと思ったものです。)
口福の一日でした。

この宿には二つの峠を越えて行きます。
一つは「杖突峠」で、これを超えてしばらく走ると、桜と大奥の絵島が流刑されたので有名な高遠です。
もう桜の季節は過ぎていたので静かでしたが、この峠にお茶屋さんがあって、そこからは諏訪湖と霧ヶ峰や八ヶ岳のパノラマが楽しめるんですよ。
初めてここらの景色を見るひとはみんな、「わぁーっ、すごい」と声をあげます。
我が家からここまで走ると、ぴったりのコーヒータイムなので、いつもここで休憩。コーヒー、美味しいんです。
もう一つの峠が「分杭峠」。
ここは磁場の強いパワースポットして週末になるとすごい人出になるところ。
峠の下に大きな駐車場ができて、そこからシャトルバスが運動されるというから驚きです。
私たちが大鹿村に通い始めた頃は、ひっそりとした誰も来ないような場所だったのに。。

今日の午後、何十年ぶりかで従妹たち3人と会うことになっています。
正確に言うと、従姉の子どもたちなのですが、彼女たちのうちの一人の娘(つまり従姉の孫)が、八ヶ岳にあるリゾナーレというホテルで、結婚披露宴を催すのです。
そのために山口県の岩国市から彼女たちがやって来るので、「会おうよ」ということになり、でも到着するのは午後1時過ぎ、それからお昼を食べて、披露宴は5時からとか。
着替えもしなくてはいけないし、写真撮影もあるしで、会うというより顔を見るだけかもしれませんが、それでもいいでしょう。
こんな機会はもう親戚の誰かのお葬式くらいしかないでしょうからね。。
披露宴の主役のYちゃんは、イギリス留学中に彼と知り合い、帰国後横須賀で一緒に暮らしはじめ(相手の男性のお父さんとも同居)、最近入籍、そしてこのたび披露宴の運びになったのです。
最近はこのパターンが多いですね。
私の知っている若い人たちのほとんどが、同居、入籍、結婚式という順序。
まぁ、結婚前に一緒に住むのはいいことだと思います。だってどんなに長期間のお付き合いでも一緒に暮らさないとわからないことってたくさんあるもの。
とにかく「おめでとう」です。

このため、毎週土曜日の視覚障害者講習はお休みさせてもらいました。
iphone教習の2回目だったのですが、先生からは私のレッスンは6月末までと言い渡されてしまったので、ちょっと焦っています。
なにしろ覚えが悪くて。。
見て認識することができないので、ぜんぶを記憶する必要があるので大変なのです。
しかも動作が音声だと異なるんです。
2回タップとか2本指タップとか3本指フリックとかいろいろあって、でもこうしたアクセシビリティは障害者にとってはありがたいです。

朝晩は冷えこんでいた八ヶ岳南麓ですが、ようやく暖かくなってきたようです。
来週も遠出があるので、体調を整えておかなければ。。
posted by 北杜の星 at 07:47| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月13日

ハッチの週間身辺雑記

ゴールデンウィークが終わり、期間中この町を出ることなく過ごしたのでちょっと退屈。
だから月曜日には松本までドライブに。
私の住むところは山梨県と長野県のほぼ境にあって、松本へ行くより甲府の方がやや近いのだけど、甲府に行ってもとりたてて何もない。
大きなショッピングモールが郊外にできたため街が空洞化してしまい、中心地でもシャッター通りとなっていてさみしい。
もともと(失礼だが)街中に見どころもない。
そのため、足をのばしてどこかにちょっととなると、長野県ということになるのです。

長野県の県庁所在地は長野市なのだけど、松本は旧制一高があったためか街になんとなくレトロな雰囲気があるし、テーマパークのようになったきらいはあるものの、蔵造りの街並みは統一感があって美しく、散歩しようかという気になります。
美味しい蕎麦屋がたくさんある。お茶する店もある。ふらりと覗きたくなるギャラリーだってある。
ほんの3〜4時間ほどの滞在でも、田舎暮らしの私たちには「街歩き」がたのしめるのです。

蕎麦もコーヒーも街歩きも終わって帰宅してから、大切なことに気付きました。
病を得た友人の平癒祈願をした四柱神社の前を通ったというのに、お礼参りをするのを忘れてしまったのです。
友人は3週間の入院で本復したというのに。。とんだ恩知らずでごめんなさい、神様。
次回、行く時には必ずお参りしますので。

火曜日の午後は夫がハーフのゴルフを誘われました。
誘った人は午後を一緒に過ごせなくなった私に申し訳ないと思ったのか、私をゴルフ場のレストランのランチに招待してくれました。
私は夫と一緒に過ごすのも好きですが、一人で過ごすのも大好きなので、そんなに気を使ってもらわなくてもいいのですけどね。
でもそのゴルフ場は本当に景色が素晴らしいところで、富士山、南アルプス、八ヶ岳がぐるりと360度見渡せます。そのうえ桜は終わったけれど、花々とグリーンがとってもきれい。
注文した「春野菜の天丼」にはアスパラ、たらの芽、ノビル、蚕豆、わらびなどの天ぷらがどっさり乗っかって、なかなか下のご飯に到達できませんでした。
誘ってくれた友人はブルース・ギターがプロ級に巧い男性で、ブルース好きな私はいろいろブルース情報を彼からもらえるのがうれしい。

この日の夕方、友人がわざわざ届けてくれたのが、広島は鞆の浦の「鯛の浜焼き」!
郷里から突然送られて来たとかで、大きな鯛をきれいに半身にしてありました。骨も全部取り除いてあった。
半分は温めてわさび醤油で、半分はざっくりとそぼろにして鯛茶に。
この鯛茶はご存知の方もあるかもしれませんが、松江の料理旅館「皆美」の鯛茶と同じ食べ方で、三つ葉や青ネギや胡麻や海苔などの具と一緒に鯛の浜焼きの身を乗せて、上からだし汁を張る上品なもの。我が家の大好物なのです。
春の瀬戸内の鯛は絶品ですね。贅沢な夕食をごちそうさまでした!

水曜日にはヘア・カットに。
私の髪はベリー・ショートに近いので、伸びるとうっとうしい。でもなんだかんだとあって1カ月以上行けないことも。、本当は4週間に一度は最低行きたいのだけど。
3カ月まえから担当の美容師さんに、眉のカットもお願いしています。
芽が見えなくなってメークで何が困ると言えば、眉カット。
視覚障害のある女性は入れ墨(アートメーク)をしている人もいますが、あのタトゥーはしてすぐはすごく不自然だし、だんだん薄くなる。
そしてもし必要となってもMRI検査が受けられなくなる。。
そんなこんなで考えていたら、「そうだ、美容院でしてもえばいいんだ」と気付いたのです。
これでスッキリ。目の周りのムダ毛もなくなりました。

木曜日は車のエアコンのガスのチャージにフィアット甲府まで。
ここは以前はアバルトは扱っていな方けど、最近はアバルトを販売するようにになり便利です。
エアコンは冬の間も時々いONにしてくださいと言われていたのだけど、そうでなくても極寒地のここ。たとえ乗っていないときだって冷房をつける気にはならなくて、ガスが抜けてしまいました。
先日30℃近いときにスイッチを入れたら弱い風がでるだけ。
来週は遠出をする予定があるので、「これはイカン」と持って行ったのです。
オイル交換もしてもらったので、1時間弱かかりました。
その間、ショールームのアバルトやアルファロメオやフィアットを「ふーん」と眺めていました。
ちょっと素敵な2シーターのスパイダーがあったけど、坐ってみるとどうもSHが低すぎて乗り降りが大変、腰にも悪そう。
ここらへんでトシを感じますね。
春の埃で汚かったボディや内部もきれいにしてもらって、早速エアコンをつけて帰りました。

夫が留守の昨日の金曜日、GWの間は窓ガラスの掃除をしていなかったこともあって、家事にいそしみました。
フローリングを水拭き、網戸も拭いて、屋根部分のテラスも水ぶき。
私、掃除機をかけるのは嫌いでも、雑巾を持っての掃除は好きなんです。
フローリングは時には這いつくばって拭くと本当にきれいになります。これはけっこうな運動にもなるのでいいですね。
私は一生懸命何かをしているところを人様に見せるのがイヤな性格で、これは私が見栄っ張りだからだと思うのですが、夫にもそうした姿を見せたくない。
だから家事は彼のいないときにしています。
そのため彼は私のことを、すごーく怠け者の奥さんと思っているようです。本を読むか猫と遊ぶ私の姿しかほとんど見ないのですから。
でも私は彼からはそう思われていたいのです。つまりはこれが私のささやかな美意識。
髪ふり乱すところは見せたくないなぁ、いつの間にか料理ができてる、気がついたらきれいになってる。。というのが理想です。

今日は午後から視覚障害者のためのiphone教習に先生が来て下さいます。
すべてヴォイス・オーバーでの操作を習います。
たくさん覚えることがあるのは大変だけど、この年齢で新しいことができるのはいいことだ思って頑張ります。
おかげさまで点字を読むほうはずいぶんと上達しました、(書く方はまだまだ。。)

・・というのが私の一週間でした。
posted by 北杜の星 at 07:17| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

ハッチの週間身辺雑記

なんとも爽やかなゴールデンウィークで、真っ青な空と澄みきった空気に包まれて幸せに毎日を送っています。
高原なので朝晩の冷気はあるものの、これがこの時期のヨーロッパを思わせて、「あぁ、このGWを海外で過ごす人もたくさんいるんだな」とうらやましくなります。

さすがGWです。
毎日のように友人がやって来てくれて、食事をしたりお茶したり。
「あら、下の方からバイクの音」と思っていたら、久しぶりの友人がヘルメットを脱ぎながら訪れたり、
突然、「蛸飯を作るから、食べに来て」とのお誘いもありました。
お誘いがあると喜んで馳せ参じます。とくに食事への招待はうれしいもので、食材の切りかた一つとっても料理の仕方が私と違うところが面白く勉強になります。
今回は蛸飯伊の他にもサプライズが。
なんとお味噌汁のなかにゴロンと丸のままのフルーツトマト!
こういう創作料理を作らない私にはとっても新鮮でした。

あるギャラリーのGWイベントで、コーヒーの淹れかた講習と玉子サンドの会に友人たちと行ってみました。
これは昨年も催され、前回はケーキ付きでした。(でもあのケーキ、小さかったんだよね)。
今年の玉子サンド・バスケットはボリュームもあり、バラエティにも富んで、なかなかのお味。
それもそのはず、メディアでも有名な料理研究家の「グー・林恵子さん」が作ってくださったのです。
林さん、関西出身者らしくトークにユーモアがあって楽しい女性でした。みんなゲラゲラ、クスクス笑いながら玉子サンドを食べていました。
コーヒーのほうは前と同じ講師でしたが、淹れ方は微妙に違っていて、これはいろいろ試してみて進歩したのか、昨年教えてくれたあれは何だったのかと思いましたが、豆はブラジルで焙煎の少し強めのものが人気のようでした。
私は酸味のあるコーヒーより苦味が好みなので、焙煎は強い方がいいです。

バタバタしているとどうしても本が読めません。それも小説が読めない。
小説というのはある程度、一気呵成に読まなければ面白くないんですね。数ページちびちびと読んでいると気が抜けてしまう。
だからエッセイとか健康本とかノンフィクションになって、小説飢餓で欲求不満です。

筍が不作のようです。
「猫にまたたび、●●(私の名前)にたけのこ」というくらい筍好きの私には困った年です。
春先に雨が少なかったのが影響しているのか、このあたりはとくに絶不出来。
そんななか、自分の土地に出て来た筍を毎年届けてくれる友人が、「今年は少なくて」と言いながらも、貴重な筍を今年も持って来てくれました。
なにしろ掘ってすぐの筍です。柔らかくて本当に本当に美味しいのです。
届けてくれたのは、私たち夫婦の最年少の友人です。
彼は今春、大学を卒業し地元の企業に勤め始めた社会人一年生。
どづいう知り合いかというと、夫と車友達なのです。
そのS君は中学生のときに野山で採集したカブトムシを売って、そのお金で旧いフランス車のルノー・キャトルを買ったのです。
もちろん未成年なので名義はお父さん。運転するのもお父さん。
S君はひたすら自分がキャトルを運転できるようになる日を待ち望んできました。
でも大学は埼玉に下宿。休みの時帰省してしか乗れません。
彼はキャトルに乗る人生を選び、地元に就職。
筍はキャトルとともにやって来たというわけです。(ちなみに彼の家には今やキャトルが4台あります!)

夫のキャトルは床に穴があいて、とうとう手放しました。(こちらは寒冷地なので道路に凍結防止の塩カルを撒くので、それが旧いボディを腐食させるのです)。
でもその車は他のキャトル歴の長い方が買い受けてくださり、見事に復活。今も現役で元気に走っています。
S君つ行旅行には憧れのフランスに行って、たくさんのフランス車を見たことでしょう。
またスペインにも足を延ばし、スペイン人のキャトル仲間たちとも交流したようです。単なるツアーの卒業旅行では味わえない思い出深い旅となったにちがいありません。

そうそう、そのS君は山梨県ではちょと名が知られているんです。
幼いころから縄文文化に興味をもっていた彼は、中学生のときに自分の家の庭に自力で縄文住居を造ったのです。
それが話題になって、テレビや新聞などで紹介され、町を歩いていると「あなた、縄文坊やね」と声をかけられたり。。
その坊やが立派な青年になったのは、なんとも頼りがいがあってうれしいことです。
律儀にも我が家にまでフランス土産を筍とともに持って来てくれて、なんだか申し訳ない気持ちです。

私のGWは終わりです。
今日の午後は甲府から、しかく障害者の社会訓練のため先生が来て下さいます。
iphoneの音声機能をフルに使っての教習。ちゃんと覚えられるかな?
まぁ休み明けの緩んだ脳ミソだから、ゆっくりゆっくり勉強します。
posted by 北杜の星 at 07:26| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月29日

ハッチの週間審判雑記

いよいよゴールデン・ウィークですね。
途中を休めばけっこう長い休暇となるので、旅行するひとが多いことでしょう。

こちらは今、山桜がきれい。
鶯も鳴き始めています。冬鳥と春夏鳥jの入れ換わりとなりました。
これからは「山笑う」の季節。山の緑の重なりは目を奪われるほど美しいです。

先週、目がゴロゴロして眼科に行ったら「逆さまつげ」と言われたt書きましたが、これって加齢現象なんですって。
つまり目の周りの筋肉が衰えて、瞼が目の内側にめくれるのが原因だとか。
眼瞼下垂という、上瞼が下がって眼球の真ん中より下にきて、モノが見えにくくなる病気は知っていて、これは私の夫も数年前に手術をうけました。
(この手術は美容整形なら手術費が高いのですが、病的な下垂ならば健康保険が適用されます。術後、先生は夫に「カワイイ目になりましたよ」と言ったそうです)。
内側に瞼がめくれるなんて考えてもいませんでした。
歳を取ると本当にいろんなことが起こるんですね。
軽いステロイド剤目薬で、4日間で治りました。

iphoneはまだ全然慣れません。
欲しない画面が出てばかりで困っています。これまで使っていたガラケーとはコンセプトがまったく違うので、まずこれに慣れることが肝心なのですが、頭の固くなった私には大変です。
でも早くリマインダーやメモなどを駆使できるようになりたいです。
それらもすべて「音声」で出来るのですが、これは見える人に訊ねてもわからない人が多いので、視覚障害者支援の先生にお任せしようと思っています。
でも、新しいことをするのは難しいけど、楽しい。
この楽しさがある限りは、まだ大丈夫かな?

山梨県北杜市といっても、市町村合併で新しくできた市の名前なので、全国的には周知されていないかもしれませんが、「清里」とか「小淵沢」があるところと言うと、「あぁ、あの」とわかるのではないでしょうか。
その小淵沢がこのところちょっと新しい風に吹かれています。
リゾナーレという素敵なホテルがあるのですが、リニューアルのためしばらくクローズしていたのが先週からオープンとなりました。
ここはホテルの建物がドーンとあるのではなくて、まるでイタリアの山岳都市のように「路」があって、その両側に客室が並んでいるという、かなり変わった造りで、そぞろ歩きにはもってこいなのです。
これまで何回かオーナーが変わっていて、現在はあの星野グループの経営となっています。
山梨県や長野県の若い女性にとっては憧れの結婚式場でもあります。
だけど、客室の下にあるショップはどうもパッとしなかった。美味しいカフェもあまりなかった。どの店の小品も値段が高過ぎ。
でもリニューアル後に覗いてみたら、かなり期待できそうなお店が並んでいました。雑貨の店もセンスあるアウトドア派になっていたし、ちょっとランチすrにも気軽に利用できそうなところが多くなっていました。
GWはすごい人となることでしょう。

ランチと言えば、これも新しいお店が小淵沢にできたのです。
アルソアという自然化粧品が小淵沢に本社を持っているのですが、この本社はイタリア人有名建築家のマリオ・ベリーニ設計で、社員食堂は玄米菜食。
なかなかお洒落な会社です。
そこのすぐ近くに新たな施設が出来たのです。ホールとか研修施設とかがあるのですが、カフェ&レストランもできました。
建物は若手日本人女性建築家。施設の「女神の森」、カフェが「奏樹」というネーミングには気恥ずかしいものがありますが、空間は素晴らしい。
早速ランチに行ってきました。
ここもアルソア本社と同じように、基本的には玄米菜食。三つあるメニューに一つだけサーモンが入っているのがあってこれを注文。
サラダは好きなだけお替わりをボールで持って来てくれます。私は2回もお替わりしちゃいました。
プレートにはいろんな種類の野菜や粟などの穀物。男性でもこれならお腹いっぱいになるんではないかと思わるくらいの量でした。
爽やかな広々としたスペースで、これから周りの緑が整うともっと落ち着くことでしょう。
リゾナーレにしてもここにしても、訪れる場所が増えるのはうれしいことです。
昨年火事を出して休業していた清里の「ロック」も、今週から再建されました。
「ロック再建募金」が行われたほど「ロック」ファンは多く、カレーや地ビールの人気もさることながら、「ロック」の文化的役割はこのあたりの人たちにとっては伝説となっているほど大きなものがあるようです。

GWの私たちの予定はいまのところ、二つだけ。
今日のランチには蓼科時代の友人夫婦が恒例のGWテラス・ランチにやって来てくれます。
いつも笑ってしまうのですが、こちらは春でも蓼科はまだまだ冬っぽさが残っています。その証拠に彼らの服装が冬服のまんま。
それを見ると「あぁ、蓼科からだ」と思ってしまいます。
昨年ポルシェを買ったので、それに乗ってビュイーンとやって来ますが、旦那様のほうはワインを飲むので、帰りは彼女が怖々と運転して帰ります。
それがとってもカワイイ。

もう一つは明日のランチ。
絨毯ギャラリーがGWに催す珈琲と軽食の会に参加します。
我が家の暖炉の前に敷いてあるギャベはこのギャラリーで購入したもので、暖炉の火の粉が飛んでところどころ焼け焦げができていますが、しっかりしていて重宝しています。
食卓の下用にも欲しいのですが、「これはいいな」と思うものは、半額セール期間中でも100万円するので、とてもとても手が出ません。
夫は薄い絨毯よりは厚手のギャベの方がお気に入りなのですが、私は値段が高いのなら薄手のほうが好きです。
じゅうたんに関しては意見が合わないのがなによりで、もし合えば「買おうか!」ということになるやも。。
そうなれば大変ですからね。

もしかしたら、その他にも友人との食事予定ができるかも。
でも旅行とかはないです。静かに家出過ごします。
南アルプスも八ヶ岳もまだ白く雪をかぶっています。山桜と雪の山・・ここがもttも美しい季節なのです。

そうそう、毎年GWになると掘ったばかりの筍を届けてくれる友人がいるのですが、今年は筍が絶不出来と聞きます。
なにしろ掘って1時間以内の筍、そうでなくても筍大好き人間の私にはたまらない美味しさなのです。
どうなるのかな?もし採れなくてもそれは仕方ないので、せめていつものように顔は見せてほしいものです。
posted by 北杜の星 at 07:58| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

ハッチの週間身辺雑記

こちらの今年の桜は、昨日やっと2分咲きになったかと思ったら、今日はもう満開という感じで、気がせかされます。
火曜日の天気予報は悪かったけど、その日しかダメという友人夫妻に合わせて、「雨ならまぁ、部屋から桜を観よう」とお花見を決行。
そしたら夜中の強い風が雨雲を押しのけたのか、見事な快晴になってくれ、テラスは暑いほど。
6人のお客さまとともに計8人の宴は、蕗や高野豆腐の煮物、グリーンアスパラのサラダ、豚ヒレカツ、夫の作った出汁巻き玉子、いなりずしとおむすびなどなどを並べ、友人がこれはいつものようにホットサンドを作って持って来てくれ、みんなで楽しみました。
筍が今年は不作らしく、いい筍が手に入らず、煮物が少し物足らかったのは残念でしたが。
散会の後で冷蔵庫を見ると、先日知多半島で買い求めた、わかめとシラスの酢のものが鎮座していて、出すのを忘れたのに気付き、がっかり。こういうことは私にはよくあることで、いつも夫から「バカだなぁ」とあきれられています。今回も夫は台所のカウンタートップにシラスが落ちていて、「あれ、シラスの料理はないのか」と思ったそうで、思ったのならちょっと言ってくれればいいものを、、

このお花見には、友人の母娘が参加してくれました。
お嬢さんといっても結婚されているのですが、彼女の身長は176センチ!夫と同じ高さです。
女性がそれだけの背だと、ものすごく大きく見えますね。でも彼女はスレンダーでモデル体型。
素朴で、東京生まれなのですが、こちらの山の生活が性に合っているそうです。
赤ちゃんができたけど、妊娠8か月で突然母子ともに危険な状態になり、本当にお気の毒に赤ちゃんを失ってしまわれました。
母体も歩くことさえできなくなる衰弱ぶりが1年以上続き、、このところようやく体調が回復し、笑顔がもどってきました。
だから今回のお花見に顔を出してくれたのが、とってもうれしかったです!

今週のビッグトピックは、ガラケーからiphoneに替えたことでしょうか。
「えーっ、今までスマホじゃなかったの」と驚かれるかもしれませんが、私はほとんど家に居る人間だし、家には3台のPCがあるし、これまでスマホの必要性はなかったのです。
でもだんだん目が見にくくなったため、スマホ、それもiphoneの視覚障害者対応機能の優秀さに、とうとう買い換えを決意。
すべて音声でできるように、今週から先生に教えてもらうことになりました。
甲府からやって来て下さるこの先生は、これまで点字とPC教習をしてくださった同じ先生。
このK先生はこれらの教習以外にも、白状訓練や盲導犬との歩き方など、視覚障害者の生活支援をいろいろ教えてくださいます。
昨年7月から点字教習を始めたので、もう10カ月となります。
教習が終わっていろいろお話しするのが楽しくて、K先生が毎週訪れなくなったら、さぞ寂しくなるだろうと心配いですが、iphoneの習得には、電脳人間ではない私のことなので、きっと時間がかかると思われるので、もうしばらくはおつきあいができそうです。

この先生、優しい方なのですが、タスクはしっかり出されます。
同じ視覚障害のある方の練習のために、PCメールを送ったり、私の点字力アップのために上級者とのお手紙交換を言い渡したり、作文の宿題もばっちり出ます。
劣等生の私は、忙しいと、それらの宿題がはかどらず、つい「すみません。。」ということに。
でもメールはともかく、点字を書くのは集中する時間がなければ私のレベルではなかなか書けないのです。
家事をして、友人たちと付きあって、用事で出かけるとすぐに数時間経ってしまうし、印字と点字の本を読む暇さえこのところないほどなんだかんだと忙しい。
先生には悪いけど今週も「ごめんなさい」となりそうです。

このiphone、タブレットをつけてもらったので、これから旅行に行く時などに便利ですね。
さっそく夫があれこれいじって、何が何だかわからない画面が出るようになってしまいました。
トップ画面はどこ?と困ったものですが、こういう人間の方が、向いているのでしょうね。
だけど他人のスマホに手を出さないでほしい。。

奈良旅行に行く前日ごろから、右目がゴロゴロ不快でしたが、あれこれとあったり、少し症状が軽減する日もあって、眼科に行かなかったのですが、やっと時間ができて昨日、いつもお世話になっている先生のところに行ってきました。
私は疲れたり熱がでるとすぐに口唇ヘルペスが出るので、もし角膜ヘルペスだといけないと心配でした。(それにしては2週間も放置していたのですが)。
それでなければドライアイかなと。
診察結果はなんと、「逆さまつ毛」!
それほど長いまつ毛でもないので思いもしませんでした。抜いてもらって、目に少し傷がついていたので軽いステロイド目薬を出してもらいました。
3日もすれば薬はもう必要ないそうで、安心しました。
ついでに来月の定期検診もすませちゃいました。
右目の中心視力はもうほとんどないので、以後は視野検査はナシにしてもらうことに。
これで次回からは検査の疲れが少し減ります。あの視野検査って疲れるんですよね。だんだん検査機器が進化して時間が短縮されたとはいえ、ぐったりしてしまうのです。

あと数日は桜が残るかな?
でも標高の高いところに行けば、まだまだこれからのところも。
GWの観光客は桜が楽しめそうです。
posted by 北杜の星 at 07:30| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月15日

ハッチの週間身辺雑記

今週のブログは奈良旅行のため書けなかったので、久しぶりの記事アップです。

それにしても寒かった!
出発前に天気予報をチェックし寒いのは覚悟していたけれど、あれほど寒いとは。クリーニング屋さんに出す前の真冬のジャケットやダウンを持って行って正解でした。
晴れ女の私だというのに、火曜日はまるまる一日冷たい雨。
風邪気味の夫が心配でしたが、出かける前にはホテルのバスタブで足湯をして体を温めたので、無事でした。

何をした、どこに行ったというよりも、ひたすら「桜」を見た旅行でした。
どこに行っても桜、桜。
桜って本当に華やかな花なんですね。思わず「わぁー」と歓声が出ます。梅の花でもツツジでもこうはいかない。
あと桜の花に匹敵するものがあるとしたら、秋のモミジの紅葉でしょうか。
あれも「わぁ」と見とれますが。

室生寺に寄って、でも奥の院どころか五重塔までも登る気は寒さのためにしなくて、ちょこちょこっとお参りをしただけ。
それでも36年ぶりの室生寺は懐かしかったです。
数年前の台風で大きな被害を受けた五重塔は修復されていますが、なんだか新しい資材で作った塔を見たくなかったのも、登らなかった理由っでした。

吉野山の桜も満開のはずでしたが車の渋滞を考えると、吉野は一泊お山で宿泊して、夜桜を含めて楽しむのが一番と、これは次回ということに。
奈良の町を歩いたり、バスの一日500円券を購入してバスに揺られたり、どこに行くとの予定は立てずに過ごしました。
東大寺の二月堂には行きたかったので、すごい観光客をかき分けて一応、大仏様を拝んで、二月堂へ。
あの高みから見る奈良の町が美しいし、二月堂脇の土塀と石畳みの坂道を下りたかったので大満足。ここまで来ると観光客は全然いません。
ここも桜、桜。
夫もこの道の美しさに感じ入っていました。

バスで30分の浄瑠璃寺にも行きました。ここはもう40年くらい前まだ一緒に暮らす前、夫と訪れた寺です。
行政区としては奈良ではなく京都ですが、奈良に組み込まれている「当野(とうの)」という地域で、他には岩船寺があり、石仏が道々に置かれている鄙びたところ。
昔から私は浄瑠璃寺が大好きで、奈良に行くたびに訪れたいところなのです。
浄瑠璃寺は派手さの内草花の生息する庭なのですが、まだ少し季節が早かったようでした。

「奈良は田舎くさくて」とあまり好きではなかった夫も、今回の奈良は楽しかったようです。
大和野菜の食事を堪能し(京野菜は有名ですが大和野菜も種の保存に力を注いでいます)、「野菜って本当に美味しいね」と前菜からメインまですべて野菜のコースに結構満腹になりました。
でも説明を受けた野菜の名前はほとんど聞き流して覚えていない。大根だけでも5種類、芋だって数種類出たというのに、記憶にあるのは「ヤマトイモ」だけ。つまり、何にも新しい名前は何にもおぼえられなかったということ。情けない。。
お店の方があんなに一生懸命、説明してくださったというのに。

関西の鰻は蒸さずに焼きます。だからふわふわではなくカリカリ。これが大好物なのでやはり鰻好きの夫と行きたかった店へ。
カリカリパリパリ、生臭くなくって美味しかったです。
ただ以前に行った時にはそうは感じなかったのだけど、今回のご飯は少し柔らか過ぎでしたね。
柔らかいご飯が嫌いな私には不満が残りました。
関東の鰻屋と異なるのがお漬け物にもあらわれていて、さすが奈良。奈良漬も添えられています。

奈良につきあってくれた夫へのご褒美に、彼の大好きな本場ナポリとまったく同じ味というふれこみのpizzaを食べさせてくれるイタリアンに夕食に行きました、
奈良市内から車で1時間の大阪寄りの香芝市というところにある店です。
便利の良い場所とは言えないのに、店は大繁盛。
「ほんまに本場ナポリなのか?」とまず、ごまかしのきかないマリナーラを注文。
マリナーラはピザ生地にトマトソースとニンニクとオレガノだけが乗ったもので、私はこれがpizzaの基本だと思っているのです。
前菜よりもなによりも真っ先にこれを持って来てもらいました。

これが衝撃的!!
本当にナポリと同じなんです!!
小麦粉などすべての材料がナポリと同じとは言うけれど、それだけで同じ味になるわけではありません。
きっちりナポリで修業し、毎年ナポリに行って味を体に覚えさせ、日本風には絶対しないぞの気概がなければ出せない味でしょう。
私も夫も「創作イタリアン」が嫌いです。
アレンジすればするほど不味くなると考えているからです。
一度くらい食べるのなら美味しいかもしれませんが、そんな偽物、いつもいつも食べたくはありません。
たとえば外国で、「変にアレンジされた日本料理」なんて食べたいと思いませんよね。すくなくとも私は思わない。
奇妙的列な「sushi」など、考えただけでイヤ。
それと同じで、イタリアンだけでなく、何料理であっても、基本を外した料理は好きじゃない。
インドのカレーは美味しいし健康にいいけれど、日本のカレーライスを毎日食べたら多分体に良くないと思う。あれと同じです。
とにかく香芝市の「マガジーノ」の味は、オソルベシ本場の味でした。
完全脱帽です。
しかも二人で1万円しないのだから、東京と較べるとすごく安い。
次回、奈良に行くときにも、必ずこの店に行きたい!
1時間のドライブが苦になるどころか、ワクワク感が募ることでしょう。


奈良に2泊。帰りは三重県の旧東海道の宿場町の関宿を見学し、知多半島へ。
南知多のカフェで友人夫婦と待ち合わせ、その日は魚の宿に泊りました。
彼らは小淵沢なのですが、奈良で冷たい雨のあの火曜日は、小淵沢は雪が積もったとか。「雪で閉ざされて、来れないかと思ったよ」と笑っていました。
民宿に毛の生えたような宿でしたが、漁師さんの宿だけあって、魚は新鮮そのもの。
鯛や鯵やたいら貝の刺身、がざみ(渡り蟹)、ふぐ、愛知の名物大アサリ、ホウボウの煮つけなどなど、ふだん山の中にいる私たちには幸せな海の幸でした。
今年は強風のために、あさりがまったく採れないそうです。大あさりはまだなんとか採れるようですが。

じつはその日は、私たちの大切な友人が東京の病院で手術を受ける日でした。
旅行は手術の前々から決まっていたことなので出かけましたが、ずっと旅行の間、彼の無事が気になっていました。
速、命に関わる病気ではいものの、難病で症例数が少なくて、心配していたのでした。
でも手術成功との報にホッとしました。
退院して回復したら、みんなでどこか旅行を計画したいです。この年齢になると健康が一番です。

宿の人に「おさかな広場」を教えてもらって、魚の買い付けに。
保冷箱を車に入れて来たので、今が旬のシラスとかわかめやひじき、刺身などを買って帰りました。
こういう時にはつくづく、「海のそばに暮らしたいな」と思います。
我が家の方から魚を食べに行くとなると、熱海や湯河原方面か、ここ知多半島方面か、新潟や富山。
それぞれ違う魚が食べられるので、秋冬は日本海、春は知多方面となるかな?

寒かったけれど、暑いのが苦手な私にとっては疲れが出なくて、あんがい良かったかもしれません。
歩いてもへばらなかった。
寺の階段もなんのそので登れたし、食欲も落ちなかったです。

旅行の間、何回か「ハッチはさびしがっていないかな?」とふと思ってしまいました。
ハッチがいなくなったから、こうして旅行に出かけられたのに、まだハッチの不在に慣れていないのですね。
秋にはこれまた大好きな近江路にでも行こうかと、帰りの車の中で話しました。

我が家の桜は寒さのために、開花が始まったところ。
私たちの帰りを待っていてくれてありがとう!
来週はお花見ができるかな?
posted by 北杜の星 at 08:04| 山梨 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月08日

ハッチの週間身辺雑記

かなり暖かくはなったものの、このあたりの桜は例年より1週間遅れのようです。
韮崎市や北杜市には観光バスがやってくる桜の名所が多いのですが、もうちょっとみたい。
あのノーベル賞受賞の大村さんの美術館と温泉の近くの「鰐塚の桜」の開花がぼちぼち。
肝心の我が家の桜のつぼみがようやく色づいてきたところかな。

でも今年はもう衣替えを決行しました。
来週は奈良旅行なので、その前にしちゃいましょうということになって、これは例年より少し早いのですけど。
春と秋の衣替えは大変。
ロフトの衣装箱を下ろして、また上げるのは、あと数年したら重労働になることでしょう。
それまでにすべての衣服をウォーキング・クローゼットに収納できるようにしなくてはと、思ってはいるのですけどね。

ゴルフのマスターズが始まりました。
私は十数年前にゴルフは止めたのですが、モノゴトはなんでもそうでしょうが、少しかじっただけでも楽しむことはできます。
そういう意味では、なんであれ経験することは意味あることです。
マスターズと言われて思い浮かべるのが、作家の丸山健二です。
彼はもちろん(この「もちろん」は彼の作品を読んだことがある方ならわかりますが)、ゴルフなどまったくしない人。
それでもマスターズのテレビ中継は毎年欠かさず観ているそうです。
なぜなら、マスターズのコースの植栽の素晴らしさ。
毎年、コースのあちこちの植栽は変化しているそうで、それを観るために(見たくもない)ゴルフのテレビを点けているのでしょう。
彼は庭に命をかけていて、その庭のストイックさがじつに彼らしいのですが、マスターズはそんな彼にとっても参考になるのですね。

我が家に新しいエスプレッソ・マシーンがやって来ました。
これでエスプレッソ・マシーンは4台目。最初はもう30年近く前、カプセルではなく粉を使っていて面倒でした。
今回、ネスプレッソからのお知らせで今買い換えると半額になるということで、どこも悪くはなっていなかったのですが、新しい機種はカプチーノを作るのがボタン一つで簡単、しかも普通のカプチーノだけでなくラッテ・マッキァートもできるというので、思い切りました。
これまでのマシーンは、ミルクを別に泡立てる必要があったのです。
これで週末の朝のラッテ・マッキァートが楽しめるようになりました。
我が家では飲み物はすべて夫の役割。これは大いに助かります。
どういうわけか、日本茶でもコーヒーでも、自分で淹れるより、誰かが淹れてくれる方が断然美味しく感じるものです。
だからこればかりは夫に感謝です。

ときどき私は「今日はご飯作るの、イヤだ!」と外食になるのですが、毎朝食担当の夫は「今朝は作るのイヤだ」とは言わない。
まずお白湯を沸かして飲み、それから人参ジュースを作って、金時生姜の入ったミルクティを作って、トーストを焼いて・・
後片付けも彼がします。
考えてみれば、エライ!
もう少ししたらフレンチ・レストランが、朝食を始めるという噂があるので、もしかしたら時にはそこで朝ごはんということになるのかな。
そのレストラン、朝と昼だけの営業だそうで、夜は家族で過ごしたいと営業はしないとのこと。
それは正解です。こんないいところに住んで、あくせく働くことはありません。
なにかを得るには、なにかを捨てる。。彼は夜の営業を捨て、華族との一時を選んだのです。その英断にエールを送りたいです。

パン屋が和菓子屋になったり、教育勅語を小さな子らが唱えたり、イヤな世の中になりつつあります。
人間は過去のことを忘れるんでしょうか。歴史から学ぶのではなく、愚かな歴史を繰り返すばかりなのか。
気が重くなりますが、来週の奈良の春を歩きたいと思っています。吉野山の桜はさかりでしょうか。
奈良、近江路、山陰はいつでも行きたい、大好きな場所。どこも派手さはないけれど、その落ち着きがいいいのです。
帰って来るころには我が家の桜も咲き始めていることでしょう。

posted by 北杜の星 at 07:18| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月01日

ハッチの週間身辺雑記

今日から4月。
でも春が足踏みしているようで、寒い朝です。
明日、私の友人が月曜日の小淵沢CCでのゴルフのための前泊をする予定だというのに、小淵沢は雪。
プレイできるのか心配です。
明日の夜は彼女とともにみんなで夕食しようと、お店を予約してあるのだけど。

それでもやはり季節はl変わりつつあるようで、どこかからキジの声が聞こえてきます。
ときどきキジと出会いますが、オスは本当に立派で美しい。メスはあまりきれいじゃないけど、姿を見るのはやはりうれしい。
なんだか特別な鳥に出会ったような気になります。

自分の庭に来たそのキジを捕まえて食べちゃった友人がいるのですよ。
彼は信州は上田出身。幼い頃に鶏を潰して食べた記憶があって、その手順も覚えていて、キジを殺して血抜きをして、羽をむしって食べたと言うのです。
ワイルドですねぇ。
味は硬くてまずかったとか。
キジ鍋にしたのか?ローストにしたのかは聞きませんでしたが、思わず顔をまじまじと見てしまいました。
彼ならなにが起こってもサバイバルできるでしょうね。
でもそれ以来、彼がコワイ。
もしもし、まったく食料がなくなったら、私、食べられちゃうかも。。という気がどこかに。

それに較べると、私たち夫婦はヤワです。彼のようなワイルドさが足りません。
大変なことは自分でしようとはせず、お金で解決しようと、最近では草刈りさえ人手を頼みにするようになりました。
でも、みんな言ってます。「お金で解決するのが、結局は一番安くつくのよ」と。
なぜなら、アラ・セヴンティともなると、筋肉疲労が激しくて、鍛えていない身にはあとあとまで影響が残るんです。
それでマッサージにかかったり、整形外科に行ったりすると、かえってお金も手間もかかるということ。

そんな我が家ですが、薪作りと暖炉の煙突掃除だけは、夫が自分で「する」と言います。
薪は頂くので、それを他人任せにはできないし、煙突は以前煙突掃除屋さんに依頼いしたところ、長い柄のついたブラシで「一突き」3万円だったのに腹を立て、以来絶対にお願いしなくなったのです。
屋根に上るので危険なので、煙突掃除こそ頼んで欲しいのだけど、あの3万円がよほど気にくわなかったのでしょう。

田舎暮らしはいろいろすることが多いです。春ともなればなおさら。
冬の間に落ちた庭の枯れ葉を拾い集めるだけで大変。なにしろ都会と違って敷地が広いし、まわりは木ばかり。
葉っぱをそのままにしておく方が土のためには良いという庭師さんがいますが、見た目がそれでは汚くて、その下から生える植物がなかなか成長できないのでかわいそうでもあります。
庭をしたくて蓼科からこの里山に下りて来た夫なのですから、せいぜい頑張ってもらいましょう。

寒いのですが、春のポカポカ陽気が私の体には辛いのは毎年のことで、どうもこの季節は調子が悪く、この寒さがちょっとした中休みとなっています。
暖かくなると疲れやすいし、気力も出ない。
まわりの自然界の新陳代謝についていけないのでしょう。そんなときは、できるだけ少食にして消化器官に負担をかけないようにしています。
昼ご飯は玄米むすびを2個、黒ゴマ塩だけで食べます。
玄米は胃に悪いんじゃないの、硬いから、という人がいますが、よーく噛んで噛んで、80回くらい噛んで食べるととってもいいんです。
それとお白湯を飲みます。
お白湯はデトックスに最適な飲み物。基礎体温を上げるには、朝起きたらお白湯、寝る前にお白湯が一番だそうです。(これは最近読んだ金原ひとみの本の中にも書いてあったのでびっくり、パリに住む彼女のもお白湯を飲んでいるのかしら)。
胃の悪い時にはとくにお白湯は効果があるのです。
お白湯が効くなんて、一番いいですよね。お湯を沸かすだけでいいのだから。

私は面倒くさがり屋なのでたいした料理はしませんが、出汁をとるのと、玄米を焚くのだけはちょっと自慢できるのです。
電気釜で玄米を焚く人がいますが、あれははっきり言って不味い!
私が玄米を買う自然食品店の主も、「玄米は電気釜なんかで焚くもんじゃない」といつも言っています。
美味しいものじゃないと、どれほど体に良いと言われても、2回や3回は続いても、ずっと続くものではない。
本当の玄米の美味しさのために、是非とも圧力鍋で(あfればその中にカウムカム内鍋を入れて)、焚いてほしいと思います。
玄米の美味しさに開眼しますよ。
玄米を焚くときには必ずお塩を一つまみ、入れることをお忘れなく。
玄米はカリウムが多いので、ナトリウムで中和しますし、いろんな毒素を消す役割をもっています。

玄米がどんなに美味しくても、散らし寿司や丼物のときには、白米を使います。
なにがなんでも玄米というこだわりは今はありません。
時々白米を食べて「美味しい」と感じ、また玄米を食べて「やっぱり美味しい」と思うのはどちらも幸せなことです。

それにしても、「キジも鳴かずば撃たれまい」というけれど、鳴かなくても捕まえられて食べられちゃうこともあるので、くれぐれも小淵沢あたりに出没するときには、気を付けて、キジさん。
posted by 北杜の星 at 09:17| 山梨 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする